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【書評】飯野健二『超実戦 駒を取る詰将棋』 [将棋]

駒を取ることにこだわった珍しい詰将棋です。


超実戦 駒を取る詰将棋―敵の駒を取ってトドメに使う新しい型の詰将棋

超実戦 駒を取る詰将棋―敵の駒を取ってトドメに使う新しい型の詰将棋

  • 作者: 飯野 健二
  • 出版社/メーカー: 池田書店
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本



この本は詰め将棋界には珍しい駒を取る詰め将棋です。
詰将棋の華といえば華麗なる捨て駒ですが、実戦では駒を取りながらの詰め将棋が多いです。
頭が詰将棋モードになると、駒を取る手を切り捨ててしまいがちで、平凡な手が盲点になりがちです。
本書は実戦で頻出する手筋もあり、なかなかためになります。
手数も3手~9手と幅広く、級位者にとても手に取りやすいと思います。

実戦的な終盤力を付けたいひとのために!
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