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【書評】市瀬史『「人工冬眠」への挑戦』 [書評]

人工冬眠にむけた研究成果についてです。


「人工冬眠」への挑戦 「命の一時停止」の医学応用 (ブルーバックス)

「人工冬眠」への挑戦 「命の一時停止」の医学応用 (ブルーバックス)

  • 作者: 市瀬史
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/04/24
  • メディア: Kindle版



冬眠は実に不思議な現象です。
リスのような小型の生物は、外気温から2~3度高いレベルまで体温を落とし、代謝は2%まで激減します。
しかしあまりに代謝が落ちて、睡眠中に行われる脳の修復等ができなくなるため、2週間に1度は代謝を上げて20時間ほど「眠る」そうです。
この眠るために冬眠中に消費するエネルギーのうち90%が使われるそうです。
クマのような大型な動物はそこまで体温を下げずに、代謝も25%~50%に留まるとのことです。
人間は冬眠はしませんが、中世ヨーロッパには冬の間は家にこもり、食料を減らしてじっとして食つなぐロッカという風習があったようです。
人工冬眠が可能となる見込みはいまのところありませんが、いろいろと夢が膨らむ本だと思います。

冬眠について知りたい人のために!
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【公募情報】第13回SIer川柳(川柳・7/31〆) [公募情報]

SIerはエスアイヤーと読み、システムインテグレーターの略称です。

https://www.robo-navi.com/document/JARSIA_vol18.pdf

川柳募集はPDFの最終ページで、応募先URLもPDFからクリック可能です。
本公募のテーマは「私とロボット」又は「私とロボットとSIer」です。
マイナーな公募かと思いきや、第12回は1511作品もあつまり、しかも段々と増えているようです。
「応募者の皆様がまじめに学習され、ロボットに関する知識をどんどん増やしていただいてるように感じます」
と書いてあるので、基本的にはユーモアテイストですが、そこに専門家が唸るようなアイデアがあると、さらに良いのかもしれません。
応募締切は令和6年7月31日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:川柳
テーマ :「私とロボット」又は「私とロボットとSIer」
川柳大賞:3万円
応募締切:令和6年7月31日
応募方法:主催者HP
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最近の日常【令和6年6月第3週】 [日常]

〔車検の話〕
少し早めに予約をすると割引がある。
ということで、いつもと同じガソリンスタンドで見積もりをとってもらう。
ざっくり20万ほど。
税金系が7万円で、作業料が3万円、部品代が10万です。
基本的にメンテナンスをまったくしない人間なので、車検のときに一気に整備することにしている。
それにしても、今年は例年よりちょっと高い。前年の見積もりを覚えていない(というか検討もしていない)ので、何が増えているのかはよく分かりませんが。

〔自動車保険の更新の話〕
いつもソニー損保と契約している。
ソニーというと昔は家電メーカーでしたが、いまは金融メインでそれとゲーム・映画といった感じですね。
もう長男が免許を持っているので、念のために家族・年齢限定を解除している。なので、一気に保険料が上がっている。
まあ、安全料ですね。
それにしても自賠責保険って必要なんですかね。任意保険を加入しているひとは自賠責不要とか制度変更ができないものか。
何かの利権があるのかもしれませんが。
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【映画】スーサイド・スクワッド/”極”悪党、集結 [映画評]

マーゴットロビー主演のおバカ映画第3弾です。


ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 [Blu-ray]

ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2022/08/03
  • メディア: Blu-ray



冒頭からバカバカしいですが、そのバカバカしさが最高に面白いです。
秘密作戦のため、いつものように特殊技能を持つ悪党が南米の島に送り込まれます。
そのなかに、ハーレイ・クインもいるのですが、銃器のエキスパート、ブーメランの達人はいいとして、両腕をもいで遠隔操作できる達人、なんだかよく分からないアメコミヒーロー風で槍を持つ男、さらには人外のイタチ人間までいます。
で、当然ながらハーレイクインを残して全滅しますが、実はこれは陽動作戦で、本命はイドリスエルバ演じるブラッドスポート率いる、これまた変な犯罪者集団です。
こちらも人外のサメ人間までいます。
このブラッドスポートですが、銃器の達人という設定で、第1弾のウイルスミス演じるデットショットと同じ役回りです。娘がいるのも同じです。
さて映画ですが、島に潜入したおバカ軍団が暴れながら、目的である塔の爆破を目指します。
この塔ですが、実はヒトデ型の宇宙生物を、軍事目的で研究している施設でした。
施設の爆破に成功しますが、ヒトデ型宇宙人が暴れまわり、街を破壊しまくります。
動きといい、円谷プロのウルトラマンのノリです。
目的を達成したおバカ軍団ですが、街が破壊されるのを放置できず、ヒトデ型宇宙人を退治に向かいます。
という感じのストーリーです。
とにかく楽しめる映画だと思います。
残虐なシーンはありますが、ただ残虐なだけで、なんというかゲーム的な残虐性です。
基本的にはおバカなノリで進んでいき、最初から最後までバカバカしいです。
『スーサイドスクワット』はデットショットの家族愛、『ハーレイクインの華麗なる覚醒』はウーマンリブ的なノリがありましたが、そういった余分なテーマを排除して、とにかく観客を楽しませようという気持ちが伝わる快作だと思います。
映画はこれでいいんじゃないかと。
個人的には3作のうちで一番好きです。
製作費1億85百万ドルに対して興行収入1億67百万ドルと赤字となりましたが、観客の評価は良く、コロナ禍でなければと思わせる映画です。

