【公募情報】高血圧に関する川柳・標語コンテスト2024(川柳標語・2/29〆) [公募情報]
高血圧予防は大事です。
〔主催者HP〕
https://www.jpnsh.jp/info_senryu.html
主催者は日本高血圧学会ですが、特別協賛にオムロン、協賛にカゴメが入っています。
オムロンは血圧測定器のメーカー、カゴメといえば野菜ジュースです。
高血圧予防には、測定もさることながら、減塩増カリウムも大事ということだそうです。
今年のテーマは「変化、変動、転換、異次元」だそうです。
応募締め切りは令和6年2月29日です!
<募集要項抜粋>
募集内容:川柳、標語
テーマ :変化、変動、転換、異次元
最優秀賞:賞金10万円
応募締切:令和6年2月29日
応募方法:主催者HP
〔主催者HP〕
https://www.jpnsh.jp/info_senryu.html
主催者は日本高血圧学会ですが、特別協賛にオムロン、協賛にカゴメが入っています。
オムロンは血圧測定器のメーカー、カゴメといえば野菜ジュースです。
高血圧予防には、測定もさることながら、減塩増カリウムも大事ということだそうです。
今年のテーマは「変化、変動、転換、異次元」だそうです。
応募締め切りは令和6年2月29日です!
<募集要項抜粋>
募集内容:川柳、標語
テーマ :変化、変動、転換、異次元
最優秀賞:賞金10万円
応募締切:令和6年2月29日
応募方法:主催者HP
最近の日常【令和6年1月第5週】 [日常]
〔迷惑メールが増えた話〕
自分の携帯はメールがないので、yahooを愛用しているが、急激に迷惑メールが増えた。
理由はよく分からない。
けっこう昔から使っているアドレスなので、いまさらなんだかんだという話もないとは思うのだが。
まあ、見ないで捨てるだけなので、実害はないとはいえねえ。
〔天下一品のカップラーメンを食べた話〕
関東ではなじみが薄いが、奈良在住のときは近所に店舗があってたまに食べていた。
あの独特のドロッとしたスープは好き嫌いが分かれる。
自分も最初はダメだったが、食べているうちに、徐々にはまったといいますか。
で、天下一品のカップラーメンが発売されているので食べてみる。
あのスープがどこまで再現できるのかと思ったが、予想よりドロドロしていた。
いやあ、最近のカップラーメンのスープ再現技術はすごいですね。
やっぱり本物のほうがいいですが、この再現度は感服です。
自分の携帯はメールがないので、yahooを愛用しているが、急激に迷惑メールが増えた。
理由はよく分からない。
けっこう昔から使っているアドレスなので、いまさらなんだかんだという話もないとは思うのだが。
まあ、見ないで捨てるだけなので、実害はないとはいえねえ。
〔天下一品のカップラーメンを食べた話〕
関東ではなじみが薄いが、奈良在住のときは近所に店舗があってたまに食べていた。
あの独特のドロッとしたスープは好き嫌いが分かれる。
自分も最初はダメだったが、食べているうちに、徐々にはまったといいますか。
で、天下一品のカップラーメンが発売されているので食べてみる。
あのスープがどこまで再現できるのかと思ったが、予想よりドロドロしていた。
いやあ、最近のカップラーメンのスープ再現技術はすごいですね。
やっぱり本物のほうがいいですが、この再現度は感服です。
【書評】緑川聖司『とりこまれる怪談 あなたの本』 [書評]
自分の人生がかかれている本があったら、どうしますか?
第1部と第2部に分かれており、第1部の主人公は高校生です。
なにかが足りないものが売っている「ひとかけ屋」で主人公は「あなたの本」を購入します。
この本が足りないものは主人公。つまり、購入者が主人公なることで、この本が完成します。
「あたの本」を開いていくと、次々と、過去の奇妙な話がでてきます。
第2部は主人公が代わり、その本の秘密を探っていきます。
本書は長編ですが、内容は短編連作に近いです。
ホラー作品ですが、「あなたの本」から出てくる話は怪物・幽霊系が多いです。
その中でも『どちらにしますか』は独特です。
ゲームブックを題材にした話ですが、本人のささやかな欲が最後に悲惨な話は結末を導くという話で、とても印象に残りました
最後はきっりちまとめているのが、プロだなと思いました。
児童文学のホラーを楽しみたいひとのために!
