【書評】宝泉薫編『泣ける太宰 笑える太宰~太宰治アンソロジー~』 [書評]
太宰治の掌編を集めたアンソロジーです。
だれもが知る昭和初期の文豪ですが、作品を呼んだことのあるひとは少数派だと思います。
『人間失格』『走れメロス』が代表作ですが、本アンソロジーでは「泣ける太宰」「笑える太宰」「毒づく太宰」「祈る太宰」と4つのカテゴリーに分け、作品ごとに簡単な背景が添えられているので、作品に対する理解が進みます。
なかなかよく考えられた構成だと感心しました。
太宰治を読んでみたいと思ったひとは、こうしたアンソロジーから入るのが良いのかもしれません。
太宰治は早くに亡くなったのでずいぶんと昔の人だと思っていたのですが、川端康成の方が10歳も年上と知りびっくりしました。
太宰治に興味を持ったひとはぜひ!
だれもが知る昭和初期の文豪ですが、作品を呼んだことのあるひとは少数派だと思います。
『人間失格』『走れメロス』が代表作ですが、本アンソロジーでは「泣ける太宰」「笑える太宰」「毒づく太宰」「祈る太宰」と4つのカテゴリーに分け、作品ごとに簡単な背景が添えられているので、作品に対する理解が進みます。
なかなかよく考えられた構成だと感心しました。
太宰治を読んでみたいと思ったひとは、こうしたアンソロジーから入るのが良いのかもしれません。
太宰治は早くに亡くなったのでずいぶんと昔の人だと思っていたのですが、川端康成の方が10歳も年上と知りびっくりしました。
太宰治に興味を持ったひとはぜひ!