マーゴットロビー主演のおバカ映画を楽しみたいひとのために!
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【書評】早坂隆『世界の紛争地ジョーク集』 [書評]

世界のジョークシリーズの紛争地編です。


世界の紛争地ジョーク集 (中公新書ラクレ)

世界の紛争地ジョーク集 (中公新書ラクレ)

  • 作者: 早坂隆
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2014/07/11
  • メディア: Kindle版



登場するのは33国。
中近東から始まり、旧ソ連、東欧、アジアと続いていきます。
その国特有のキャラが出てくる世界共通のジョークもあれば、その地域の特色をよく表したブラックジョークもたんまりです。
抑圧されてる国ほど、その抑圧からの反発からか、ブラックジョークがポンポン登場するイメージです。
いままでのシリーズで紹介されているジョークがちょこちょこ再録されています。
旧ソ連のジョークで、小説家が構想を話し、最後に「二人はモスクワで結ばれて幸せになる」という結末に対するオチ
「なんだおとぎ話か」
は皮肉が効いていると思います。

世界のジョークを楽しみたいひとのために!
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第95期ヒューリック杯棋聖戦第2局(藤井聡太棋聖VS山﨑隆之八段) [将棋]

第95期ヒューリック杯棋聖戦第2局(藤井聡太棋聖VS山﨑隆之八段)

藤井棋聖の先勝で迎えた第2局です。

〔主催者サイト〕
http://live.shogi.or.jp/kisei/

最近は若い棋士でも弟子を取ることが増えたと思います。
門倉啓太五段は現在36歳ですが、弟子が2人も三段リーグに参加しています。戸部誠七段は37歳ですが、小山直希四段、梅津美琴女流1級、宮澤紗希女流1級と3人もプロ入りしています。
山﨑八段の弟子には磯谷祐維女流初段がいます。
将棋界には珍しい金髪の女流棋士ですが、山﨑八段も磯谷女流初段に髪型について話したことがあるそうです。
しかしそれは注意とかではなく「髪の毛、痛みませんか?」というのが山﨑八段らしい心づかいです。
挑戦決定のときに、弟子の磯谷女流初段も駆けつけていました。
さあ山﨑八段は、弟子の前でかっこいい姿を見せることはできたでしょうか!

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/kisei/kifu/95/kisei202406170101.html

ということで、将棋です。
後手番の山﨑八段ですが、本局は意表の向い飛車を採用します。
山﨑八段はときおり振り飛車を採用しますが、それは駆け引きの末というパターンが多く、本局のような純粋な振り飛車は珍しいです。
ただ、駒組は山﨑ワールドといった感じで独特です。玉を固めずに飛車側の金銀をがっちり固めて、急戦に強い形で待つのかと思いきや、自分から桂交換を求めて動いていきます。
そしてその桂馬を5三に打ち、角を3三にあげて先手玉のこびんを狙います。
とはいえ、先手に自然に対応されて局面は苦しそうです。
藤井棋聖の61手目5四金が強い手でした。
角切からの両取りが見えていますが、あえてかけさせて、飛車をプレゼントしている間に後手玉を金の力でプレスしていきます。
以降は長考することなく、ときおり確認の少考を入れながら後手玉を追い詰めます。
まさに見切りの圧勝で、111手まで藤井棋聖が勝利。
これで開幕2連勝となりました。

永世棋聖のかかる第3局は、7月1日(月)に名古屋市中区「亀岳林 万松寺」で行われます!
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【SS】齊藤想『ユニフォームを脱ぐ日』 [自作ショートショート]

第1回NIIKEI文学賞に応募した作品です。
テーマは「新潟」で、ブラックユーモアに挑戦してみました。
具体的な技法はこちらの無料ニュースレターで紹介します。次回は7/5発行です。



・基本的に月2回発行(5日、20日※こちらはバックナンバー)。
・新規登録の特典のアイデア発想のオリジナルシート(キーワード法、物語改造法)つき!

