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【映画】ジュラシック・ワールド2/炎の王国 [映画評]

精密な恐竜のCGが楽しめる映画です。


ジュラシック・ワールド/炎の王国 [Blu-ray]

ジュラシック・ワールド/炎の王国 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2019/07/03
  • メディア: Blu-ray



ジェラシックパークから引き継いでシリーズ化されたジェラシックワールドの第2弾です。
前作で恐竜サファリ―パーク、ジェラシックワールドは壊滅し、恐竜たちはジェラシックパークがあった絶海の孤島で、自由に暮らしていました。
その孤島で火山が爆発し、オーウェン財団の傭兵たちと主人公たちで恐竜たちを助けに行きます。
ところがオーウェン財団の目的は、恐竜たちをオークションにかけて大儲けすること。
主人公たちを呼んだのは、主人公たちが飼いならしていたヴェロキラトプルのブルーを確保するためだった。
財団は前作で大暴れした人工恐竜、インドミナス・レックスとブルーのDNAを融合させることで、人間に従順な恐竜兵器を作ろうとしていた。
目的を知った主人公たちは、オーゥエン財団の野望を阻止するために立ち上がる……
というのが、ざっくりとしたストーリーです。とても分かりやすくて、すっと、物語に入っていけます。
前作に続いて、恐竜のCGが美しく、動きもこまやかです。本作で描かれている恐竜は、伝統的な姿です。
(最近は羽毛に覆われている説が強いですが)
ハリウッドらしく、主人公たちは次から次へとピンチを迎えます。
迫る溶岩からの逃走、凶悪な恐竜からの逃走、水中からの脱出、島に置き去りされそうになりながらのダッシュ、などなど。
途中でオーウェン財団の孫娘が登場します。
基本的にはオーゥエン財団の内部の悪事を観客に見せるためのキャラですが、実は祖母が娘を溺愛したばかりに、誕生させた娘のクローンという秘密を持っています。
この娘がいることで、ラストシーンとテーマにつながってきます。
「クローンでも命」
この選択が、世界に混乱を巻き起こす予兆をにおわして物語は終わります。結末は次作で、という感じです。
製作費1億7000万ドル、興行収入13億1000万ドルなので、大成功作品だと思います。
最凶の恐竜との戦いですが、展開が前作と似ており、そこが残念かも。

恐竜好きなひとのために!

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