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【映画】バイオハザード・ザ・ファイナル [映画評]

シリーズ6作目で堂々完結です。


バイオハザード:ザ・ファイナル [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2018/07/04
  • メディア: Blu-ray



ストーリーは前作の続きです。
人類最後の居留地への攻撃が迫っています。
その中で、アリスたちはアンブレラ社の地下研究所、バイブに侵入し、抗ウイルス薬の確保を目指します。
待ち構えるのは仇敵のアルバート・ウェイカー議長。以前、倒したアイザック博士もいます。
アリスが倒したと思ったアイザック博士は実はコピーで、自らこそ本物と名乗ります。
様々なトラップを潜り抜け、アイザック博士との最後の戦いが始まります。
という感じです。
シリーズ物は続くと迷走することが多いですが、バイオハザードは6作目できっちり仕上がっていると思います。
シリーズ1~6まで通してみると、大きな意味で「行って帰る」物語です。
シリーズ1作目は、バイブに侵入するところから始まります。そして、主人公たちは様々な冒険をして、このファイルナルでバイブに戻ってきます。
この構成はたまりません。シリーズ物の醍醐味でしょうか。
無駄に仰々しいトラップとか、アンブレラ社幹部の目的など、ちょっと無理かな、と思う部分はあります。
けど、アリスの記憶喪失に隠された謎とか、アンブレラ社のセキュリティシステムAIであるレッドクイーンの正体とか、コピーと本物が入り混じり、本物とは何かというテーマ性とか、ここまできっちり伏線を回収しながらまとめる脚本は見事かと思います。
ミラジョボビッチのアクションも、シリーズで最高だと思います。次々と襲い掛かる危機に、仲間たちの協力と死。細かいタイムリミットの設定。
エンタメ映画としてよくできていると思います。
製作費40百万ドルと前作より抑え気味ですが、興行収入は3億12百万ドルと前作より大幅アップ。大成功作品となりました。

シリーズ完結かつ最高傑作を楽しみたいひとのために!
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【書評】杉本昌隆『杉本流相振りのセンス』 [書評]

相振り飛車の戦術本です。


杉本流相振りのセンス

杉本流相振りのセンス

  • 作者: 杉本 昌隆
  • 出版社/メーカー: マイナビ出版(日本将棋連盟発行)
  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Kindle版



相振り飛車には様々な形があり、それだけに定跡化されにくい部分があります。
その中でも相三間飛車を中心に、手順を細かく解説していきます。
ただ、実戦で相振り飛車になることはなかなか少なく、その中でも相三間飛車はかなりレアです。
先手中飛車に対する後手三間飛車はけっこありますが、普通に考えれば左玉に構えるのがよさそうですが、その手順は他の本で紹介しているからとバッサリ切られています。
幅広く知りたいひとには向きませんが、相三間飛車を深く知りたいひと向けだと思います。

相振り飛車の研究をしたいひとのために!
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