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創作状況【7月上旬】 [ぼくの公募状況]

もうすぐ投票日ですね。みなさん投票を!

【第178回のメュー】
◆公募分析 第9回星新一賞の分析
◆小説でもどうぞ!に挑戦中(第8回)
◆おまけのもう1作
◆公募情報数点

 来月のテーマは星新一文学賞の傾向と対策です。
 次回発行は7月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
 https://www.arasuji.com/mailmagazine.html
 ※ページの下の方に登録フォームがあります。

【ショートショートガーデン】
生物シリーズの第3弾ですが、ぴこ蔵さんの【妄想錬成メタプレミス】
#003[鴉(カラス) こそ 病院]
から作っています。

〔カラスの医者〕
https://short-short.garden/S-uCTsUC

【小説でもどうぞ】
今月のテーマは「休暇」ですか。
まずは旧来型の手法でアイデアを出して書いてみる。2つボツにして、3つ目でようやくテーマと合致する。今回採用したのはダブルミーイングです。ただ、あまりに文章や視点がガチャガチャしているので、かなりの推敲が必要です。で、最終的には丸ごと書き直しました。ただ、この公募には合わない作品だなあ。
旧来型は手堅いけど技術開発にはつながらないので、新方式のあらすじの森作戦も発動。
ツール「動物と助詞と場所」で出てきたのはこのワード。
「カラス くらい 診療所」
うーん、これにテーマ「休暇」かあ……。書いてみたけど、結局、ショートショートガーデン用の作品になってしまいました。次です、次。

[あらすじの森]
https://mori.arasuji.com/


【yomeba!】
第18回「ともだち」の入選作を順番に読みます。

坂入慎一『指のともだち』
登校拒否で引きこもりの主人公の指が友達(というより家族)になる話です。
まず人差し指に顔ができて、そのうち五本とも全て顔ができます。指と会話をする主人公。そうこうするうちに、かつての親友がやり直そうと部屋を訪れます。
本作は擬人法の応用で、体の一部が別の意識を持つパターンです。それなりにあるアイデアなので、どう料理するかで作者の腕が問われます。
本作は常連らしく、手堅くまとまっています。ただ、計算されたオチとはちょっと違うかな、というイメージです。
冒頭でオチに繋がる伏線が欲しかったかも。


【星新一賞】
第9回星新一賞受賞作品を順番に読んでいます。

・ジュニア部門 グランプリ 『カーテンコール』 小林宗太
全てがスケているスケスケ星人と人間との交流を描きます。
宇宙船が故障して、スケスケ星人が少年に助けを求めます。スケスケ星人はすべてがスケスケなのですが、「人間は心にカーテンをかけているよう」と不思議がられます。
少年と友情をはぐくみ、スケスケ星人はスケスケ星に帰りますが、その後で地球に素晴らしいプレゼントを贈ります。
という話です。
前半がとても良いです。ファーストコンタクトものですが、スケスケ星人の様子と交流とがテンポよく楽しく語られています。発想が子供らしくて、ジュニア部門のグランプリにふさわしいと思います。
ただ、ラストが急に教訓臭くなります。まるでここだけオジサンのようです。
最後までジュニアらしく書いて欲しかったなあ、と思いました。もしかしたら大人がアレコレとアドバイスをしてしまったのかもしれませんが。

【坊っちゃん文学賞】
3つ応募する予定で、2作目を推敲する。
で、完成させたけどボツにしました。内容はともかく、外形的には過去受賞作と似た部分があったので。
ということで、他の候補作をエントリーする。まあ、これは最初から完成度が高いのでほぼ推敲の必要なし。
ショートショートしては、よくできていると思うのですが。


【その他モロモロ】
・第9回朝礼川柳に応募しようかな。締切は8月31日です。
・第18回台所・お風呂の川柳に4つ応募しました。10月中旬発表です。
・健康(セルメ)川柳で3つ応募。今回は勉強しました。8月下旬発表です。
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