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最近の日常【令和6年3月第4週】 [日常]

〔キャッシュカードが届いた話〕
キャッシュカードが破損したので再発行をお願いしていたが、無事に到着した。
磁気カードからICカードへのパワーアップです。
ICカードだと偽造防止に強いと言われており、その仕組みを何かで読んだ気もしますが、すっかり忘れました。
けどまあ、磁気カードと比べると情報量を多く入れられるので、その分だけ強いのかなあと。
あくまでなんとなくですが。

〔銀行のアプリを勧められる話〕
いまはなんでもかんでもアプリの時代になっている。
銀行でも支払いでもスイカでもなんでもかんでも。
けど、自分はできるだけアプリは避けて分けるようにしている。
何でも携帯に入れてしまうと、携帯を無くしたり破損したりするとアウトなのと、なにより情報を抜かれた時が怖い。
いま無料ファイファイがそこら中にあり、やはりセキュリティ上のリスクを感じてしまうので。
ということで、ということで、自分は銀行系のアプリは入れないことにしています。はい。あうと
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【映画】バイオハザード・ザ・ファイナル [映画評]

シリーズ6作目で堂々完結です。


バイオハザード:ザ・ファイナル [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

バイオハザード:ザ・ファイナル [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2018/07/04
  • メディア: Blu-ray



ストーリーは前作の続きです。
人類最後の居留地への攻撃が迫っています。
その中で、アリスたちはアンブレラ社の地下研究所、バイブに侵入し、抗ウイルス薬の確保を目指します。
待ち構えるのは仇敵のアルバート・ウェイカー議長。以前、倒したアイザック博士もいます。
アリスが倒したと思ったアイザック博士は実はコピーで、自らこそ本物と名乗ります。
様々なトラップを潜り抜け、アイザック博士との最後の戦いが始まります。
という感じです。
シリーズ物は続くと迷走することが多いですが、バイオハザードは6作目できっちり仕上がっていると思います。
シリーズ1~6まで通してみると、大きな意味で「行って帰る」物語です。
シリーズ1作目は、バイブに侵入するところから始まります。そして、主人公たちは様々な冒険をして、このファイルナルでバイブに戻ってきます。
この構成はたまりません。シリーズ物の醍醐味でしょうか。
無駄に仰々しいトラップとか、アンブレラ社幹部の目的など、ちょっと無理かな、と思う部分はあります。
けど、アリスの記憶喪失に隠された謎とか、アンブレラ社のセキュリティシステムAIであるレッドクイーンの正体とか、コピーと本物が入り混じり、本物とは何かというテーマ性とか、ここまできっちり伏線を回収しながらまとめる脚本は見事かと思います。
ミラジョボビッチのアクションも、シリーズで最高だと思います。次々と襲い掛かる危機に、仲間たちの協力と死。細かいタイムリミットの設定。
エンタメ映画としてよくできていると思います。
製作費40百万ドルと前作より抑え気味ですが、興行収入は3億12百万ドルと前作より大幅アップ。大成功作品となりました。

シリーズ完結かつ最高傑作を楽しみたいひとのために!
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【書評】杉本昌隆『杉本流相振りのセンス』 [書評]

相振り飛車の戦術本です。


杉本流相振りのセンス

杉本流相振りのセンス

  • 作者: 杉本 昌隆
  • 出版社/メーカー: マイナビ出版(日本将棋連盟発行)
  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Kindle版



相振り飛車には様々な形があり、それだけに定跡化されにくい部分があります。
その中でも相三間飛車を中心に、手順を細かく解説していきます。
ただ、実戦で相振り飛車になることはなかなか少なく、その中でも相三間飛車はかなりレアです。
先手中飛車に対する後手三間飛車はけっこありますが、普通に考えれば左玉に構えるのがよさそうですが、その手順は他の本で紹介しているからとバッサリ切られています。
幅広く知りたいひとには向きませんが、相三間飛車を深く知りたいひと向けだと思います。

相振り飛車の研究をしたいひとのために!
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【掌編】齊藤想『持つべきものは』 [自作ショートショート]

第29回小説でもどうぞで最優秀賞をいただいた作品です。

本作はある女性作家の短編小説の構造を研究し、その構造をベースに作成した作品です。
自分は印象に残った作品のマネをよくします。自分が良いと感じた作品のエッセンスを吸収したいからです。
ということで、ベースとなった作品を知りたい方は、こちらの無料ニュースレターで紹介します。
次回は4/5発行です。



・基本的に月2回発行(5日、20日※こちらはバックナンバー)。
・新規登録の特典付き!

