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創作状況【9月中旬】 [ぼくの公募状況]

ウクライナが反転攻勢に出た模様。戦局の転換点になるかどうか。

【第180回のメュー】
◆創作に役立つ作品 ~ あんどー春 『ウサギと罪』 ~
◆小説でもどうぞ!に挑戦中(第11回)
◆おまけのもう1作
◆さらにおまけのもう1作
◆公募情報数点

 メインテーマは冒頭の力ですが、「さらにおまけのもう1作」では推敲前と推敲後の作品の見比べもしてみたいと思います。 
 次回発行は10月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
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【ショートショートガーデン】
生物シリーズの第10弾です。
一瞬、「忘却」テーマでいけるのではないかと、よこしまな考えをもってしまったり(汗)

〔名前を忘れたカンガルー〕
https://short-short.garden/S-uCTtwT


【小説でもどうぞ】
第14回のテーマは「忘却」です。
1作目はぴこ蔵さんの三題噺を使いましたが、設定をいまいち生かし切れていない。オチも思いつかずに、作品レベルとしていまふたつです。
と、ここまで書いて気が付いたのですが、「小説でもどうぞ」はショートショートの募集じゃないので、オチにこだわる必要はありませんでした。まあいいや。
1作目がかなり不満が残るので、第2作目にもとりかかります。はい。


【yomeba!】
自分の悪いクセなのだが、アイデアは全部作品化しようとするところがある。
低レベルのアイデアを捨てられないといいますか。中途半端に技術があると、こんなはめになる。
ということで、今回はアイデアを取捨選択する方法を取り入れてみる。
第1段はアイデア法としてはオーソドックスだが悪くない。ただ、ショートショートではなく掌編ですが。


【星新一賞】
2回目の推敲で、概ね整理ができた感じです。
最初、「書く意味が分からない」と思って削った文章を、最後まで読んでで伏線だったと気が付く。
時間をおいて推敲するときのあるあるです。
かなり細かく弄り、ループ状態に陥ったので、思い切って投稿しました。
今までの中で、一番、星新一賞らしい作品かなと思います。
図付きの作品も気に入ったので、来年も図付きにしようかなとも思ったのですが、手持ちのアイデアで適切なものがないなあ。
まあ、そのうち思いついたらということで。


【坊っちゃん文学賞】
なんだかんだと推敲をさらに重ねて、9月頭に3作応募しました。
今年から複数ファイルを同時に応募できるようになり、便利です。確か、去年は違ったような。
3作中、1つは自分には珍しく3800字以上と長めのショートショートです。というより、昨年の傾向を踏まえた掌編にしました。
これでひと段落なので、ほかの公募に向かいます。はい。


【その他モロモロ】
・SIer川柳に応募しようかな。9月30日締切です。
・宇宙文化創造コンテスト宇宙川柳にも応募しました。9月末発表です。
・第9回朝礼川柳に応募しました。発表は10月10日です。
・第18回台所・お風呂の川柳に4つ応募しました。10月中旬発表です。

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【書評】芦沢央『バックステージ』 [書評]

日常ミステリ系の短編連作です。


バック・ステージ (角川文庫)

バック・ステージ (角川文庫)

  • 作者: 芦沢 央
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/09/21
  • メディア: 文庫



大きな流れとしては、会社の上司の不正を暴く物語があります。
その結果、ある舞台の会場に行きつくのですが、そこから舞台にまつわる短編連作が始まります。
それぞれの章は独立短編になっていますが、連作らしく、少しづつのすれ違いを見せてくれます。
個人的には『始まるまであと五分』が甘酸っぱくて、好きかも。

芦沢央ファンのために!
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第70期王座戦第2局(永瀬拓矢王座VS豊島将之九段) [将棋]

