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第67王将戦第1局(久保利明王将VS豊島将之八段) [将棋]

豊島将之八段、7年ぶりの王将挑戦です。

【中継サイト】
https://mainichi.jp/oshosen/

奇しくも、7年前の挑戦時も久保王将でした。
全体的な雰囲気としては豊島有利の意見が多かったと記憶していますが、結果は2勝4敗とタイトルに手が届きませんでした。
将棋世界のインタビューで「純粋に実力が足りなかった」と述べていますが、「何もよくわからないまま対局をしていた」部分も大きかったのかもしれません。
それからタイトル戦の経験を踏み、今回は3度目の大舞台となります。A級棋士となり、しかも名人挑戦に一番近い位置にいます。
経験を積み、実力を蓄えた豊島将之が、タイトル獲得に向けて出陣です!

【棋譜】※無料会員登録が必要です。
https://mainichi.jp/oshosen-kifu/180107.html

ということで、将棋です。
純粋振り飛車党である久保王将はもちろん振りますが、後手豊島八段は対抗型ではなく相振り飛車を採用します。
いきなり相振りとは、オールラウンダーの本領発揮です。
何気ない序盤に見えましたが、28手目に豊島八段が仕掛けます。
銀角総交換となり、久保王将は角を好点に打ち付けますが、豊島八段の4四銀がさらに上回る好手でした。
久保王将は粘りに入りますが、豊島八段はそれを許しません。
3七歩の叩きから3九とと久保玉を追い込んでから、今度は反対側から銀を打って挟み撃ちです。
以降は駒の損得こそないものの、陣形が大差で、14時少し前に久保王将は投了しました。
豊島八段は初タイトルに向けて好スタートを切りました。
第2局は1月27・28日に佐賀県三養基郡「大幸園」で行われます!
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