第1部と第2部に分かれており、第1部の主人公は高校生です。
なにかが足りないものが売っている「ひとかけ屋」で主人公は「あなたの本」を購入します。
この本が足りないものは主人公。つまり、購入者が主人公なることで、この本が完成します。
「あたの本」を開いていくと、次々と、過去の奇妙な話がでてきます。
第2部は主人公が代わり、その本の秘密を探っていきます。
本書は長編ですが、内容は短編連作に近いです。
ホラー作品ですが、「あなたの本」から出てくる話は怪物・幽霊系が多いです。
その中でも『どちらにしますか』は独特です。
ゲームブックを題材にした話ですが、本人のささやかな欲が最後に悲惨な話は結末を導くという話で、とても印象に残りました
最後はきっりちまとめているのが、プロだなと思いました。
児童文学のホラーを楽しみたいひとのために!
【SS】齊藤想『家伝の家電』 [自作ショートショート]
yomeba!に応募した作品です。
テーマは「家電」です。
―――――
『家伝の家電』 齊藤想
老舗には長年継ぎ足し続けた秘伝のタレがある。
町中華屋であるわが家には秘伝のタレこそないが、機能を継ぎ足して使い続けている電気釜がある。
これぞ父が自慢する「家伝の家電」だ。
本当は丸い電気釜なのだが、機能を継ぎ足しすぎて、追加した装置がタコ足のようになっている。その奇妙な形状から、我が家ではタコ型炊飯器と呼んでいる。
父は常々言い続けている。
「当店は常連さんたちに支えられている。常連さんが求めるのは、うまい料理でも新しい料理でもなく、食べ慣れた味だ」
炊飯器を新調すると、味が変わる。味が変わると常連さんは逃げる。だから壊れたら直し、壊れたら直して、同じ炊飯器を何十年も使い続けている。
「つまりは信用なんだなあ」
よく分からないが、そういうことらしい。
父はすっかりと変色した電気釜に、名店に伝わる「秘伝のタレ」と同じだけの価値を感じている。
名店が名店であるためには、秘伝のタレといえども時代に合わせて改良を続けている。
秘伝のタレは継ぎ足しているからこそ、味の変化は緩やかで、改良しても常連客が逃げることはない。
父の考えでは、うちの炊飯器も同じだという。激しく変化させてはいけないが、止まり続けることも許されない。
父は新しい炊飯器が発売になると、必ず電気屋でチェックする。ネットでの評判も加味して、良さそうだと判断すると似たような機能を継ぎ足していく。
マイコン制御だの、遠赤外線だの、最新式の機能はほぼそろっている。ここまで器用な父が、なぜ電気屋に転職しないのか不思議でならない。
ご飯が炊きあがると、着メロのような音楽が鳴る。
父が炊飯器の蓋を開けると、まるで仙人が登場したかのような湯気が上がる。父は若返りの秘薬のようにその湯気を全身で浴びると、大きなしゃもじでほぐし、本日の炊きあがりを確認して満足そうな笑みを浮かべる。
常連にしても、父の笑顔を見るために来店しているようなものだ。スマイルゼロ円。
そんな父も年を取り、町中華屋を閉める日がやってきた。中華料理は尋常ではない火力を前に、重い中華鍋をふるい続ける過酷な仕事だ。頑健だった父も腰を痛め、中華料理を続けることができなくなったのだ。
店内を整理し、売れる物は売り、ゴミにしかならないものは人手を頼んで処分してもらった。食器類は常連さんに譲り、最後に珍妙な炊飯器だけ残された。
父は腕を組んで考えている。
「なにせ、こいつは「家伝の家電」だ。捨てるわけにはいかない。お前の家で使うわけにはいかないか」
自分は丁重にお断りした。うちは平凡なサラリーマン家庭だ。業務用の炊飯器は必要ないし、置くスペースもない。
「わが家の守り神みたいなものだから、神棚に飾って拝めばいいんじゃないかなあ」
「ばかもーん」
父が怒った。
「秘伝のタレを神棚にまつる老舗があるか」
根拠はないが、ありそうな気がする。そう思ったものの、自分は黙っておいた。老舗が閉店したら聞いてみたい気もするが、そのような機会は一生訪れないだろう。
「それなら、お札で封印してから地下に埋めておくのはどうか」
再び、父が怒る。
「ばっかもーん。こいつはタコの化け物ではない。秘伝のタレと同じく、使い続けることに意味があるのだ」
じゃあ、どうするんだよ。
自分が黙っていると、腕を組んで考えていた父がぼそっとつぶやいた。
「仕方が無い。寿司屋でも始めるか」
「すしや?」
「このタコ型炊飯器を使いづけるには、寿司屋が一番だと思うんだよな」
「腰を痛めたから廃業するのに、なんでまた店を開くんだよ。いまさら修行する年齢でもあるまいし」
父は自分のことをじっと見た。
「お前は、このタコさんがかわいそうに思わないのか」
「だから大切に祭って上げれば」
「ばっかもーん。お前が寿司屋を開業すればよいではないか。おれだって、父からこの炊飯器を継いだのだ。お前をサラリーマンとして電気メーカ―に送り込んだのはなんのためだと思っているのか。この家伝の家電の改良を続けさせるためではないか」
「そんなこと知らないよ。たまたま選んだのが電気メーカーだっただけで」
「ばっかもーん。お前はいつから、そんなに親不孝者になったのか」
父は一歩も引かない構えだ。
どうやら、家伝の家電を継ぐしかなさそうだ。
―――――
この作品を題材として、創作に役立つミニ知識をメルマガで公開しています。
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『家伝の家電』 齊藤想
老舗には長年継ぎ足し続けた秘伝のタレがある。
町中華屋であるわが家には秘伝のタレこそないが、機能を継ぎ足して使い続けている電気釜がある。
これぞ父が自慢する「家伝の家電」だ。
本当は丸い電気釜なのだが、機能を継ぎ足しすぎて、追加した装置がタコ足のようになっている。その奇妙な形状から、我が家ではタコ型炊飯器と呼んでいる。
父は常々言い続けている。
「当店は常連さんたちに支えられている。常連さんが求めるのは、うまい料理でも新しい料理でもなく、食べ慣れた味だ」
炊飯器を新調すると、味が変わる。味が変わると常連さんは逃げる。だから壊れたら直し、壊れたら直して、同じ炊飯器を何十年も使い続けている。
「つまりは信用なんだなあ」
よく分からないが、そういうことらしい。
父はすっかりと変色した電気釜に、名店に伝わる「秘伝のタレ」と同じだけの価値を感じている。
名店が名店であるためには、秘伝のタレといえども時代に合わせて改良を続けている。
秘伝のタレは継ぎ足しているからこそ、味の変化は緩やかで、改良しても常連客が逃げることはない。
父の考えでは、うちの炊飯器も同じだという。激しく変化させてはいけないが、止まり続けることも許されない。
父は新しい炊飯器が発売になると、必ず電気屋でチェックする。ネットでの評判も加味して、良さそうだと判断すると似たような機能を継ぎ足していく。
マイコン制御だの、遠赤外線だの、最新式の機能はほぼそろっている。ここまで器用な父が、なぜ電気屋に転職しないのか不思議でならない。
ご飯が炊きあがると、着メロのような音楽が鳴る。
父が炊飯器の蓋を開けると、まるで仙人が登場したかのような湯気が上がる。父は若返りの秘薬のようにその湯気を全身で浴びると、大きなしゃもじでほぐし、本日の炊きあがりを確認して満足そうな笑みを浮かべる。
常連にしても、父の笑顔を見るために来店しているようなものだ。スマイルゼロ円。
そんな父も年を取り、町中華屋を閉める日がやってきた。中華料理は尋常ではない火力を前に、重い中華鍋をふるい続ける過酷な仕事だ。頑健だった父も腰を痛め、中華料理を続けることができなくなったのだ。
店内を整理し、売れる物は売り、ゴミにしかならないものは人手を頼んで処分してもらった。食器類は常連さんに譲り、最後に珍妙な炊飯器だけ残された。
父は腕を組んで考えている。
「なにせ、こいつは「家伝の家電」だ。捨てるわけにはいかない。お前の家で使うわけにはいかないか」
自分は丁重にお断りした。うちは平凡なサラリーマン家庭だ。業務用の炊飯器は必要ないし、置くスペースもない。
