【書評】芦沢央『火のないところに煙は』 [書評]
実話形式のホラーです。
収録作品は6作です。
第1話だけ本人の体験談で、第2話~第5話は第1話を発表したあとにもたらされた情報を元に取材し、書いたという形になっています。
最終話はこの本をまとめた後に発生した怪異についてです。
もちろん創作ですが、第3話の『妄言』の印象が強かったです。
いかにもありそうで、あることないことを告口する隣人の鬼気迫る描写に迫力がありました。
もちろんラストにはドンデン返しが待っています。
作者の力量を見せてくれる作品集だと思います。
新感覚のホラーを楽しみたいひとのために!
収録作品は6作です。
第1話だけ本人の体験談で、第2話~第5話は第1話を発表したあとにもたらされた情報を元に取材し、書いたという形になっています。
最終話はこの本をまとめた後に発生した怪異についてです。
もちろん創作ですが、第3話の『妄言』の印象が強かったです。
いかにもありそうで、あることないことを告口する隣人の鬼気迫る描写に迫力がありました。
もちろんラストにはドンデン返しが待っています。
作者の力量を見せてくれる作品集だと思います。
新感覚のホラーを楽しみたいひとのために!