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創作状況【9月中旬】 [ぼくの公募状況]

自民党の総裁選挙が盛り上がってきました。

【サイトーメルマガ第168回の内容紹介】
◆創作に役立つ短編 ~ 倉知淳『たたかえ、よりきり仮面』 ~
◆TO-BE小説工房に挑戦中(第79回)
◆公募情報数点
 来月のテーマは「木を隠すには森の中」です。
 次回発行は10月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
 https://www.arasuji.com/mailmagazine.html
 ※ページの下の方に登録フォームがあります。

【ショートショートガーデン】
SFショートショートです。

〔宇宙船とワニ〕
https://short-short.garden/S-uCTqAg

【小説でもどうぞ】
早々に今月投稿作品を応募する。
最後に推敲するときに、改行が少ないなあと感じたので、何行か削って改行を増やすことにする。
内容はともかく、全体的なバランスは良くなった。
ちなみに絶対採用されない系統の作品です。はい。

【SSスタジアム】
次回のテーマと発表待ちですね。
応募作は個人的にはよくできた作品だと思っていますが、ということは個人的趣味が強く出た作品ともいえるので。
会心作は受賞しない説は今回も続くかどうか(笑)

【星新一賞】
第9回星新一賞に応募しました。
文章的には作りこまれていたので、最後に最低限だけ修正。
それにしても、募集要項の文字が小さすぎる。
応募直前まであらすじ不要と思っていたし、最後に<了>や題名をつけ忘れるところだった。
あぶないあぶない。
ストーリーとしては、インチキ理系っぽいバカSFですが、さすがに現実性がなさすぎるかなあ、という感じです。
とりあえず風呂敷を広げたみたいな。

【創元SF短編賞】
懐かしいSFを順番によむ。名前だけ知っていて始めての作家も多し。
そのうち順番に感想でも。

【坊ちゃん文学賞】
ボツアイデアを順番に400字にまとめてショートショートガーデン用に書き換える。
だいたい投稿する作品は決めたのだが、ギリギリまで迷い中。

【福島正実SF童話賞】
最終週ぐらいになんとかいしようか、どうしようか。

【ゆきのまち幻想文学賞】
ひとつアイデアを思いつくが、まあボチボチ書きます。

【ミステリ関係】
書きたいけど後回しです。はい。
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第6期叡王戦第5局(豊島将之叡王VS藤井聡太二冠) [将棋]

フルセットで迎えた最終局です。

〔主催者HP〕
http://live.shogi.or.jp/eiou/

挑戦者の藤井二冠は通算勝率が8割を超えています。
勝率8割の棋士が番勝負で負ける可能性は相当に低く、いままでのタイトル戦で
棋聖戦 3-1、王位戦 4-0、棋聖戦 3-0 と圧倒的な成績を残しています。
ところが今回の叡王戦では、対戦成績で分が悪い豊島叡王が相手ということありますが、初めて2-2のフルセットに持ち込まれました。
豊島叡王としても、タイトルを防衛できるかどうかの1戦ですが、それ以上に藤井二冠相手に番勝負で黒星を付けられるかどうかという意味で大きな1戦だと思います。
谷川・羽生のように切磋琢磨する時期が続くのか、それとも藤井二冠が突き抜けてしまうのか、この1戦で将棋界の歴史が変わる可能性があります。
豊島叡王は叡王戦第4局では相掛かりを採用し、深い研究から藤井二冠の反撃を封じ込めて完勝しました。
さあ、トップスターの共演の最終幕は、どのような結末になるでしょうか?

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/eiou/kifu/6/eiou202109130101.html