「わが家の守り神みたいなものだから、神棚に飾って拝めばいいんじゃないかなあ」
「ばかもーん」
父が怒った。
「秘伝のタレを神棚にまつる老舗があるか」
根拠はないが、ありそうな気がする。そう思ったものの、自分は黙っておいた。老舗が閉店したら聞いてみたい気もするが、そのような機会は一生訪れないだろう。
「それなら、お札で封印してから地下に埋めておくのはどうか」
再び、父が怒る。
「ばっかもーん。こいつはタコの化け物ではない。秘伝のタレと同じく、使い続けることに意味があるのだ」
じゃあ、どうするんだよ。
自分が黙っていると、腕を組んで考えていた父がぼそっとつぶやいた。
「仕方が無い。寿司屋でも始めるか」
「すしや?」
「このタコ型炊飯器を使いづけるには、寿司屋が一番だと思うんだよな」
「腰を痛めたから廃業するのに、なんでまた店を開くんだよ。いまさら修行する年齢でもあるまいし」
父は自分のことをじっと見た。
「お前は、このタコさんがかわいそうに思わないのか」
「だから大切に祭って上げれば」
「ばっかもーん。お前が寿司屋を開業すればよいではないか。おれだって、父からこの炊飯器を継いだのだ。お前をサラリーマンとして電気メーカ―に送り込んだのはなんのためだと思っているのか。この家伝の家電の改良を続けさせるためではないか」
「そんなこと知らないよ。たまたま選んだのが電気メーカーだっただけで」
「ばっかもーん。お前はいつから、そんなに親不孝者になったのか」
父は一歩も引かない構えだ。
どうやら、家伝の家電を継ぐしかなさそうだ。
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最近の金融・投資【令和6年1月第5週】 [金融・投資]
〔先週の株式市場〕
先週の自分の持ち株は3日プラス、2日マイナス。トータルはチョイプラス。
途中まで順調でしたが、金曜日に全面安になって元に戻るみたいな感じです。
一部だけ大幅安なら少し買い足そうかなとか思ったのですが、全体的に下がると手を出しにくいですね。
やっぱり6月ころまで待とうかな。
いまのところ月トータルではいい感じです。
〔三井住友THの株式が分割されていた話〕
三菱商事の株式が分割されているのなら、ほかにのあるのではないかと調べたら、三井住友トラスト・ホールディングの株式も分割されていた。
こちらは100株を200株に。
自分は基本的に分散投資なので、金額のわりに保有銘柄が多い。
いやあ、何かの拍子に調べないと気が付きませんよ。
まあ、鵜の目鷹の目で株式ニュースを見るような生活はできそうにないので、この程度のゆるーい感じがいいんだろうなあとは思いますが。
先週の自分の持ち株は3日プラス、2日マイナス。トータルはチョイプラス。
途中まで順調でしたが、金曜日に全面安になって元に戻るみたいな感じです。
一部だけ大幅安なら少し買い足そうかなとか思ったのですが、全体的に下がると手を出しにくいですね。
やっぱり6月ころまで待とうかな。
いまのところ月トータルではいい感じです。
〔三井住友THの株式が分割されていた話〕
三菱商事の株式が分割されているのなら、ほかにのあるのではないかと調べたら、三井住友トラスト・ホールディングの株式も分割されていた。
こちらは100株を200株に。
自分は基本的に分散投資なので、金額のわりに保有銘柄が多い。
いやあ、何かの拍子に調べないと気が付きませんよ。
まあ、鵜の目鷹の目で株式ニュースを見るような生活はできそうにないので、この程度のゆるーい感じがいいんだろうなあとは思いますが。
【映画】ホビット/思いがけない冒険 [映画評]
指輪物語の前日譚『ホビット』シリーズ三部作の第1作です。
主人公は指輪物語の冒頭で登場したホビット、バギンズです。
指輪物語では老人でしたが、60年前なので中年としての登場です。
大きな流れとしては、ドワーフたちの話です。
かつてドワーフは鉱山技術で金や宝石を掘り出し、反映していましたが、財宝が大好きな火竜とアゾフ率いるオーク軍に襲われてドワーフ王国は滅亡しました。
