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【書評】門田隆将・髙橋洋一『日本を覆うドリーマーたちの「自己陶酔」』 [書評]

異色の2人の対談本です。


日本を覆うドリーマーたちの「自己陶酔」 (WAC BUNKO 288)

日本を覆うドリーマーたちの「自己陶酔」 (WAC BUNKO 288)

  • 出版社/メーカー: ワック
  • 発売日: 2018/12/19
  • メディア: 新書



門田隆将は武骨なノンフィクションライター、髙橋洋一は元財務官僚で、非常にロジカルな思考をするひとです。
この二人の対談ですから、歯に衣を着せずに本音でバンバン進みます。
そこがまた面白いです。普通の識者では言えないようなことも、平気で活字にしています。
言論の自由を守る気概を失った出版社への批判が主ですが、事実関係を確かめずに記事にしてしまう記者能力の劣化、数字のない議論への批判など多岐にわたっています。
いま言論の自由が危機に陥っています。
こうした本が出版され続けることを願いたいです。

本音の話を聞きたいひとのために!
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