【映画】コンスタンティン [映画評]
かっこいいキアヌ・リーブスを堪能できる映画です。
原作はDCコミックスの『ヘルブレイザー』です。
キアヌ・リーブスが扮する主人公、コンスタンティンは悪魔祓い師です。
この世は天国、人間界、地獄に分かれています。天使と悪魔は人間界に入り込めませんが、ハーフブリードと呼ばれる人間との中間体を送り込み、人間界に影響を及ぼそうとします。
正義と悪魔のバランスを保つため、コンスタンティンは人間界に入り込もうとする悪魔を地獄に送り返します。
ある日、コンスタンティンは地獄の王、ルシファーの息子が人間界を支配しようともくろんでいることを知ります。
必要なのはとりつく母体として霊感の強い人間と、神の手助け。
コンスタンティンは、人間界を守るために、悪魔との戦いに立ち向かいます。
というのがざっくりとしたストーリーです。
とにかくキアヌ・リーブスがかっこいいです。
キアヌ・リーブスというとマトリクスのイメージがありますが、こちらの方がはまり役だと思います。
コンスタンティンはどこか投げやりなハードボイルドキャラで、キアヌの雰囲気にぴったりです。
「バランスが大事」というワードは何度もでてくるのですが、これが伏線となり、これが最後のどんでん返しに繋がります。
脚本もよく考えられており、主人公のミッドポイントとしてはジョンがビーマンと連絡とり、悪魔の目的をしったとき。
主人公の助手のミッドポイントはコンスタンティンの真似ではなく自分の考えで解決策を述べた時。
などなど、複数の転換点がしかけられています。
最後の敵との対決も、いままでの伏線を回収しつつ、やや強引ですが解決に導いています。
クリーチャーのセンスも良いと思います。ルシファーがマフィア風のおっさんなのがどうかというぐらいでしょうか。
ラストはいかにも続編が……という感じですが、いまだに作られないのは興行成績がいまいちだったからでしょうか。
製作費1億ドルで興行収入が2億3千万ドルでは続編はリスクが高いと判断されたのかもしれません。
ちょっと残念です。
キアヌ・リーブスの魅力を堪能したいひとのために!
原作はDCコミックスの『ヘルブレイザー』です。
キアヌ・リーブスが扮する主人公、コンスタンティンは悪魔祓い師です。
この世は天国、人間界、地獄に分かれています。天使と悪魔は人間界に入り込めませんが、ハーフブリードと呼ばれる人間との中間体を送り込み、人間界に影響を及ぼそうとします。
正義と悪魔のバランスを保つため、コンスタンティンは人間界に入り込もうとする悪魔を地獄に送り返します。
ある日、コンスタンティンは地獄の王、ルシファーの息子が人間界を支配しようともくろんでいることを知ります。
必要なのはとりつく母体として霊感の強い人間と、神の手助け。
コンスタンティンは、人間界を守るために、悪魔との戦いに立ち向かいます。
というのがざっくりとしたストーリーです。
とにかくキアヌ・リーブスがかっこいいです。
キアヌ・リーブスというとマトリクスのイメージがありますが、こちらの方がはまり役だと思います。
コンスタンティンはどこか投げやりなハードボイルドキャラで、キアヌの雰囲気にぴったりです。
「バランスが大事」というワードは何度もでてくるのですが、これが伏線となり、これが最後のどんでん返しに繋がります。
脚本もよく考えられており、主人公のミッドポイントとしてはジョンがビーマンと連絡とり、悪魔の目的をしったとき。
主人公の助手のミッドポイントはコンスタンティンの真似ではなく自分の考えで解決策を述べた時。
などなど、複数の転換点がしかけられています。
最後の敵との対決も、いままでの伏線を回収しつつ、やや強引ですが解決に導いています。
クリーチャーのセンスも良いと思います。ルシファーがマフィア風のおっさんなのがどうかというぐらいでしょうか。
ラストはいかにも続編が……という感じですが、いまだに作られないのは興行成績がいまいちだったからでしょうか。
製作費1億ドルで興行収入が2億3千万ドルでは続編はリスクが高いと判断されたのかもしれません。
ちょっと残念です。
キアヌ・リーブスの魅力を堪能したいひとのために!
【書評】田丸雅智『ショートショート千夜一夜』 [書評]
ショートショート作家、田丸雅智の作品集です。
いつものように、言葉遊びからの発想がたくさんあります。
『九須』『人魚すくい』『壺のツボ』『巻舌』『指輪投げ』『人面屋』『皮財布』『バベルの刀』などが言葉遊びのグループでしょうか。
個人的に一番好きなのは『ストライプ』です。
これはストライプのシャツを鉄格子に見立てて、その裏側に悪人が住んでいるという話です。
オチが綺麗に決まっていると思います。
トリを飾る『さくら隠し』は、不思議な話で、田丸雅智ワールドといった感じがします。
ショートショート好きなひとのために!