生き残りのドワーフたちが、故郷を取り戻す旅に出ます。
この旅の中心はドワーフ王国の国王の息子ドーリンと指輪物語の主要キャラ、魔法使いのガンダルフです。
彼がホビットも必要と考え、バギンズに目星をつけ、無理やりに巻き込んでいきます。
この辺りの流れは、マンガチックなユーモアがあります。
テーマとしては指輪物語にも通じますが、小柄で臆病なホビットが、冒険を通じて勇気を示して認められる話です。
ミッドポイントは、途中でドーリンから足手まといと言われて、故郷に帰る決断をするところです。
その決断を優しく見守るドワーフの仲間。
しかし、そこからゴブリン地下王国に引きずり込まれ、隙を見て逃げ出しますが、やっぱりホビットは仲間になるために戻っていきます。
地下王国から脱出しますが、アゾフの執拗な追跡があり、追い込まれますがここでホビットがドーリンを助けます。
ドーリンがホビットを旅の仲間と認めたところで、第1作は終わります。
途中でバギンズはゴラムが落とした滅びの指輪を拾うなど、指輪物語と繋がるシーンがあります。
石の巨人同士の戦いや、森の魔法使いが疾走するシーン、ゴブリンの地下帝国での戦闘シーンなど、映像面での見所多数です。
全体的な構成としては、全般的にユーモアテイストで進みつつも、その中で故郷を失ったドワーフの悲しみや、疎外感に苦しむホビットの心情面がよくでていると思います。
失敗だらけのホビットが、徐々に勇気を示して仲間になっていく展開も鉄板です。敵味方が分かりやすく、次作への期待を持たせる流れだと思います。
製作費は不明ですが、指輪物語の高評価を引き継いだのか、興行収入10億17百万ドルの大ヒットとなりました。
壮大なるファンタジーの前日譚を楽しみたいひとのために。
主人公は指輪物語の冒頭で登場したホビット、バギンズです。
指輪物語では老人でしたが、60年前なので中年としての登場です。
大きな流れとしては、ドワーフたちの話です。
かつてドワーフは鉱山技術で金や宝石を掘り出し、反映していましたが、財宝が大好きな火竜とアゾフ率いるオーク軍に襲われてドワーフ王国は滅亡しました。
生き残りのドワーフたちが、故郷を取り戻す旅に出ます。
この旅の中心はドワーフ王国の国王の息子ドーリンと指輪物語の主要キャラ、魔法使いのガンダルフです。
彼がホビットも必要と考え、バギンズに目星をつけ、無理やりに巻き込んでいきます。
この辺りの流れは、マンガチックなユーモアがあります。
テーマとしては指輪物語にも通じますが、小柄で臆病なホビットが、冒険を通じて勇気を示して認められる話です。
ミッドポイントは、途中でドーリンから足手まといと言われて、故郷に帰る決断をするところです。
その決断を優しく見守るドワーフの仲間。
しかし、そこからゴブリン地下王国に引きずり込まれ、隙を見て逃げ出しますが、やっぱりホビットは仲間になるために戻っていきます。
地下王国から脱出しますが、アゾフの執拗な追跡があり、追い込まれますがここでホビットがドーリンを助けます。
ドーリンがホビットを旅の仲間と認めたところで、第1作は終わります。
途中でバギンズはゴラムが落とした滅びの指輪を拾うなど、指輪物語と繋がるシーンがあります。
石の巨人同士の戦いや、森の魔法使いが疾走するシーン、ゴブリンの地下帝国での戦闘シーンなど、映像面での見所多数です。
全体的な構成としては、全般的にユーモアテイストで進みつつも、その中で故郷を失ったドワーフの悲しみや、疎外感に苦しむホビットの心情面がよくでていると思います。
失敗だらけのホビットが、徐々に勇気を示して仲間になっていく展開も鉄板です。敵味方が分かりやすく、次作への期待を持たせる流れだと思います。
製作費は不明ですが、指輪物語の高評価を引き継いだのか、興行収入10億17百万ドルの大ヒットとなりました。
壮大なるファンタジーの前日譚を楽しみたいひとのために。
第73期王将戦第3局(藤井聡太王将VS菅井竜也八段) [将棋]
藤井王将の2連勝で迎えた第3局です。
〔中継サイト〕
