【映画】インデペンデンス・デイ 2022 [映画評]
インデペンデンスデイの続編ということで
ある日、地球に隕石が落ち、そこから煙が噴きあがります。
実はこれ異星人の襲来で、そこから攻撃ロボットが次々と出現し、人間たちを殺していきます。
追い詰められた人類は敵の武器を奪い反撃を開始し、そして母艦をハッキングすることで敵の兵器を逆に向けて攻撃させる作戦に出ます。
という感じのストーリーですが、うーん、CGがしょぼいですな。
人間たちは機関銃で反撃しますが、なんというか、素人ばっかりで、あんな兵器に無防備な状態で撃ったりしないだろう。で、次々と殺されるというか、レーザーで撃たれると一瞬で消滅します(なんだかなあ)。
そんな強い兵器なのに、基本的に対人兵器である手榴弾であっさり爆破されのも不可解です。
また宇宙人が人類と全く同じで、しかも流暢な英語をしゃべります。いちおう、異星人が移住のために環境がそっくりで、基本的にDNA形が一緒の星を探して……とありますが、文化まで同一はさすがに苦しい。
おまけになぜか母艦がやられたのに避難民が下りてきて(先遣隊という設定だったはずですが)、しかも主人公たちは「避難民だ」という言い分を簡単に鵜吞みにしてみんな助けます。
いやあ、目の前でたくさん殺されていて、その判断はまずないだろう。
設定としては、人類は総出を挙げて戦っているようですが(途中で通信シーンがでてきます)、画面に出るのはほんの一部の部隊だけで、民間人だらけなのは、たぶんコストの問題でしょう。
敵が激しく暴れまわるのは荒野の田舎町ですが、たぶん、ミニチュアセットの製作費の問題かなとか思ってしまったり。
途中でどんでん返しもありますが、それは秘密ということで。
あと主人公の母親は熱演ですが、熱演すぎて、ちょっと過剰かなと思ったり。
SF映画好きのひとなら……でしょうか?
ある日、地球に隕石が落ち、そこから煙が噴きあがります。
実はこれ異星人の襲来で、そこから攻撃ロボットが次々と出現し、人間たちを殺していきます。
追い詰められた人類は敵の武器を奪い反撃を開始し、そして母艦をハッキングすることで敵の兵器を逆に向けて攻撃させる作戦に出ます。
という感じのストーリーですが、うーん、CGがしょぼいですな。
人間たちは機関銃で反撃しますが、なんというか、素人ばっかりで、あんな兵器に無防備な状態で撃ったりしないだろう。で、次々と殺されるというか、レーザーで撃たれると一瞬で消滅します(なんだかなあ)。
そんな強い兵器なのに、基本的に対人兵器である手榴弾であっさり爆破されのも不可解です。
また宇宙人が人類と全く同じで、しかも流暢な英語をしゃべります。いちおう、異星人が移住のために環境がそっくりで、基本的にDNA形が一緒の星を探して……とありますが、文化まで同一はさすがに苦しい。
おまけになぜか母艦がやられたのに避難民が下りてきて(先遣隊という設定だったはずですが)、しかも主人公たちは「避難民だ」という言い分を簡単に鵜吞みにしてみんな助けます。
いやあ、目の前でたくさん殺されていて、その判断はまずないだろう。
設定としては、人類は総出を挙げて戦っているようですが(途中で通信シーンがでてきます)、画面に出るのはほんの一部の部隊だけで、民間人だらけなのは、たぶんコストの問題でしょう。
敵が激しく暴れまわるのは荒野の田舎町ですが、たぶん、ミニチュアセットの製作費の問題かなとか思ってしまったり。
途中でどんでん返しもありますが、それは秘密ということで。
あと主人公の母親は熱演ですが、熱演すぎて、ちょっと過剰かなと思ったり。
SF映画好きのひとなら……でしょうか?
【書評】門田隆将『リーダーの本義』 [書評]
著者がいままで書いてきたノンフィクションから、リーダーの本義を探ります。
取り上げられている人物の中で、リーダーと言えるのは福島第一原発で指揮を執った
吉田昌郎所長と根本博陸軍中将です。
前者は官邸や本社からの命令を無視して、原子炉を冷却するために海水注入を続けました。後者は武装解除命令を無視して迫りくるソ連軍に抵抗し、多くの市民と兵士をシベリア抑留や婦女子への強姦等の悲劇を防ぎました。
組織として命令違反は許されることではありません。
しかし、彼らは専門性に裏打ちされた「これしかない」という確信が、命令違反を決断させ、多くの人々を救いました。
ただこれもリーダーに統率力があってこそです。
自らの命すら捨て去るだけの決意と行動があってこそ、部下はついてきたのだと思います。
ノンフィクションの美味しいところだけを読みたいひとのために!
取り上げられている人物の中で、リーダーと言えるのは福島第一原発で指揮を執った
吉田昌郎所長と根本博陸軍中将です。
前者は官邸や本社からの命令を無視して、原子炉を冷却するために海水注入を続けました。後者は武装解除命令を無視して迫りくるソ連軍に抵抗し、多くの市民と兵士をシベリア抑留や婦女子への強姦等の悲劇を防ぎました。
組織として命令違反は許されることではありません。
しかし、彼らは専門性に裏打ちされた「これしかない」という確信が、命令違反を決断させ、多くの人々を救いました。
ただこれもリーダーに統率力があってこそです。
自らの命すら捨て去るだけの決意と行動があってこそ、部下はついてきたのだと思います。
ノンフィクションの美味しいところだけを読みたいひとのために!