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創作状況【4月中旬】 [ぼくの公募状況]

コロナの第4波ですか……いやあ……

【サイトーメルマガ第163回の内容紹介】
◆こんな公募に挑戦してきました 第13回YOMEBAショートショート募集
◆TO-BE小説工房に挑戦中(第73回)
◆公募情報数点
 来月のテーマは「冒頭から作る方法のか、オチから逆算するのか」です。
 次回発行は5月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
 https://www.arasuji.com/mailmagazine.html
 ※ページの下の方に登録フォームがあります。

【ショートショートガーデン】
ボツ・アイデアシリーズが終わったので、今週から普通の投稿です。

〔ドウジョウするなら金をくれ〕
https://short-short.garden/S-uCTnZd

【TO-BE小説工房】
来月は「目」なので、たまには不条理なホラーテイストにしようと思ったけど、ラストをどうまとめるべきか、頭の中でいろいろ考え中。

【SSスタジアム】
入選作の『牛車の中で紫陽花を抱きしめる』を読む。
https://yomeba-web.jp/novel/i/?book=ssn14-gyusha

うーん。素で理解できない。
「むかしむかしの大昔」という昔話のシーンがあるのだが、「村長」や「虫取り」というキーワードから明治以降と思われるが、どうも時代が合致しない。
主人公は山奥で道に迷い途方に暮れて草陰に隠れているという行動から子供と思っていたら、なんと大人だったことに仰天した。
そもそも、紫陽花をもらうために山奥に住む叔父の家に行くという設定も、いい大人が途中で迷うという設定も、かなり無理がある。
いろいろと違和感がある上に、ストーリーも何が主題なのか分からない。
けど、これが入選しているんだよなあ。
いやあ、難しいです……。

【星新一賞】
ストックがありすぎるので、気が向いたら新しいアイデアを書きます。
はい。

【創元SF短編賞】
最終選考は4月下旬のようですね。

【坊ちゃん文学賞】
受賞作が公開されているので、順番に読みます。

 佳 賞 『家の家出』石原三日月
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/shisei/machizukuri/kotoba/bocchan.files/17th-02-ie.pdf

これは良いですね。
「家の家出」という発想が良いですし、なにより文章が上手いです。
まず最初に全体の状況を説明し、それから主人公の目線に沿って手前側から奥側へと流れていきます。
茫然とする夫婦にペットの犬を配置しているのも秀逸で、二人だけでは動かしにくいストーリーを、犬の存在でグイグイ引っ張っていきます。
基本的な構造としては、すきま風が吹く夫婦関係を、「家の家出」という緊急事態への対処を通じ、絆を取り戻すという王道パターンです。
意外性はありませんが、安心感のあるストーリーです。
大賞として押すにはオチのインパクトが足りませんが、佳作ならありの作品だと思います。
著者の年齢は分かりませんが「叩き」を「三和土」と書くところから年配なのかな、と想像しました。
若い人は「三和土」とは書かないと思うので。

【福島正実SF童話賞】
気がむいたら校正します。

【ゆきのまち幻想文学賞】
小冊子が来たら、受賞作の分析をしようと思っているのだが。

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