https://mainichi.jp/oshosen2024
菅井八段は「熱い棋士」というイメージがあります。
過去に電王戦に出場したことがあります。
結果は負けましたがAIに追いつく気満々でしたし、当時の若さもありますがこう違和感なく発言できるのは菅井八段だけだと思います。
同門弟子にもツィッターで叱咤激励したことも話題になったことがあります。
今回の王将戦前インタビューでも、藤井王将の詰将棋能力を認めながらも、読みの力を恐れることなく、直感を信じて対抗するような発言をしています。
実際、菅井八段の将棋は、評価値がかなり上下することが多いです。お互いに読み切れない部分を、直感で指し、ときには正解し、ときには相手に間違えやすい局面を突きつけるなどしている結果なのかなと思います。
ただ、今回の王将戦では、持ち時間が長いせいか藤井王将が盤石の構想で挑戦者を寄せ付けず、菅井八段の良さがでるような局面になっていない印象です。
前局も1日目の時点でかなり評価値が藤井王将側に振れていたので、こうなるといかに菅井八段の勝負術をもってしてもいかんともしがたいのかもしれません。
ここまで菅井八段は連敗で、かなり苦しくなっています。
さあ本局では菅井八段の直感を活かせる局面に持っていき、反撃ののろしを上げることはできたでしょうか!
〔棋譜〕
https://mainichi.jp/oshosen2024/240127.html
ということで、将棋です。
本局の菅井八段は愛用してきた三間飛車ではなく、角交換振り飛車を採用します。
角交換形になるとお互いに穴熊には組みにくいです。
お互いに低い陣形のまま、手損をしている先手は早めに7五歩としかけていきます。
36手目に藤井王将は7四歩と打って銀を引き込んでから8六歩とついていきます。
菅井八段は7五飛車と事前に当たりから避けますが、5七角と打ち込まれた時点ですでに後手ペースになっています。
気が付いたら居飛車ペースというと藤井王将の序盤感覚の卓越さが光ります。
厳しい局面になった菅井八段ですが、後手陣に隙を作ろうとあの手この手を使い、5六角という奇手も放って局面の複雑化を図ります。
しかし、藤井王将は乱れません。
最後は歩の攻めが止まらなくなり、菅井八段は後手玉に迫るところか後手陣に侵入しているのはそっぽの金のみという局面で投了しました。
駒割は金得ですが、局面としては大差です。なによりと金攻めが止まらないうえに攻め合いも望めません。菅井八段にとってはつらい終局図です。
これで藤井王将は3連勝となり、王将防衛まであと1勝と迫りました。
王将戦第4局は2月7、8両日、東京都立川市の「オーベルジュときと」で行われます!
〔中継サイト〕
https://mainichi.jp/oshosen2024
菅井八段は「熱い棋士」というイメージがあります。
過去に電王戦に出場したことがあります。
結果は負けましたがAIに追いつく気満々でしたし、当時の若さもありますがこう違和感なく発言できるのは菅井八段だけだと思います。
同門弟子にもツィッターで叱咤激励したことも話題になったことがあります。
今回の王将戦前インタビューでも、藤井王将の詰将棋能力を認めながらも、読みの力を恐れることなく、直感を信じて対抗するような発言をしています。
実際、菅井八段の将棋は、評価値がかなり上下することが多いです。お互いに読み切れない部分を、直感で指し、ときには正解し、ときには相手に間違えやすい局面を突きつけるなどしている結果なのかなと思います。
ただ、今回の王将戦では、持ち時間が長いせいか藤井王将が盤石の構想で挑戦者を寄せ付けず、菅井八段の良さがでるような局面になっていない印象です。
前局も1日目の時点でかなり評価値が藤井王将側に振れていたので、こうなるといかに菅井八段の勝負術をもってしてもいかんともしがたいのかもしれません。
ここまで菅井八段は連敗で、かなり苦しくなっています。
さあ本局では菅井八段の直感を活かせる局面に持っていき、反撃ののろしを上げることはできたでしょうか!
