SSブログ

創作状況【6月中旬】 [ぼくの公募状況]

大谷選手の活躍はすごいですね!

【サイトーメルマガ第165回の内容紹介】
◆こんな公募に挑戦してきました 第8回星新一文学賞
◆TO-BE小説工房に挑戦中(第75回)
◆公募情報数点
 来月のテーマは「物語のオチについて」です。
 次回発行は7月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
 https://www.arasuji.com/mailmagazine.html
 ※ページの下の方に登録フォームがあります。

【ショートショートガーデン】
百物語用のボツアイデアを順番に出していきます。
アイデアとしては悪くないと思うが、締め切りまでにストーリーがまとまらなかったために応募を断念した作品です。
こうして400字で書いてみると、そんなに悪くない気がしてくるから不思議。

〔死臭とモノマネ〕
https://short-short.garden/S-uCTpEJ

【TO-BE小説工房】
今月投稿用の作品を推敲する。いろいろいじったけど、あまり変わっていない気がする。
2行の余裕ができたたので、そのうち調整するかも。
来月は「骨」ですか。とりあえず流行っぽいアイデアに乗って書いてみる。

【SSスタジアム】
結果発表までのんべんだらりん。

【星新一賞】
第8回星新一賞受賞作品を順番に読んでいきます。

・優秀賞『インテリ金次郎』 大木裕史

古風な味わいのある佳作です。
ある青年が「レトロ家電の店・あの日に帰りたい」という店で、当時のAIが搭載された自動応答ロボット「インテリ金次郎」を購入します。
インテリ金次郎は持ち主の質問に答えてくれるAIで、質問の意味が分かると緑色、分からないと赤色のランプが点灯します。
古いAIなので、単語を区切ったり工夫しないと応答しないのですが、主人公はインテリ金次郎との会話を通じて、物事に対する思考力を身に着けていきます。
そしてある日、インテリ金次郎は「コレヲモッテ ソツギョウ ト ニンテイスル」と答えて応答しなくなります。
主人公はAIの専門家となり仕事に邁進しますが、ある日、彼女とみた古い映画のセリフがインテリ金次郎とそっくりであることに気が付きます。
そして、本当に大切なことは、そんなに多くないということを実感します。
まず、本作品は読ませる文章だと思います。
昭和時代に自動応答できるAIを作成するのは、技術的に不可能だと思いますが、実際にありそうだと思わせるだけの描写力があります。古風なランプとか、言葉を区切ってゆっくりと話すところとか、あたりさわりのない回答であるところろか、そうした細部にこだわりを感じます。
選評で中江有里も書いているように、人工知能なのにノスタルジーを感じさせるところが新しく、高評価に繋がったのだと思います。
非常に小説らしい小説だと思います。

【創元SF短編賞】
来年用の作品はできているので、しばらく放置です。

【坊ちゃん文学賞】
アイデア収集中。そのうち取捨選択します。

【福島正実SF童話賞】
推敲が進まない……難しい……。

【ゆきのまち幻想文学賞】
小冊子が来たら、分析をしてメルマガのネタにします。はい。

【ミステリ関係】
安楽椅子探偵ものを書いてみたいなあと思う今日この頃。

nice!(6)  コメント(26) 
共通テーマ: