最近の日常【令和４年７月中旬】

〔参議院選挙の結果の話〕
概ね事前予想の通りの結果となりました。
自民党が＋８（＋１５％）で国民の支持を多く集め、立憲民主党が－７（－３０％）と最大の減少幅となっています。
野党では保守政党である維新が＋６（＋１００％）と倍増し、比例投票では立憲民主党を上回っています。
選挙区では大坂、兵庫、神奈川しか取れなかったが、京都、東京などあと一歩のところまで迫った選挙区もあり、地道に選挙活動を続ければ６年後に逆転するかもしれません。
これ以外に目立ったところでは、れいわが３議席取り、共産党の３議席、国民民主党の５議席とそん色のないところまで来ています。
非改選の議席との合計ではまだ両党の後塵を拝しているし、比例の得票率でっも4.4%と共産6.8%、国民6.0%と差がありますが、３年後には肩を並べるところまできているかもしれません。左派政党では一番勢いがありそうです。
社民党は比例で１議席を確保し、比例得票率も2％を越えましたが、得票率では同じ１議席の参政党3.3%に負け、ＮＨＫ党とも僅か5000票差まで迫られています。
存亡をかけた選挙はこれからも続きそうです。
こうして見ると、全体的に保守政党が伸びている印象があります。若者ほど保守政党を支持しているので、この傾向は続くのかなと思います。というより、左派政党と国民の意識が乖離しているように感じます。
しばらく選挙はないので、与党には安定してた政権運営を期待したいです。

〔マスコミの報道についての話〕
同じ職場の若者から、「なぜマスコミの報道は歪んでいるのか」的なことを聞かれた。
うーん、歪んでいるというより、ただ単に発想がズレているだけのような。
マスコミといっても商売です。視聴者に支持されなければ商売がなりたちません。なので、視聴者に気に入られるように報道しているつもりが、結果としてピントがズレただけなのかなと。
それとスポンサーの問題もあります。ＴＶは広告商売なので、スポンサーを貶して広告を引き上げられたら営業的にダメージです。
いまはネットなど、広告の手段が増えていますから。
そんな無料の情報に、正確性とか公平性とか求めてもねえ、というのが自分の感覚です。
若手も「そうですよねえ」と納得の様子。
どうもマスコミの報道姿勢に不満を持ちつつ、マスコミに対する非難も苦々しく感じていたようです。若いのにバランス感覚があります。
情報は有料であるのが常識の世界になれば、また変わってくるとは思うのですが。