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【映画】バイオハザード [映画評]

同名ゲームの映画化で、ミラ・ジョヴォヴィッチを一躍スターにのし上げました。


バイオハザード [DVD]

バイオハザード [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2003/01/24
  • メディア: DVD



製作は2002年です。
ある民間会社の研究所から、危険なウィルスが漏洩します。
外部への拡散を防ぐため、防御システムのAIは研究所を閉鎖し、従業員全員を殺します。
そこに暴走したAIを止めるべく、その民間会社が雇っている特殊部隊員が乗り込みます。
このウィルスの正体は、人間をゾンビ化するものです。
主人公のアリスは、記憶喪失の状態で目覚め、特殊部隊員に「報告は」と詰め寄られます。
さらに警官を名乗る謎の男性。
さらに研究所へとむかう地下通路で出会った中年男性。
実はアリスの記憶喪失は、AIによる防御システムによるものでした。
アリスは特殊部隊員と行動をともにしながら、徐々に記憶を取り戻します。
警察官を名乗る謎の男性ですが、実は警察官でもなんでもなく、たんなる環境保護活動家でした。
民間会社の暴走を止めるために、ウィルスを外部に持ち出してマスコミ報道させる計画をもっていました。
そして、アリスは特殊部隊員の一員であり、かつ環境保護活動家の協力者で、ウィルスを持ち出す役目を持っていました。
謎の中年男性は、その計画を知り、ウィルスを軍事用として売却して大金をせしめようとしていました。
特殊部隊員とアリスたちに、ゾンビ化した犬、人間、怪物が次々と襲い掛かってきます。
そして、アリスたちは必死に出口を目指しますが……。
という感じの映画です。
エンタメ映画として、素直に面白いです。
ミラ・ジョヴォヴィッチの体当たりのアクションも良いですし、特殊部隊員が警備システムやゾンビによって、徐々に削られていく展開もハラハラして良いです。
タイムリミットも細かく設定されており、ゾンビが徐々に迫ってくる、怪物がドアをけ破る、時間になると出口が強制的に締まる、などなどと、こうした要素が物語を盛り上げ、観客を休ませません。
ただのアクションだけでなく、軽い謎解き要素もあり、サスペンス的な楽しみもあります。
ゾンビがとても人間っぽいというゾンビの描き方に不満はありますが、全体的なバランスがとてもよく、安心して楽しめる佳作だと思います。
三角とびでゾンビ化した犬を蹴り飛ばすシーンは有名になりました。
製作費33百万ドルで興行収入1億2百万ドルという成績は、次回作へとつなげるのに十分な数字だと思います。
テレビでもたびたび放映される人気作です。

ミラ・ジョヴォヴィッチのアクションを楽しみたいひとのために!
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