いつものように、言葉遊びからの発想がたくさんあります。
『九須』『人魚すくい』『壺のツボ』『巻舌』『指輪投げ』『人面屋』『皮財布』『バベルの刀』などが言葉遊びのグループでしょうか。
個人的に一番好きなのは『ストライプ』です。
これはストライプのシャツを鉄格子に見立てて、その裏側に悪人が住んでいるという話です。
オチが綺麗に決まっていると思います。
トリを飾る『さくら隠し』は、不思議な話で、田丸雅智ワールドといった感じがします。
ショートショート好きなひとのために!
ABEMAトーナメント2023【予選Cブロック】 [将棋]
個性的なチームが揃いました。
〔番組HP〕
https://abema.tv/video/title/288-37
個人的な注目は、チーム菅井の西川和宏六段です。関西所属で振り飛車党という縁かと思いますが、アベマトーナメント初参戦で、どこまで活躍できるのか注目です。
チーム広瀬はアベマトーナメントで実績のある所司門下2名を揃えています。今期は本気なのか、チーム渡辺のようなメンバーです。
チーム天彦は貴族に「桂馬の貴公子」こと三枚堂七段、「日本一高額の米を生産する農家」の長男戸部七段と、なんとなく豪勢なチーム構成です。
[チーム広瀬 ― チーム菅井]
フィッシャーを得意とする菅井リーダーが大活躍です。相手リーダー広瀬八段を連破すると、最終局も石井六段相手に勝利して怒涛の3連勝です。連敗していた西川六段が、3局目で近藤七段を破った星も大きかったです。
5-4の僅差でチーム菅井の勝利です。
[チーム菅井 ― チーム天彦]
チーム菅井の先鋒西川六段が逆転負け、次鋒の船江六段が王手放置の反則負け。何とか立て直したかった菅井リーダも2戦2敗とチームを引っ張れません。
5-1でチーム天彦の完勝となりました。
控室の面白さでは、チーム菅井の完勝でしたが。
[チーム天彦 ― チーム広瀬]
互角の両者の分けたのはおそらく6局目。三枚堂七段は広瀬八段相手に優勢となりますが、広瀬八段は玉頭に嫌味を付けて気が付いたら逆転。この勢いでフルセット最終局のリーダー対決も制して、5-4で勝利。
この結果、チーム天彦とチーム広瀬が予選突破を決めました。
来週からは予選Dリーグが始まります!
・チーム広瀬(予選通過)
広瀬章人 八段 3-3
近藤誠也 七段 2-4
石井健太郎六段 4-2
・チーム天彦(予選通過)
佐藤天彦 八段 3-2
三枚堂達也七段 3-2
戸部誠 七段 3-2
・チーム菅井(予選敗退)
菅井竜也 八段 3-2
船江恒平 六段 1-3
西川和宏 六段 2-4
〔番組HP〕
https://abema.tv/video/title/288-37
個人的な注目は、チーム菅井の西川和宏六段です。関西所属で振り飛車党という縁かと思いますが、アベマトーナメント初参戦で、どこまで活躍できるのか注目です。
チーム広瀬はアベマトーナメントで実績のある所司門下2名を揃えています。今期は本気なのか、チーム渡辺のようなメンバーです。
チーム天彦は貴族に「桂馬の貴公子」こと三枚堂七段、「日本一高額の米を生産する農家」の長男戸部七段と、なんとなく豪勢なチーム構成です。
[チーム広瀬 ― チーム菅井]
フィッシャーを得意とする菅井リーダーが大活躍です。相手リーダー広瀬八段を連破すると、最終局も石井六段相手に勝利して怒涛の3連勝です。連敗していた西川六段が、3局目で近藤七段を破った星も大きかったです。
5-4の僅差でチーム菅井の勝利です。
[チーム菅井 ― チーム天彦]
チーム菅井の先鋒西川六段が逆転負け、次鋒の船江六段が王手放置の反則負け。何とか立て直したかった菅井リーダも2戦2敗とチームを引っ張れません。
5-1でチーム天彦の完勝となりました。
控室の面白さでは、チーム菅井の完勝でしたが。
[チーム天彦 ― チーム広瀬]
互角の両者の分けたのはおそらく6局目。三枚堂七段は広瀬八段相手に優勢となりますが、広瀬八段は玉頭に嫌味を付けて気が付いたら逆転。この勢いでフルセット最終局のリーダー対決も制して、5-4で勝利。
この結果、チーム天彦とチーム広瀬が予選突破を決めました。
来週からは予選Dリーグが始まります!
・チーム広瀬(予選通過)
広瀬章人 八段 3-3
近藤誠也 七段 2-4
石井健太郎六段 4-2
・チーム天彦(予選通過)
佐藤天彦 八段 3-2
三枚堂達也七段 3-2
戸部誠 七段 3-2
・チーム菅井(予選敗退)
菅井竜也 八段 3-2
船江恒平 六段 1-3
西川和宏 六段 2-4