―――――

 『ユニフォームを脱ぐ日』 齊藤 想

 慣れ親しんだオレンジのユニフォームを脱ぐ日がきた。いままでよく頑張ったと、感慨深いものがある。
 振り返ると、オレは失敗ばかりの人生だった。
 地元では有名な悪童で、警察には何度もお世話になった。酒、タバコ、かつあげはもちろんのこと、違法薬物にも手を出した。
 そんなオレを変えたのは、サッカーだった。
 ボールを夢中で追うことで、全てを忘れることができた。サッカーのためなら何でもできた。頭を下げたことのないオレが、サッカーのために頭を下げ、コーチに教えを請うた。
 オレはチームに入り、またたくまにエースに成長した。オレがゴールを決めるたびに、グラウンドだけでなく観客席も同じオレンジ色に揺れる。この一体感が魅力で、オレはチームの虜になっていった。
 このオレンジのユニフォームには不思議な力がある。オレンジは全てをひとつにまとめるシンボルなのだ。
 しかし、この場所に永遠にいられるわけではない。このオレにも、ついにオレンジのユニフォームを脱ぐ日が来た。
 門を出るオレに、長年指導してくれたコーチは声を掛けてくれた。
「もう二度と戻ってくるなよ」
 オレは背中越しに片手を軽く上げると、いままでいた施設を仰ぎ見た。
 この偉容を誇る、アメリカの重犯罪専門の刑務所を。

―――――

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最近の金融・投資【令和6年6月第3週】 [金融・投資]

〔先週の株式市場〕
2日プラスで3日マイナス。プラスは小さく、マイナスは大きくだったので、先週に続いてマイナス。
2週連続マイナスだと、さすがにそれなりの額になってきた。
まあ、毎月プラスというわけにはいかないので、仕方がないのですが。

〔あおぞら銀行の第三者割当増資の話〕
少し前にニュースになった話。
要するに株式を新規発行して、それを大和証券Gが引き受けるという話です。
ところがニュースを見ていくと、第三者割当増資と書いてあるニュース・サイトと、市場から株式を購入すると書いてあるニュース・サイトがあった。
普通に考えて第三者割当増資だろうと思ってあおぞら銀行のHPを確認すると、当然のことならが第三者割当増資です。
間違ったニュースを書いた記者は、第三者割当増資という仕組みを知らなかったのかもしれません。
というか、記者なら1次資料を確認しろよといいたいところですが。
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【映画】コンフィデンスマン/ある詐欺師の男 [映画評]

過去の因縁が絡み合う何重にもしかけられたコンゲームです。


コンフィデンスマン/ある詐欺師の男 [DVD]

コンフィデンスマン/ある詐欺師の男 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2013/02/22
  • メディア: DVD



主演はサミュエルLジャクソン。2013年のアメリカ映画です。
主人公は殺人罪で25年の服役を経て、出所したばかりのベテラン詐欺師です。
彼にはかつて相棒がいましたが、詐欺がバレて追い詰められ、主人公はやむを得ず相棒を殺害せざるを得なくなった経緯があります。
その相棒の息子が、主人公を大掛かりな詐欺に誘います。
主人公は拒否しますが、何重にもしかけられた色仕掛けもあり、しかもその女性が実は娘だったことを知らされ、ついに拒否できなくなります。
いよいよ本番です。
詐欺の相手は、相棒の息子のボスです。娘が25万ドルの詐欺を行い、その賠償として父親がボスに口座情報を渡します。
その口座を見て、ボスは主人公に資金洗浄のため800万ドルを渡す。正確には800万ドルの口座情報を渡す代わりに、現金を受け取れと持ち掛けます。
が、ここは、こんなに上手くいくかなあというのが実感です。
初対面の相手をろくに調べもせずに、ホイホイ信じるのは、単なるカモにしか見えません。
実はこの詐欺自体がまた別の詐欺で、騙しだまされの展開となりますが、最期は銃で解決してしまうのがなんともかんとも。
最後に娘だけ助かりますが、その娘の笑み、「変わろうとしなければ変わらない」という述懐を毎日繰り返すことで、実はすべてが娘の企みであったことが示唆されて映画は終わります。
前半はとても面白いですが、肝心の終盤でパワーダウンが残念です。
構成としては、3の法則が頻繁に使われています。
相棒の息子が主人公を詐欺に誘うのですが、失敗、失敗で次にようやく一歩前進。娘が主人公に近づく作戦も、失敗、失敗で次にようやく成功。
詐欺の作戦についても、最初に大きな失敗があります。
こうした失敗を多数盛り込むのが、とてもエンタメで、これが前半の面白さ、スピード感に繋がっているのかなと思います。

コンゲームが好きなひとのために!
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【書評】早坂隆『世界の日本人ジョーク集 令和編』 [書評]

日本人ジョーク集の4冊目です。


世界の日本人ジョーク集 令和編 (中公新書ラクレ, 720)

世界の日本人ジョーク集 令和編 (中公新書ラクレ, 720)

  • 作者: 早坂 隆
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2021/03/06
  • メディア: 新書



いつものようにジョークと解説がセットです。
第1段から15年がたち、日本人に対するイメージも少し変わってきました。
エコノミックアニマルといったジョークは後退し、代わりに中国との対立が取り上げられるようになりました。また、汚職と大脱走で有名になったカルロス・ゴーンも登場です。
ハイテクや仕事中毒といったイメージは健在です。過労死はワールドな言葉になりました。
日本人論とは異なりますが、『ピーナツ』のジョークは好きだなあ。

令和の日本人ジョークを楽しみたいひとのために!
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