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【映画】007 スカイフォール [映画評]

007シリーズ50周年かつ興行収入11億ドルの大ヒット作品です。


007/スカイフォール [Blu-ray]

007/スカイフォール [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2020/11/11
  • メディア: Blu-ray



ストーリーはというと、NATOの工作員情報が治められたハードディスクが盗まれたところから始まります。
007は奪取を目指しますが、もみ合いになっているうちに、Мの指令によって犯人を狙撃しようとしたイブに誤って撃たれてしまいます。
しばらく行方をくらましてた007ですが、MI6の本部が爆破されたニュースを聞いて現場復帰を宣言します。
しかし衰えは隠せずテストは不合格。それでもМによって復帰が認められます。
007はハードディスクを奪った犯人を追います。
その間に、犯人は潜入工作員を毎週5人づつ公表し、犠牲者が増えていきます。
Мは公聴会に呼ばれて、組織解体に危機に陥ります。
007とMI6は犯人を拘束することに成功しますが、じつはこのこと自体が罠でした。
犯人は元工作員で、組織のためにМによって切り捨てられたことを恨みに持っての犯行であることが判明します。
当然にMI6はPCの解析を進めますが、その結果、PCに仕組まれていたウィルスに感染しハッキングされ、犯人は悠々逃亡して恨みを持つМを執拗に追い続けます。
そして007はМを拉致して故郷に連れて帰り、そこで古い戦い方で、犯人を待ち受けます。
という感じのストーリーです。
テーマとしては「時代の流れにあがらい続ける古いヒーローの悲哀」というところでしょうか。
犯人も古いタイプの工作員で、新しい時代に合わせてインターネットを駆使しますが、銃器を振り回し走り回り、古い時代を引きずっています。
もちろん007も銃器に格闘にと、古いタイプの工作員で、ときおりそのことを揶揄されます。
それでも彼は自分のスタイルを曲げずに、最後は事件を解決に導きます。
素直に楽しめる作品であり、ファンの年齢層に考慮したストーリーになっていると思います。
アクションの連続だけでなく、知能勝負の要素もあり、大ヒット作になるのも分かります。
製作品2億ドルに対して興行成績が11億ドルですから映画会社はホクホクです。

気になったのはラッシュ時の地下鉄のシーンです。犯人がトンネルの底を爆破して地下鉄を地下空洞に落とすのですが、ラッシュ時のはずなのに乗客がいません。
回送列車だったのかな、と思いつつ。

007シリーズの大ヒット作を楽しみたいひとのために!
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