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第25回TV囲碁アジア選手権 [囲碁]

囲碁は中国、韓国でも盛んなので、世界大会を開けるのがいいですね。
将棋ファンとしては羨ましい限りです。

【日本棋院】
http://www.nihonkiin.or.jp/match/tv-asia/

会場は日本で、決勝に勝ち残ったのは五冠王の井山裕太(日本)と韓国のパクジョンファンです。
井山九段は囲碁は自由な発想が特徴で、柔らかさという意味では、七冠を達成した若き日の羽生七冠と通じるかもしれません。
リアルタイムで見ていましたが、一手30秒にもかかわらず、当たり前かもしれませんが、長い手順での石の死活を正確に読みきっています。
どちらかに傾きそうな天秤を、ギリギリのところで保ち続ける。
昔、ぼくが囲碁を教わった先生が「囲碁とは絵を書くようなものだ」と表現していました。
対戦している二人が、まるで絡み合う龍のような絵を書き込んでいきます。

解説だと、序盤で失敗した井山九段ですが、途中から盛り返して、中盤以降は井山九段が押していたようです(ぼくのレベルではとても分からない差です)。
そして、そのまま最後まで攻めの姿勢で押していきます。
勝ちました、という手は相手が投了する数手前ぐらいからでしょうか。
パクジョンファンは万策尽きたといった感じで投了し、198手で井山九段が見事に優勝を果たしました。
国内で様々なタイトルを獲得している井山九段ですが、TV囲碁アジア選手権は始めての優勝になります。

ここ最近は世界戦で元気のない日本勢ですが、この優勝を切欠に日本囲碁界の躍進を期待したいと思います。
井山九段おめでとうございます。

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