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【映画】バットマン・ビギンズ [映画評]

ダークナイトシリーズ3部作の第1作です。


バットマン ビギンズ [Blu-ray]

バットマン ビギンズ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2016/02/24
  • メディア: Blu-ray



バットマンの映画は多数ありますが、ビギンズとあり3部作の第1作なので、ブルース・ウェインがなぜバットマンになったのかも丹念に描かれています。
ウェインは幼いころの記憶から、コウモリに対する恐怖と自己嫌悪がありました。前者は古井戸に落ちてコウモリに襲われたため。
自己嫌悪はコウモリへの恐怖でオペラを見ることができなくなり、途中退場したために強盗にあい、目の前で両親が殺されたこと。
その恐怖を克服するために、なぜか忍者修行(日本人の目には奇怪ですが))を行い、恐怖を克服することに成功します。
しかし、その集団が腐りきったゴッサムシティを滅ぼすことだと知り、決裂します。
そして、ウェインはバットマンとなり、ゴッサムシティを滅ぼそうとする集団と対決します。
その過程で、相棒となるゴードン刑事とも出会っています。
本作ですが、忍者修行のシーンはかなり違和感がありますが(欧米から見たら、これが忍者のイメージなのでしょう)、よくできたエンターテイメント映画だと思います。
両親を殺した犯人を自ら殺害しようとして果たせず、恋人から呆れられるところが転機で、修行を終了したところがミッドポイントでしょうか。
ここからストーリーは佳境に入っていきます。
普段の主人公とダークヒーローのときのの主人公の二面性も強調されており、変身物の王道といった感じがします。
変身するとキャラ変するのが、よいと思います。
敵の兵器は、恐怖を増幅する精神薬です。
最初はこの薬にやられますが、2回目は克服します。けど、新薬で対抗する、というのがやや安易な気もしないでもないかな。
ラストは次回作へ続くことを強調して終わります。
最後まで満足して楽しめる快作だと思います。

バットマンシリーズのファンのひとのために!
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