豊島九段の先勝で迎えた第2局です。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/ouza/

王位戦のあとの藤井王位のインタビューで「VSについては永瀬さんがいるから」という主旨の発言がありました。
将棋界のスーパースターである藤井王位は多忙を極めていますが、VSについては永瀬王座とだけは続けるとの意味だと思います。
世界で一番将棋が強い相手と練習できるほど、幸せなことはないと思います。それだけ永瀬王座が藤井竜王に認められているのと同時に、ウマが合うのでしょう。
両者は棋聖戦でぶつかりましたが、藤井棋聖が第一人者の貫録を示して3勝1敗と永瀬王座を退けました。
VSで多数対戦しているとはいえ、タイトル戦での勝負はまた別物だと思います。
ただ、最近はお互いに多忙なためか、ややVSができていないようです。そのために調子が落ち気味のような発言もありました。
とはいえ、いままで積み重ねてきた藤井竜王とのVSは格別だと思います。
さあ永瀬王座は藤井竜王とのVSやタイトル戦で培った力を、王座防衛に向けて爆発させることができたでしょうか!

〔棋譜・千日手局〕
http://live.shogi.or.jp/ouza/kifu/70/ouza202209130101.html

〔棋譜・指直し局〕
http://live.shogi.or.jp/ouza/kifu/70/ouza202209130102.html

ということで、将棋です。
千日手局はお互いに研究局面だったのか、午前中で93手まで進む超ハイペース。
午後になり研究から外れたのか、いきなりの長考合戦でしたが、すぐに千日手となりました。
豊島九段は永瀬王座に桂馬を渡したことで頓死筋が生じてしまい、千日手はやむを得なかったようです。

先後が入れ替わっての指し直し局。
再び角換わりとなりますが、後手豊島九段は珍しい角換わり棒銀です。
先手は教科書のような反撃筋、継ぎ歩攻めを繰り出します。
そこから飛車の取り合いとなりますが、ここでAIの評価は一気に永瀬王座に傾きます。
確かに後手だけが桂香を拾いやすい形で、実際に永瀬王座は拾った桂馬で銀をはぎ取り駒得を広げつつ、先手玉の囲いを崩します。
永瀬王座の玉は硬いとは言えませんが、金銀4枚が健在です。
苦戦の豊島九段ですが、時間ギリギリまで考えて、86手目に6二銀というただ捨てかつ龍馬当たりという鬼手を放ちます。
アマチュアなら間違えてしまいそうですが、銀は相手にせず、じっと4一竜と寄ったのが冷静でした。
以降は盤石の寄せで、105手まで永瀬王座が見事な勝利を挙げました。

これで1勝1敗のタイです。
第3局は9月27日(火)に京都府京都市「ウェスティン都ホテル京都」で行わます!
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【公募情報】第17回いい夫婦の日川柳(川柳・10/03〆) [公募情報]

いい夫婦の日が制定されたのは1988年です。

〔主催者HP〕
https://fufu1122.com/senryu/

歴史をひもといてみると、当初は俳句を募集していたようです。
1992年に悠々川柳「亭主の休日・女房の休日」の募集を経て、現在の形に落ち着いたのは2006年のようです。
今年で17回目です。
川柳公募のあるあるで時事ネタを織り込んだ句が賞を取ることがよくあります。
いい夫婦の日川柳でも時事ネタが散見されますが、他の川柳公募と比べると少なめで、よりストレートに夫婦の愛情を表現した川柳が人気のようです。
応募締切は令和4年10月3日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:川柳
テーマ :夫婦
大  賞:商品券5万円分 他
応募締切:令和4年10月3日
応募方法:インターネット
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最近の日常【令和4年9月上旬】 [日常]

〔三井住友銀行から電話があった話〕
たまーに三井住友銀行から電話がかかってくる。
担当者から挨拶されたりしますが、別に銀行を稼がせるほどの資産を持っているわけでもなんでもなく、平凡なサラリーマンなんだけどなあ。
投資信託とか、そういった商品を少しでも売りたいんだろうけど、ぼくレベルに電話するとなると対象人数は何人になるのやら。
いやいや、大変な仕事だと思います。
自分がする投資といっても株式程度です。投資信託は興味がありません。
人任せに投資をするのが非常に嫌で、損するときも自己責任にしたいと思うので。
外貨預金も利回りと手数料とリスクのバランスがうーんという感じです。
ということで、しばらくは国内株一本足打法を続けていく予定。
三井住友銀行を稼がせることはしばらくできそうにありません(笑)

