【書評】大倉祟裕『ペンギンを愛した容疑者』 [書評]
警視庁いきもの係、第3弾です。
第2弾で長編を挟みましたが、また短編として戻ってきました。
テーマは「ペンギン」「ヤギ」「サル」「ヨウム」です。
動物をこよなく愛する薄巡査が、鋭い観察眼で、事件の意外な真相を解き明かしていきます。
個人的にすきなのは「ヤギを愛した容疑者」です。
前半に小さな伏線がはられていて、そこからヤギの話にいきますが、最後にきっちりと伏線の意味が明かされます。
ひとつ、ポツンとある違和感の配置が、うまいと思いました。
薄巡査は日本語が苦手で、トンチンカンな会話も楽しみのひとつです。
ドラマ化されるのも納得です。
動物好きのひとのために!
第2弾で長編を挟みましたが、また短編として戻ってきました。
テーマは「ペンギン」「ヤギ」「サル」「ヨウム」です。
動物をこよなく愛する薄巡査が、鋭い観察眼で、事件の意外な真相を解き明かしていきます。
個人的にすきなのは「ヤギを愛した容疑者」です。
前半に小さな伏線がはられていて、そこからヤギの話にいきますが、最後にきっちりと伏線の意味が明かされます。
ひとつ、ポツンとある違和感の配置が、うまいと思いました。
薄巡査は日本語が苦手で、トンチンカンな会話も楽しみのひとつです。
ドラマ化されるのも納得です。
動物好きのひとのために!