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【映画】スパイダーマン/ノーウェイホーム [映画評]

過去スパイダーマンとヴィランが勢揃いの総集編です。


スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2022/04/27
  • メディア: Blu-ray



前作のラストで、スパイダーマンはミステリオによって正体を明かされてしまいます。
ミスティレイオを支持する人々も多く、スパイダーマンは悪役となります。
友人たちもスパイダーマンと関係があるというだけで大学進学ができなくなる始末。
責任を感じたピーターは、魔術師ストレンジに頼んで、スパイダーマンの正体を世間が忘れるよう依頼します。
しかし、途中でピーターがあれこれ条件をつけるものだから魔術は失敗し、別世界にいたヴィランたちがやってきてしまいます。
安易に魔術に頼る姿勢をストレンジに叱責されて、ピーターはヴィランたちの確保に動きます。
順調に確保は進みますが、ヴィランたちがスパイダーマンによって殺される運命であることを知り、今度はストレンジに逆らってヴィランたちを治療した上で元の世界に返そうとします。
しかし、ヴィランたちがスパイダーマンの言うことをきくわけもなく、逃げ出して暴れまわります。そして、メイおばさんも命を落とします。
責任を感じるピーターに、別世界のスパイダーマンがやってきて、そして力を合わせて全員の治療に成功します。
しかし、スパイダーマンの正体がピーターであることが知れ渡った影響で、次から次へとヴィランがこの世界にやってきそうになります。
そこで。、ピーターはストレンジに「全ての人間からピーターの記憶をなくして」と依頼することで世界を救います。
エピローグでは、ピーターと記憶を失ったМJとの寒々しい会話があり、ピーターはよき隣人としてスパイダーマン活動を続けるところで映画は終わります。

スパイダーマンシリーズは、一貫して主人公の成長を描いています。
暴走しがちだったスパイダーマンも、仲間の助けを求めることを覚えますが、ところがそれが自助を忘れたあまりに安易な行動だったため失敗します。
さらにヴィランを無謀にも救おうとして、それで大切なひとを失い、さらに大きな被害を与えてしまいます。
日本人的感覚では、このあたりの選択が、いまいちわかりません。キリスト教的な考え方なのかも。
二人のスパイダーマンの助けを借りて、困難に立ち向かうのが正しい選択ということになろうかと思います。
最後は自己犠牲の精神で解決ですが、これは冒頭における誤った選択の回収ですね。このあたりの構成は納得です。
初代スパイダーマンであるトビーマグガイアと2代目スパイダーマンのアンドリュー・ガーフィルドの登場には驚きました。
グリーンゴブリンのウィレム・デフォーも登場です。
いやはや、この俳優陣はたまりません。

スパイダーマンの総まとめを見たいひとのために!
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【書評】藤尾秀昭編『1日1語、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書』 [書評]

とにかくいい話がてんこ盛りです。


1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書

1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書

  • 出版社/メーカー: 致知出版社
  • 発売日: 2022/03/29
  • メディア: 単行本



仕事の教科書の続編みたいな本です。
本書の性格上、自己啓発や仕事関係の話が多いのですが、自分がなによりじんとくるのは家族の話です。
姉の結婚式で、姉は障害を持つ妹が縫ってくれた浴衣を着て「妹は私の誇りです」と胸を張った女性の話。
放火に会い死線をさまよっていたとき、八十を超える父が「今度、修ちゃんを襲ってきたらやっつけてやる」と病院に泊まり込んだ父の話。
家族の愛は偉大ですと、心から思います。
あと何事も全力を尽くすことと、感謝の気持ちを忘れないことは大事だと思います。
そうした姿勢が、運や人を引き寄せ、よい人生を送る一助になるのかなと思います。
とてもいい本だと思います。

1日1話元気をもらいたいひとのために!
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