〔五枚橋ワイナリーの話〕
北日本銀行の株主優待で五枚橋ワイナリーの林檎ワイン2本をいただく。
2001年創業の夫婦二人で運営する小さなワイナリーとのこと。
まず五枚橋林檎ワイン・カシスロゼを飲む。林檎の風味が強いかと思ったらそれほどでもなく、カシス果実がよく効いてワインに近いです。風味はあっさりめで、気軽にジュース代わりに飲めそうです。
もう1本は五枚橋林檎ワイン・ふじです。
フルーティーな味を想像していたのですが、予想外の辛口ワインでした。リンゴの香りも甘味もほんのりで、繊細な味の料理に合いそうです。
自分がアルコールに弱い体質というものありますが、ガツンときます。
北日本銀行の株を購入しなければ、おそらく知ることはなかったでしょう。
こういうのも、株主優待の楽しみのひとつなのかなと。
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第5回ABEMAトーナメント【準決勝:チーム永瀬VSチーム稲葉】 [将棋]

予選1位同士の対戦です。

〔主催者HP〕
https://abema.tv/video/title/288-32

チーム永瀬のエースは増田六段、チーム稲葉は服部四段です。
増田六段が先鋒で登場して白星を稼ぐと、チーム稲葉は2局目から服部四段の3連投です。
服部四段連勝後の第4局で両チームのエースが激突し、増田六段が大きな勝利を挙げて2-2となります。
第5局目が大きな勝負でした。
リーダー対決となり永瀬王座が優勢となりますが、そこから粘り強い差し回しで逆転して稲葉八段の勝利。
これで勢いに乗ったのか、出口六段が増田六段の連勝を10で止めるなどして第6,第7局も連勝。
これでチーム稲葉が5-2で勝利し、決勝進出を決めました。

来週は準決勝第2局が行われます!

<チーム永瀬>
 永瀬拓矢王座、増田康宏六段、斎藤明日斗五段

<チーム稲葉>
 稲葉陽八段、服部慎一郎四段、出口若武六段
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第2回ヒューリック杯白玲戦第3局(西山朋佳白玲VS里見香奈女流五冠) [将棋]

里見女流五冠の2勝0敗で迎えた第3局です。

〔中継サイト〕
https://www.shogi.or.jp/match/hakurei/

里見女流五冠はプロ入り編入試験を受験中です。
そもそも、プロ入り編入試験の条件が厳しく、10勝以上かつ勝率6割5分以上を挙げないといけません。
つまり、棋士と同等以上に戦えることが、編入試験の条件です。
制度上、棋士と女流棋士との兼務は可能です。ですが、日程的、体力的にすべての棋戦に参加することはできそうにありません。
棋士は基本的に全ての棋戦に参加する義務があるので、そのあたりの調整をどうするのかなど、問題山積です。先駆者の辛さです。
編入試験の第1局目は黒星スタートになっています。
女流棋界の至宝をつぶさないように、ぜひとも上手い解決策を将棋界全体で検討して欲しと思います。

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/hakurei/kifu/2/hakurei202209100101.html

ということで、将棋です。
両者の対局ではいつも相振り飛車になります。
そこから里見女流五冠がいつも工夫を見せるのですが、なんと本局ではいきなり飛車を9筋に振りました。
まだ香車が上がっていない状態ですから、さすがに無理かな、と思っていたらやはり評価値もぐっと下がってしまいました。
西山白玲は自然に5筋の歩をかすめ取り、代償として先手が作った馬を封じ込めてはかなり後手が良いです。
里見女流五冠は9筋に回った飛車の顔を立てるべく、端攻めで嫌味を付けますが、がっちり受けられては敗勢です。
里見女流五冠は時間を目一杯使いますが、紛れを求める場所もなく、86手まで西山白玲の完勝です。
これで西山白玲が1勝を返しました。

第4局は9月17日(土)に北海道札幌市「札幌ビューホテル 大通公園」で行われます!
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【公募情報】第60回「文藝賞」短編部門(短編・12/31〆) [公募情報]