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〔高橋源一郎 小説でもどうぞ〕
https://koubo.jp/article/26038

〔作品 齊藤想『持つべきものは』〕※作品はこちらからお読みください。
https://koubo.jp/article/26040

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最近の金融・投資【令和6年3月第3週】 [金融・投資]

〔先週の株式市場〕
祝日が1日あったので開場は4日間。
自分の持ち株は++++の4連騰で、先週のマイナスを取り返し、さらに金曜日のプラスで上回る。
ここまでのバウンドは珍しいかも。
おかげさまで3月トータルもプラスをキープです。
なんかこうも毎月上がり続けると、反動が怖いです。いまから心を整えておかないと。

〔ヒューリックの株主優待の話〕
ヒューリックを300株以上保有すると、3年未満は3000円相当のグルメカタログギフトを1点、3年以上は2点もらえる。
昨年頼んだ餅クリームが見当たらないので、今年は「たんかん」を頼んでみる。ミカン系だけど、生産量が少なくて珍しいらしい。
もうひとつは昨年度に続いて「紅玉シブースト」。到着するのが楽しみです。
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【映画】バイオハザード5/リトリビュージョン [映画評]

サービス精神満点のアクションエンタメ映画です。


バイオハザードV リトリビューション [Blu-ray]

バイオハザードV リトリビューション [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2013/06/26
  • メディア: Blu-ray



本作は前作のラストシーンからの続きになります。
貨物船をアンブレラ社が急襲します。
目的はアリスの奪取。アリスは捕らわれの身になります。
アリスはアンブレラ社の研究所から脱出を図ります。協力者は前作のメインビランであるアンブレラ社の議長です。アンブレラ社のセキュリティAIが暴走し、人類を危機が迫っているので、アリスの力をかりるためです。
研究所は各種シミュレーションのため、世界各地の大都市を模したセットが並んでいます。
アリスは東京、モスクワ、などなどを超えて脱出に成功します。
この辺り、サービス精神満点です。様々な都市でのアクションを見せるのに、上手い理由を考え出したものです。
第2作以来となるジルが登場します。
第2作のジルは黒髪ショートカットだったのに、本作では金髪ロングとまるで別人です。
同じキャラならそこは揃えて欲しかったかも。
第1作で登場したミシェル・ロドリゲス演じるレインも再登場ですが、こちらは同じ容姿で分かりやすいです。ミシェル・ロドリゲスはワイルドスピードシリーズにも出演していますが、だいたい同じキャラですね。
ラストはクローンレインとジルとの格闘です。ジルは目覚めますが、苦戦の末にレインを倒します。
そして議長と再会しますが、ここでアリスは再びウィルスを注入されます。
アリスは対ゾンビの最終兵器として、戦いの最前線に送らるところで映画は終わります。
製作費65百万ドルで興行収入2億40百万ドルですから、前作より成績が下がったとはいえ成功作だと思います。

素直に楽しめるエンタメ作品を鑑賞したいひとのために!
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【書評】萬年甫『動物の脳採集記~キリンの首をかつぐ話~』 [書評]

解剖学者が、戦後間もない時期に様々な動物の脳を採集したときの抱腹絶倒記です。


動物の脳採集記―キリンの首をかつぐ話 (中公新書)

動物の脳採集記―キリンの首をかつぐ話 (中公新書)

  • 作者: 万年 甫
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 2021/05/01
  • メディア: 新書



時期としては昭和20年代後半から30年代が中心です
文献もなくぶっつけ本番で挑むのですが、キリンの話が傑作です。
当時は高速道路もなく、研究費もなく、移動はすべて電車でした。
動物園に頼み込んで、死亡したキリンを解体し、脳をホルマリンの瓶にいれたまでは良かったですが、さて現場では脊髄が取り出せない。
キリンの首を切り取って研究室に電車で持ち帰ることにしたのですが、布でぐるぐる巻きにして駅員に呼び止められたら「釣り竿です」とごまかそうとしたのに、途中で死後硬直が解けて、キリンの首がへたって頭の上に乗っかってきた話はとにかく面白い。
ゾウの話では、いろいろと脱線して、戦後まもなくの時期に公開された映画『ゾウを食った連中』の話になり、さらに調べてシナリオを探し出したりして、とにかく自由奔放な筆がさえまくります。
ちなみにハンドウイルカの命名を提案したのは著者だそうです。

とにかく面白い新書を読みたいひとのために!
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【映画】バイオハザード4/アフターライフ [映画評]

少しマトリクス的な映像を楽しめる映画です。


バイオハザードIV アフターライフ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

バイオハザードIV アフターライフ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2015/12/25
  • メディア: Blu-ray