〔棋譜〕
https://mainichi.jp/oshosen2024/240127.html
ということで、将棋です。
本局の菅井八段は愛用してきた三間飛車ではなく、角交換振り飛車を採用します。
角交換形になるとお互いに穴熊には組みにくいです。
お互いに低い陣形のまま、手損をしている先手は早めに7五歩としかけていきます。
36手目に藤井王将は7四歩と打って銀を引き込んでから8六歩とついていきます。
菅井八段は7五飛車と事前に当たりから避けますが、5七角と打ち込まれた時点ですでに後手ペースになっています。
気が付いたら居飛車ペースというと藤井王将の序盤感覚の卓越さが光ります。
厳しい局面になった菅井八段ですが、後手陣に隙を作ろうとあの手この手を使い、5六角という奇手も放って局面の複雑化を図ります。
しかし、藤井王将は乱れません。
最後は歩の攻めが止まらなくなり、菅井八段は後手玉に迫るところか後手陣に侵入しているのはそっぽの金のみという局面で投了しました。
駒割は金得ですが、局面としては大差です。なによりと金攻めが止まらないうえに攻め合いも望めません。菅井八段にとってはつらい終局図です。
これで藤井王将は3連勝となり、王将防衛まであと1勝と迫りました。
王将戦第4局は2月7、8両日、東京都立川市の「オーベルジュときと」で行われます!
【映画】ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 [映画評]
映画史の残る三部作の完結編です。
ローハンで大敗したサウロンのオーク軍ですが、今度はゴンドールに軍勢を差し向けます。
コンドールの執政はすでに諦めているところがあり、そこにガンダルフたちが乗り込んで軍勢を立て直していきます。
圧倒的軍勢と様々な攻城用兵器を前にして劣勢に陥ります。
しかし、ローハンの援軍と、アラゴンが過去の約束を守るために死者の軍勢を呼び寄せることに成功し、撃退に成功します。
フロドとサムは滅びの山に向かいます。
途中でフロドはゴラムの偽りに陥って、サムを指輪を盗もうとするものと判断して追い返してしまいます。
しかし、途中でゴラムが偽った決定的な証拠を手にして、ふたたびフロドを追いかけて合流します。
その後、巨大蜘蛛に襲われたり、悪を露わにしたゴラムに襲われつつも、サムと力を合わせて突破します。
最後の入口の手前は、オーク軍が集まっています。
ここでオーク軍が突如として移動して、サウロンの目も北側に向けられます。
実はフロドを助けるために、ローハン軍がサウロンの黒門に集結し、戦いを挑んだのでした。
その隙にフロドは滅びの山に侵入することに成功しますが、最後の最後でフロドは悪の世界に陥ってしまいます。
ここで指輪を狙うゴラムが襲い掛かり、ゴラムが指輪を奪ったことで、フロドは正気を取り戻します。
そして指輪はゴラムごと、溶岩の中に落ち、消滅します。
あとはエピローグです。
本作ですが、神話でよく使われる「行って帰る」のパターンです。
旅の途中で友情が芽生え、強固となり、それぞれが成長していきます。
ストーリーは2本の軸があり、ひとつはフロドとサムです。
悪に何度も魅了されながらも、力を合わせて突破していきます。構造としてはラブストーリーに近いかもしれません。
フロドは何度も迷いながらも、最後には本当に信じるべき友人と手をつなぎます。途中で失敗し、それを糧にして最後には正解をつかみ取る成長譚の黄金パターンです。
もうひとつはガンダルフたちで、こちらは壮大なスケールで、激しい戦闘を繰り広げます。
「命を懸けて守るものがある」という熱い心と「力を合わせることの大切さ」を強調するストーリー展開になっています。
3時間を超える長編ですが、映像の美しさが絶品で、また要所で放たれる演説、セリフも素晴らしくて心を揺さぶらます。
中世ヨーロッパをイメージする世界観に、巨大な城に襲い掛かる大軍。疾走する騎馬軍団。象のような生物兵器、竜にまたがる騎士など、ファンタジーの醍醐味を味わえます。
批評家からも絶賛され、アカデミー賞11部門受賞の圧倒的成功を収めました。
製作費94百万ドルに対して、興行収入11億46百万ドルとシリーズ最高の成績を収めました。
映画史に残る三部作を堪能したいひとのために!