ということで将棋です。
大事な1局で先手番を引いたのは藤井二冠でした。
それからまるで事前に申し合わせがあったかのように相掛りへと進みます。
先手は7筋の歩をかすめ取り、歩損の代償として後手は銀を前線に繰り出します。
雁木模様から銀を進出させたのが豊島叡王の工夫です。
しかし、藤井二冠の2九飛車をみていきなり豊島叡王が長考します。
豊島叡王は研究手を出したのに早々と想定局面から外れたのか、不安が残る立ち上がりです。
銀を出したからには攻めないとおかしいのですが、藤井二冠の受けに銀を引かされて、模様としては先手良しです。
その後は藤井二冠の緩急自在の差し回しが冴えまくります。
後手陣を攻めたと思えば受けに回り、豊島叡王の2枚銀を重くします。
終盤の豊島叡王の勝負手にも、飛車切りから金をぐいっと前に出し、後手陣の居玉の薄さを一気に突きます。
そのまま緩むことなく一気に寄せ切り、最後は窒息していた角まで盤面を舞います。
美しい手順だと思います。
素晴らしい将棋で111手まで藤井二冠の完勝で、これで最年少三冠達成です。
まさに藤井1強時代の到来を告げる1局になったと思います。

豊島将之VS藤井聡太との番勝負3連戦は、これで藤井聡太の連勝となりました。
残る竜王戦は、10月8日、9日から開幕です!
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【公募情報】みんながつくる5秒後コンテスト(短文・10/31〆) [公募情報]

5分後に意外な結末シリーズの募集です。

〔主催者HP〕
https://gakken-ep.jp/extra/5fungo/5sec_campaign/

主催者HPを開くと、題材が3つ用意されています。
冒頭だけ書かれているので、それぞれにオチを考えるという公募です。
文字数や形式の指定はありませんが、公募主旨からすると短い方がよい気がします。
主催者HPに「書き方のコツ」が紹介されているので、こちらを参考にするとよいと思います。
応募締切は令和3年10月31日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:短文、その他
テーマ :ケース1~3にオチを付ける。
最優秀賞:3万円分の図書カード
制限文字数:なし
応募方法:インターネット
応募締切:令和3年10月31日
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第1期ヒューリック杯白玲戦第1局(西山朋佳女流三冠VS渡部愛女流三段) [将棋]

いよいよ新棋戦の決勝7番勝負が始まります。

〔主催者HP〕
http://live.shogi.or.jp/hakurei/

白玲戦は大型新棋戦で、タイトルの序列は1位。さらに名人戦と同じくクラス分けと順位が付けられます。
第1期なのでトーナメント戦ですが、第2期以降はクラスごとの総当たり戦となり、A級の優勝者が白玲に挑戦することになります。
他の女流棋戦でも挑戦者決定リーグ戦はありますが、参加する全女流棋士が順位を付けられてのクラス毎の総当たり戦は初です。
ファンとしては非常に分かりやすいですが、女流棋士としたら現在の実力が明確になるので厳しい部分もあります。
今後は女流棋界でも順位戦のようなドラマが繰り広げられることでしょう。
初代白玲戦の決勝まで勝ち上がったのは、大本命の西山女流三冠とタイトル経験者の渡部女流三段です。
さあ歴史に残る新棋戦の第1局です。勝負の結果は、どうなったでしょうか!

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/hakurei/kifu/1/hakurei202109110101.html

ということで、将棋です。
先手西山女流三冠の作戦はゴキゲン中飛車。対する後手渡部女流三段は穴熊を目指します。
それを見た西山女流三段は左銀を右側に繰り出して玉頭にちょっかいを出し、さらに穴熊の桂馬も跳ねていきます。
西山三冠らしい、非常に積極的な作戦です。
ただ、評価値としては互角ですが、後手の金銀がまとまっているのに対して先手はやや離れていることから、実戦的には後手が勝ちやすそうです。
評価値が動き始めたのは、64手目からです。
先手の4五桂馬に対して渡部女流三段は4六歩からカウンターを仕掛けにいきますが、逆に西山三冠に駒を捌かれて一気に形勢が先手に傾きます。
この局面ではもう少しじっくり指すのが良かったようです。
形勢が良くなった西山三冠ですが、確実な手で後手陣をはがしていき、最後は龍切からの4二角打ちが決め手でした。
綺麗に寄せ切った西山三冠が105手まで勝ち切り、まずは幸先の良い1勝をあげました。

白玲戦第2局は、9月18日(土)に石川県金沢市「ホテル日航金沢」で行われます!
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最近の日常【令和3年9月中旬】 [日常]

