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【書評】芦沢央『いつかの人質』 [書評]

芦沢央の第4作です。


いつかの人質 (角川文庫)

いつかの人質 (角川文庫)

  • 作者: 芦沢 央
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/02/24
  • メディア: 文庫



12年前に不慮の事故で”誘拐”されて失明した少女。
その少女が12年後にまた誘拐されます。
容疑者は12年前に間違って誘拐した犯人の娘。その娘は人気漫画家と結婚したが突然失踪してしまう。
というストーリーです。
プロローグとして12年前の事件があり、そこからは誘拐された娘の家族と、妻を探す人気漫画家、犯人を追い詰める警察と3つの視点が並行して進みます。
そうした中で、二組の家族の問題点が、浮き彫りにされます。
やや強引なところは見受けられるものの、最後におどろきのドンデン返しが待っています。

すっきりと楽しみたいミステリを読みたいひとのために!
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第5回ABEMAトーナメント【決勝:チーム稲葉VSチーム斎藤】 [将棋]

いよいよ決勝戦です。

〔主催者HP〕
https://abema.tv/video/title/288-32

自分の事前予想は、本命チーム斎藤、対抗がチーム永瀬とチーム藤井でした。
チーム斎藤はWエースだけでも強力なのに、フィッシャー経験豊富な若手佐々木勇五段も控えています。
ですが、ここまで苦しみながらの決勝進出です。
チーム稲葉は正直、予想外でした。
稲葉八段がここまで5-1と圧倒的な勝率で引っ張り、服部四段も快進撃を続けています。
出口五段もここまで五分の成績を残しています。
長かった第5回ABEMAトーナメントも決勝戦。
では、その結果ですが、初戦が両チームのポイントゲッターである木村九段と服部四段の対戦となり、ここで服部四段が白星を挙げます。
これで勢いに乗ったのか、服部四段の3連投、3連勝が決まり、いきなりチーム稲葉が3-0と大きくリードします。
チーム斎藤はリーダーの斎藤八段が2度目の登場で、苦しみながら出口四段を破って一矢を報いますが、ここからチーム稲葉は稲葉リーダーの連投で勝負を決めました。
稲葉八段と服部四段の強さが目立ちました。

チーム稲葉、優勝おめでとうございます!


<チーム稲葉>
 稲葉陽八段、服部慎一郎四段、出口若武六段

<チーム斎藤>
 斎藤慎太郎八段、木村一基九段、佐々木勇気七段

[トータル成績]
<チーム稲葉>
 稲葉陽八段    7-1
 服部慎一郎四段 11-3
 出口若武六段   4-4

<チーム斎藤>
 斎藤慎太郎八段  9-7
 木村一基九段   8-7
 佐々木勇気七段  7-9
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