バイオハザード3から1年後。
複製されたアリスたちは、残されたアンブレラ社の施設を襲っていました。ここでメインビランである議長の仲間も見殺しにする冷たさがアピールされます。議長とオリジナルアリスは飛行機の中で格闘をしますが、アンチウィルス薬により力を奪われ、飛行機は墜落します。
その後、助かったアリスは生存者を探す旅に出ます。アルカディアには汚染がなく、食料もシェルターもあるという放送が流れています。
3で生存者の一部をアルカディアに送ったのですが、アリスはその場所を見つけられません。
そうこうしているうちに、ハリウッドで刑務所跡に立て籠る生存者数名を発見します。
そこでアルカディアは貨物船であることを知ります。
アルカディアにたどり着くまでにはゾンビの群れをかき分ける必要があります。
アリスたちはゾンビと戦いつつ、排水溝を伝ってアルカディアに乗り込むことに成功します。
しかし、そこには乗員がだれもいません。
実は、このアルカディアはアンブレラ社による生存者をおびき寄せる罠でした。
議長はそこで人体実験を繰り返していたのです。
船内で、アリスと議長の最後の戦いが始まる……というストーリーです。
今回の映像は、スローモーションが多用され、バレットタイムのような映像もあります。
マトリクスⅠ~Ⅲがが1999~2003です。
本作は2010ですから、マトリクスに影響されたのかもしれません。個人的にはこの映像は好きですが、動きとしてはキアヌリーブス演じるネオや、ヒューゴ・ウィ―イング演じるエージェントスミスの方がインパクトがありますね。体のそり具合といい。
構成としては手堅い作りです。冒頭でメインビランを明示して、最後にビランを倒して終わる。
メインビランが脱出する場面も、冒頭の戦闘を伏線をして利用しています。
捻りや人間描写が足りない気がしますが、気軽に楽しめるエンタメとしてはよいと思います。
バイオハザードシリーズの象徴ともいえるゾンビ犬もラスト近くで登場です。
あと、ゾンビになった中島美嘉が前作と同じく出演し、今回はがっつり暴れます。
製作費はシリーズ最高の60百万ドルを費やし、興行収入も3億ドルとシリーズ最高を大幅に更新しました。興行的に大成功です。

マトリクス的な映像を楽しみたいひとのために!
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第4期ヒューリック杯女流順位戦展望【中盤戦】 [将棋]

※◎○▲は開幕前の予想です。

[A級]◎福間香奈 ○加藤桃子 ▲伊藤沙恵
 https://www.shogi.or.jp/match/hakurei/4/a.html

折り返し点まできて、福間女流五冠が5連勝と首位です。1敗は伊藤女流四段だけなので、場合によっては最終戦を待たずに挑戦者が決定する可能性もあります。
残留争いは熾烈です。1勝3人、2勝3人と混戦です。順位の悪い塚田女流二段は、次戦が伊藤女流四段、その次が加藤女流四段戦なので正念場です。

[B級]◎鈴木環那 ○香川愛生 ▲中井広恵 
https://www.shogi.or.jp/match/hakurei/4/b.html

全勝はなしで、1敗1名、2敗5名とこれまた大混戦です。最後は順位が物をいいそうなので、2敗ですが中井女流六段と鈴木女流三段が少し有利かもしれません。1敗の和田あき女流二段も上位陣との対戦が終わっているが強みですが、順位が悪いため1敗するだけで昇級圏外になります。負けられない戦いが続きます。
残留争いでは0勝5敗の中村女流四段はさすがに苦しいか。順位2位なので、1負差になれば残留のチャンスがでてくるのですが。
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【書評】井上靖『天平の甍』 [書評]

昭和32年発表の、芸術選奨文部大臣賞です。


天平の甍(新潮文庫)

天平の甍(新潮文庫)

  • 作者: 井上 靖
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/02/07
  • メディア: Kindle版



第10回遣唐使で派遣された4人の若い留学僧たちが、鑑真を日本に招きいれるまでを描いた歴小説です。
小説なので、実在の人物と架空の人物が混じっています。実在の人物についても、その人物の行跡はほとんど知られていないので、ストーリーのほとんどが作者の想像です。
主人公は普照です。彼が4人の中間地点に位置します。
鑑真招聘にもっとも力を入れるのが栄叡。
留学僧という立場を放棄し、唐土を放浪して世の中をもっと知る道を選ぶのが戒融。
唐人と結婚し、家庭を築いたのが玄朗。
この4人以外に、架空の人物ですが、過去の遣唐使船で来唐し、貴重な経典を日本に持ち帰るためにひたすら写経に没頭する業行が登場します。
歴史小説ではありますが、歴史的な事実より、日本を遠く離れた土地で暮らす4人の若者たちの生きざまを、長い時間軸で写し取って行くことに主眼がおかれています。

これはあくま自分の捉え方ですが、著者は業行に普通の人々が健気に生き続ける姿を投影し、シンパシーを送っているように感じます。
業行はひたすら写経をするだけで、仏教における真理を理解することも、教義の深淵を除くこともできませんでした。
そして、自らが写し取った写経とともに帰国の途につき、難破し、自らの命とともに生涯をかけてなしえた仕事の成果を失います。
残ったのは、偶然にも南方に置き去りされた2箱分の写経のみです。
普照は帰国後に、この業行の姿を思い浮かべます。
これが著者なりの人生観なのかなと感じました。

井上靖の歴史小説を読みたいひとのために!
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