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創作状況【9月上旬】 [ぼくの公募状況]

パラレンピックももうすぐ閉幕です。

【サイトーメルマガ第168回の内容紹介】
◆創作に役立つ短編 ~ 倉知淳『たたかえ、よりきり仮面』 ~
◆TO-BE小説工房に挑戦中(第79回)
◆公募情報数点
 来月のテーマは「木を隠すには森の中」です。
 次回発行は10月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
 https://www.arasuji.com/mailmagazine.html
 ※ページの下の方に登録フォームがあります。

【ショートショートガーデン】
実話をもとにした作品だったりします。

〔SNS〕
https://short-short.garden/S-uCTqtP

【小説でもどうぞ】
次回のテーマまちです。

【SSスタジアム】
「誕生」の入選作を順番に読む。

『闇に溶ける』 進見達生

薄暗い連絡通路に置かれた椅子。この椅子には「トモダチがほしい」と書いてある。
となれば、ストーリーは分かると思います。予想通りに進み、予想通りに終わります。ショートショートというよりホラーです。
ただ消えるだけではホラー感が足りないので、何かジワジワくるような仕掛けが欲しいなあという感じ。
小学校入学を楽しみにしていた少女の霊の仕業なので、その辺りを活かせなかったのかなあと。
まあ、すぐに工夫を考えるのが、ぼくの悪い癖なのですが。


【星新一賞】
第8回星新一賞受賞作品を順番に読んでいきます。

・学生部門 グランプリ『2050年度 K大学 入学試験問題(オンライン型・分離融合学類)』 橋口創一
試験問題形式。手記を読んで、意見をまとめるという問題。実験的な作品で、初期の星新一賞を髣髴とさせます。
テーマは安楽死で、IRISという意識をロボットに転送させることで、安らかな死を迎えるという設定です。
手記自体は面白いですし、引き込まれるようにして読みましたが、ストーリーに関係のない設定も多く、振り返るとこの辺りの取捨選択が必要だったかもしれません。また、試験問題だけに解答例がついていますが、「議論に一石を投じる」という締め方は意見として弱いです。
試験問題という形式を活かすのであれば、【解答例】と【作題意図】で、何か仕掛けが欲しかったなあと思いました。
よくできた作品だとは思いますが、学生部門として考えると、もうひと工夫欲しいというのが自分の素直な感想です。
もうひと工夫も、ふた工夫も、飲み込めるだけの力があるストーリーだと思いますので。

【創元SF短編賞】
日本SFの古典を図書館で借りようと思ったら、意外とないのね。
小松左京がSFノートで読むべき本として上げた本のうち、半分あるかどうか、という感じかなあ。
時代もあるとは思いますが。

【坊ちゃん文学賞】
最後のアイデアを半分ぐらい書く。
で、ここで止めて、あとは順番に推敲しながらバランスを見てオチを決める予定。
たまにはそんな作り方も良いかなと。

【福島正実SF童話賞】
推敲するたびに児童文学から離れていく。ダメだ、これは……。

【ゆきのまち幻想文学賞】
今年度投稿予定の作品を推敲する。とはいえ投稿は4か月先ですが。
8枚と少ししかなかった作品を、推敲して9枚と16行まで伸ばす。
たしかこれ、宮部みゆきの『ソロモンの偽証』を読んだ後に書いた作品です。ストーリーは全然違いますが、シーンの一部の空気だけ借りたといいますか。
とか書いた後で、さらに気になって推敲する。
密かに映画『シックスセンス』で使われたのと同じ技法を使う。雪の幻想性が足りないというかないなあと思ったので、それとなくシーンを加えて見る。1行オーバーしたので削る。
たぶん、これで完成。物語としては綺麗なのだが。

【ミステリ関係】
書きたいけど後回しです。はい。

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