【書評】牧野礼『滝まくらの君』 [書評]
第6回ジュニア冒険大賞受賞作です。
内容はというと、平安風の異世界ファンタジーです。
児童文学らしく基本的にはやさしい言葉を使いながら、古風な単語を織り交ぜることで文章上でも平安風をかもし出しています。
ストーリーとしては皇女を助ける冒険譚で、敵が居て、主人公を助ける仲間と、ピンチにときに現れる補助者とひととおりそろっています。
キャラの配置と役目が基本に忠実なので、ジュニア冒険大賞に向けたプロットを作成する際に参考になるかもしれません。
「自分らしく生きる」というテーマも分かりやすいですね。1回目の失敗を2回目で取り返すという主人公の成長の王道パターンも配置されています。
ちなみにですが、日本の平安時代だと思って読むといろいろ違和感があります。しかし、あくまでファンタジーなので、ここは読む側に割り切りが必要なのでしょうね。
そんなふうに思いました。
内容はというと、平安風の異世界ファンタジーです。
児童文学らしく基本的にはやさしい言葉を使いながら、古風な単語を織り交ぜることで文章上でも平安風をかもし出しています。
ストーリーとしては皇女を助ける冒険譚で、敵が居て、主人公を助ける仲間と、ピンチにときに現れる補助者とひととおりそろっています。
キャラの配置と役目が基本に忠実なので、ジュニア冒険大賞に向けたプロットを作成する際に参考になるかもしれません。
「自分らしく生きる」というテーマも分かりやすいですね。1回目の失敗を2回目で取り返すという主人公の成長の王道パターンも配置されています。
ちなみにですが、日本の平安時代だと思って読むといろいろ違和感があります。しかし、あくまでファンタジーなので、ここは読む側に割り切りが必要なのでしょうね。
そんなふうに思いました。
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