1年限定の募集です。

〔主催者HP〕
https://www.kawade.co.jp/np/bungei.html#script

文藝賞というと老舗の公募で、中長編の純文学を募集しています。
今年は文藝創刊90年記念事業ということで、1年限定の短編部門が創設されています。
制限枚数は30枚~50枚ですから、少し長めの掌編でも応募可能です、
「純文学は好きだけと長編は難しい」という方は貴重な機会ですので、ぜひとも挑戦してみてください。
応募締切は令和4年12月31日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:短編
テーマ :既成の枠にとらわれない、衝撃的な作品
 賞  :20万円
制限枚数:30~50枚
応募締切:令和4年12月31日
応募方法:インターネット
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【書評】アレホ・カルペンティエル『この世の王国』 [書評]

ハイチ革命を舞台にした著者の代表作です。


この世の王国 (1974年)

この世の王国 (1974年)

  • 出版社/メーカー: 創土社
  • 発売日: 2020/06/07
  • メディア: -



ハイチ革命とはフランスの植民地であったハイチが、アフリカ系奴隷の反乱により独立した革命のことを言います。
著者は魔術的リアリズムの旗手と言われますが、架空の革命指導者を主人公としながら、歴史的事実と幻想的な描写を織り交ぜながら、物語が進んでいきます。
ハイチの初代国王アンリ・クリストフが精鍛込めて建設し、いまは観光名所となっているシタデル・ラフェーリ城や、その城で自殺する最期のシーンも描かれています。
ラテンアメリカ文学に大きな影響を与えた著者ですが、生まれはスイスで、国籍はキューバ、死没はフランスパリと国際的に活躍しています。
不思議な雰囲気を醸し出す作品ですが、個人的には楽しく読みました。


魔術的リアリズムを堪能したいひとのために!
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創作状況【9月上旬】 [ぼくの公募状況]

いろいろと勉強したい気分です。

【第180回のメュー】
◆創作に役立つ作品 ~ あんどー春 『ウサギと罪』 ~
◆小説でもどうぞ!に挑戦中(第11回)
◆おまけのもう1作
◆さらにおまけのもう1作
◆公募情報数点

 メインテーマは冒頭の力ですが、「さらにおまけのもう1作」では推敲前と推敲後の作品の見比べもしてみたいと思います。 
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【ショートショートガーデン】
生物シリーズの第9弾です。
テーマはライオンということで。

〔巨大ダンゴムシの話〕
https://short-short.garden/S-uCTttQ

【小説でもどうぞ】
第14回のテーマは「忘却」です。
1作目はぴこ蔵さんの三題噺を使いましたが、設定をいまいち生かし切れていない。オチも思いつかずに、作品レベルとしていまふたつです。
と、ここまで書いて気が付いたのですが、「小説でもどうぞ」はショートショートの募集じゃないので、オチにこだわる必要はありませんでした。まあいいや。
1作目がかなり不満が残るので、第2作目にもとりかかります。はい。


【yomeba!】
、更新されていたショートショートを楽しみます。

・白川小六『民生委員』
 うーん。これは某ゲームを知らないとオチがわからない仕組みのようです。
 で、ぼくは某ゲームを知らないために、理解できませんでした。すみません。
 導入部が長く、ショートショートの書き方とは少し違うかな、という印象です。ショートショートより短編が向いてそうな方だと思います。はい。


【星新一賞】
1カ月前のなので、今年度応募予定作品の推敲を開始する。初期の星新一賞をイメージして、図入りの作品にしてみました。
少し読みなおすと、いろいろと荒い。説明も被っている。直す箇所が多くなってしまったので、少し時間をおいて再度推敲します。はい。


【坊っちゃん文学賞】
推敲が残っているのは3番目の作品のみ。
自分の作風とは異なるので、なんども、読み返して、リライトを繰り返していきます。
ようやく文章が安定してきて、全体的に直すことはなくなり、細かい語句の調整に入ることができました。
あともう少し。


【その他モロモロ】
・健康(セルメ)川柳は落選しました。残念です。また来年挑戦しようかな。
・SIer川柳に応募しようかな。9月30日締切です。
・宇宙文化創造コンテスト宇宙川柳にも応募しました。9月末発表です。
・第9回朝礼川柳に応募しました。発表は10月10日です。
・第18回台所・お風呂の川柳に4つ応募しました。10月中旬発表です。


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