〔1回目のワクチン接種をした話〕
接種を受けたのはファイザー製です。
徒歩圏内の個人医院で予約を取れたのはありがたい。
予約時間ぴったりに医院まで行き、検温して問診表を書いて、すぐに接種。
筋肉注射はめずらしいと思っていたら、院長の話だと「外国のワクチンはだいたい筋肉ですよ」とのこと。
wikiで調べると、筋肉注射には「免疫が付きやすく局所の副作用も小さい」「管内に入れると障害を起こすような作用の強い薬剤(油性や懸濁性の薬剤)」「皮下注射では投与できない多量の薬液(おおむね5 mLまで)」などのメリットがあるとのこと。
その一方で「無菌性筋肉壊死、神経障害を起こす」ともある。
何事もメリットとデメリットがあるといことで。
ひとつ勉強になりました。
2回目は9月下旬の予定。

〔冷蔵庫のトレイを取り寄せた話〕
冷蔵庫のトレイが破損した。メーカーは国内企業で、約10年前の商品です。
とりあえずアマゾンで検索をかけてみたが、まったくヒットせず。
そもそもトレイの型番がよくわからない。なにせ10年前なので、説明書もどこにあるのやら。
冷蔵庫の型番だけ調べてダメ元でメーカーに問い合わせところ、丁寧は返事がきた。
全てのトレイの型番を教えてくれて、近所の電気屋を通じて取り寄せれば対応可能だという。しかもそんなに高くない。数千円レベルです。
さっそく近所の電気店で注文しました。
商品は10日ほどで届きました。もちろん、冷蔵庫には無事にぴったりハマります。
こういったアフターフォローの体制がしっかりしているところが、日本企業だなあと思います。
ありがたや、ありがたや。
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【公募情報】滋賀作家大賞(随筆・10/31〆) [公募情報]

滋賀作家クラブが誕生して60年だそうです。

〔主催者HP〕
https://k-touch.wixsite.com/shigasakkabungaku/%E6%BB%8B%E8%B3%80%E4%BD%9C%E5%AE%B6%E5%A4%A7%E8%B3%9E

本公募は滋賀作家クラブ60周年記念事業です。
月1回の合評会、年3回の同人誌発行が休むことなく続けられているそうで、いやはや凄いのひとことです。
募集内容は随筆で、全国から応募可能です。
制限枚数は5枚、応募締切は令和3年10月31日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:随筆
テーマ :自由
大  賞:3万円
制限枚数:原稿用紙換算5枚
応募方法:郵送
応募締切:令和3年10月31日

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【書評】黒田愛『新釈 三匹のぶたの話』 [書評]

有名な童話の新釈本です。


三匹のぶたの話―新釈

三匹のぶたの話―新釈

  • 作者: 黒田 愛
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2007/10/01
  • メディア: 単行本



まず、妙にリアルな子豚に圧倒されています。
作者は独特な画風で、豚なのに目が人間です。このアンバランスさが、絵に力を与えていると思います。
基本的なストーリーは同じですが、ラストでショートショートテイストのオチが付けられています。
作者は将来を期待されながら、23歳の若さで亡くなられたようです。
とても残念です。心より、ご冥福をお祈り申し上げます。

風変わりでインパクトのある童話を読みたいひとのために!
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【公募情報】辛道カレー川柳(川柳・10/30) [公募情報]

辛道カレーの川柳募集です。

〔主催者HP〕
https://shin7777.com/senryu/

辛道カレーはレトルトですが、650円~1,000円と高額です。
ただ通常のレトルトではなく、肉もたっぷりで、お店で出せるレベルに仕上がっているとのことです。
そんな辛道カレーの伝えるための川柳募集とのことです。
テーマは「辛道カレーの味にまつわること」です。応募締切は令和3年10月30日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:川柳
テーマ :辛道カレーの味にまつわること
最優秀賞:クオカード3万円
応募方法:インターネット
応募締切:令和3年10月30日
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創作状況【9月上旬】 [ぼくの公募状況]

パラレンピックももうすぐ閉幕です。

【サイトーメルマガ第168回の内容紹介】
◆創作に役立つ短編 ~ 倉知淳『たたかえ、よりきり仮面』 ~
◆TO-BE小説工房に挑戦中(第79回)
◆公募情報数点
 来月のテーマは「木を隠すには森の中」です。
 次回発行は10月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
 https://www.arasuji.com/mailmagazine.html
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【ショートショートガーデン】
実話をもとにした作品だったりします。