ローハンで大敗したサウロンのオーク軍ですが、今度はゴンドールに軍勢を差し向けます。
コンドールの執政はすでに諦めているところがあり、そこにガンダルフたちが乗り込んで軍勢を立て直していきます。
圧倒的軍勢と様々な攻城用兵器を前にして劣勢に陥ります。
しかし、ローハンの援軍と、アラゴンが過去の約束を守るために死者の軍勢を呼び寄せることに成功し、撃退に成功します。
フロドとサムは滅びの山に向かいます。
途中でフロドはゴラムの偽りに陥って、サムを指輪を盗もうとするものと判断して追い返してしまいます。
しかし、途中でゴラムが偽った決定的な証拠を手にして、ふたたびフロドを追いかけて合流します。
その後、巨大蜘蛛に襲われたり、悪を露わにしたゴラムに襲われつつも、サムと力を合わせて突破します。
最後の入口の手前は、オーク軍が集まっています。
ここでオーク軍が突如として移動して、サウロンの目も北側に向けられます。
実はフロドを助けるために、ローハン軍がサウロンの黒門に集結し、戦いを挑んだのでした。
その隙にフロドは滅びの山に侵入することに成功しますが、最後の最後でフロドは悪の世界に陥ってしまいます。
ここで指輪を狙うゴラムが襲い掛かり、ゴラムが指輪を奪ったことで、フロドは正気を取り戻します。
そして指輪はゴラムごと、溶岩の中に落ち、消滅します。
あとはエピローグです。
本作ですが、神話でよく使われる「行って帰る」のパターンです。
旅の途中で友情が芽生え、強固となり、それぞれが成長していきます。
ストーリーは2本の軸があり、ひとつはフロドとサムです。
悪に何度も魅了されながらも、力を合わせて突破していきます。構造としてはラブストーリーに近いかもしれません。
フロドは何度も迷いながらも、最後には本当に信じるべき友人と手をつなぎます。途中で失敗し、それを糧にして最後には正解をつかみ取る成長譚の黄金パターンです。
もうひとつはガンダルフたちで、こちらは壮大なスケールで、激しい戦闘を繰り広げます。
「命を懸けて守るものがある」という熱い心と「力を合わせることの大切さ」を強調するストーリー展開になっています。
3時間を超える長編ですが、映像の美しさが絶品で、また要所で放たれる演説、セリフも素晴らしくて心を揺さぶらます。
中世ヨーロッパをイメージする世界観に、巨大な城に襲い掛かる大軍。疾走する騎馬軍団。象のような生物兵器、竜にまたがる騎士など、ファンタジーの醍醐味を味わえます。
批評家からも絶賛され、アカデミー賞11部門受賞の圧倒的成功を収めました。
製作費94百万ドルに対して、興行収入11億46百万ドルとシリーズ最高の成績を収めました。
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【公募情報】第9回今は亡きあの人に伝えたい言葉(手紙・3/31) [公募情報]
主催者の鎌倉新書は、葬儀・終活等に関する出版を行っている会社です。
〔主催者HP〕
https://e-seizen.com/letter/
鎌倉新書の設立は1984年と比較的新しいです。
『いい葬儀』『いいお墓』『いい仏壇』『いい相続』と供養関連サイトを運営しています。
それだけに募集は「今は亡きあの人に伝えたい言葉」です。
過去受賞作を見ると、スケッチ的な作品が目立ちます。やはり思い出系統が強いのかな、思います。
応募締め切りは令和6年3月31日です!
<募集要項抜粋>
募集内容:手紙
テーマ :今は亡きあの人に伝えたい言葉
大 賞:10万円
制限文字数:400字~1000字
応募締切:令和6年3月31日
応募方法:主催者HP、郵送
〔主催者HP〕
https://e-seizen.com/letter/
鎌倉新書の設立は1984年と比較的新しいです。
『いい葬儀』『いいお墓』『いい仏壇』『いい相続』と供養関連サイトを運営しています。
それだけに募集は「今は亡きあの人に伝えたい言葉」です。
過去受賞作を見ると、スケッチ的な作品が目立ちます。やはり思い出系統が強いのかな、思います。
応募締め切りは令和6年3月31日です!
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大 賞:10万円
制限文字数:400字~1000字
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