〔SNS〕
https://short-short.garden/S-uCTqtP

【小説でもどうぞ】
次回のテーマまちです。

【SSスタジアム】
「誕生」の入選作を順番に読む。

『闇に溶ける』 進見達生

薄暗い連絡通路に置かれた椅子。この椅子には「トモダチがほしい」と書いてある。
となれば、ストーリーは分かると思います。予想通りに進み、予想通りに終わります。ショートショートというよりホラーです。
ただ消えるだけではホラー感が足りないので、何かジワジワくるような仕掛けが欲しいなあという感じ。
小学校入学を楽しみにしていた少女の霊の仕業なので、その辺りを活かせなかったのかなあと。
まあ、すぐに工夫を考えるのが、ぼくの悪い癖なのですが。


【星新一賞】
第8回星新一賞受賞作品を順番に読んでいきます。

・学生部門 グランプリ『2050年度 K大学 入学試験問題(オンライン型・分離融合学類)』 橋口創一
試験問題形式。手記を読んで、意見をまとめるという問題。実験的な作品で、初期の星新一賞を髣髴とさせます。
テーマは安楽死で、IRISという意識をロボットに転送させることで、安らかな死を迎えるという設定です。
手記自体は面白いですし、引き込まれるようにして読みましたが、ストーリーに関係のない設定も多く、振り返るとこの辺りの取捨選択が必要だったかもしれません。また、試験問題だけに解答例がついていますが、「議論に一石を投じる」という締め方は意見として弱いです。
試験問題という形式を活かすのであれば、【解答例】と【作題意図】で、何か仕掛けが欲しかったなあと思いました。
よくできた作品だとは思いますが、学生部門として考えると、もうひと工夫欲しいというのが自分の素直な感想です。
もうひと工夫も、ふた工夫も、飲み込めるだけの力があるストーリーだと思いますので。

【創元SF短編賞】
日本SFの古典を図書館で借りようと思ったら、意外とないのね。
小松左京がSFノートで読むべき本として上げた本のうち、半分あるかどうか、という感じかなあ。
時代もあるとは思いますが。

【坊ちゃん文学賞】
最後のアイデアを半分ぐらい書く。
で、ここで止めて、あとは順番に推敲しながらバランスを見てオチを決める予定。
たまにはそんな作り方も良いかなと。

【福島正実SF童話賞】
推敲するたびに児童文学から離れていく。ダメだ、これは……。

【ゆきのまち幻想文学賞】
今年度投稿予定の作品を推敲する。とはいえ投稿は4か月先ですが。
8枚と少ししかなかった作品を、推敲して9枚と16行まで伸ばす。
たしかこれ、宮部みゆきの『ソロモンの偽証』を読んだ後に書いた作品です。ストーリーは全然違いますが、シーンの一部の空気だけ借りたといいますか。
とか書いた後で、さらに気になって推敲する。
密かに映画『シックスセンス』で使われたのと同じ技法を使う。雪の幻想性が足りないというかないなあと思ったので、それとなくシーンを加えて見る。1行オーバーしたので削る。
たぶん、これで完成。物語としては綺麗なのだが。

【ミステリ関係】
書きたいけど後回しです。はい。

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【書評】内山りゅう『タガメのいるたんぼ』 [書評]

タガメの写真がたっぷりです。


タガメのいるたんぼ (ふしぎいっぱい写真絵本)

タガメのいるたんぼ (ふしぎいっぱい写真絵本)

  • 作者: 内山 りゅう
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2013/05/15
  • メディア: 大型本



日本国内において、最強の水中昆虫といえば、タガメです。
虫を食べるのは当たり前で、小魚やカエルまで食べてしまいます。その旺盛な食欲と、昆虫とは思えない力強さはまさに水の王者です。
いまは希少となったタガメの生態を、豊富な写真で紹介しているのが本書です。
アップで見る目は貫禄十分です。

タガメの写真をいっぱい見たいひとのために!

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