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創作状況【12月下旬】 [ぼくの公募状況]

ガキ使のない年末はなんか物足りないですね。皆様、よい年越しを

【第183回のメュー】
◆創作に役立つ本 G・K・チェスタトン『ブラウン神父』シリーズ
◆小説でもどうぞ!に挑戦中(第14回)
◆おまけのもう1作
◆さらにおまけのもう1作
◆公募情報数点
 今回はミステリの古典の紹介です。テクニックは「日常系の注意点」「名作から構造を借用」になります。 
 次回発行は1月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
https://www.arasuji.com/mailmagazine/saitomagazine/


【ショートショートガーデン】
終末物……といえなくもない(笑)
〔核戦争が始まる三十分前〕
https://short-short.garden/S-uCTuaF

一瞬だけTOPページのおススメに自作が入った。
そっこうで消えましたが、なぜこれが?という感じ。いろいろとすみません。
〔ファイヤーマン〕
https://short-short.garden/S-uCTqMW


【小説でもどうぞ】
今月のテーマを2作とも投稿する。とりあえずノルマクリアの気分。もうちょっと質をそろえたい気分はあるけども。
来月のテーマは「噂」ですか。1作目は初めて時代物にチャレンジです。言葉のチョイスが難しい。2作目は基本アイデアをどの視点から描くかの勝負。いろいろ組み合わせながら、いちおう最後まで書いたけど、どうもギクシャクしている。
推敲しながら調整します。
W選考委員版のテーマは「老化」ですが。うーん、何にも思いつかない。


【yomeba!】
今回も予選を突破できず。
実は応募したのがここ数年で一番の出来だと自負していただけに、プチショックを受ける。
けど、自分の自信作はまず採用されないので、いつもの通りかもしれない。
来年度の坊ちゃん文学賞に回します、はい。


【星新一賞】
第6回受賞作の続きを読みます。
・学生部門 グランプリ 『創訳する少女』藤田健太郎
同時通訳を実現するために、相手が言葉を発する前に翻訳する「創訳」する機械の話です。
アイデアは面白いですが、最初のやりとりが滑っています。全体的に冗長なのに、クローンとオリジナルがテストに参加するという特異な状況の説明があまりにさらりとしていて、そのバランスの悪さが目立ってしまいました。それにテストなのに被験者が語りすぎ。
どうもいろいろ気になってしまい、物語に入り込めませんでした。
本作はラストシーンから逆算してストーリーを作られていますが、もっとすっきりとまとめられる気がします。ですが、これが現代的なSFなのでしょう。
このあたりは趣味の問題なのですが。


【坊っちゃん文学賞】
yomebaの落選作のうち、ひとつをこちらに回します。はい。


【超ショートショート】
5テーマ×2=10作品について1回目の推敲をする。
10作品あるけど、自分のなかで一定水準に達しているのは3作品かなあと。
まあ、自分の評価と受賞傾向が全く一致しないので、気にしていてもしかたがないのですが。
ある意味では、自己満足。


【その他モロモロ】
・オタク川柳の締切は1月10日。まだ2個しか思いつかない。
・うまい棒川柳に応募。発表がいつなのか分からず。
・SIer川柳の発表は「JARSIA」16号誌上(2023年2月発行予定)とのこと。
・第9回朝礼川柳は落選しました。後日、TOP100の発表もあるそうです。
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【映画】007 スカイフォール [映画評]

007シリーズ50周年かつ興行収入11億ドルの大ヒット作品です。


007/スカイフォール [Blu-ray]

007/スカイフォール [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2020/11/11
  • メディア: Blu-ray



ストーリーはというと、NATOの工作員情報が治められたハードディスクが盗まれたところから始まります。
007は奪取を目指しますが、もみ合いになっているうちに、Мの指令によって犯人を狙撃しようとしたイブに誤って撃たれてしまいます。
しばらく行方をくらましてた007ですが、MI6の本部が爆破されたニュースを聞いて現場復帰を宣言します。
しかし衰えは隠せずテストは不合格。それでもМによって復帰が認められます。
007はハードディスクを奪った犯人を追います。
その間に、犯人は潜入工作員を毎週5人づつ公表し、犠牲者が増えていきます。
Мは公聴会に呼ばれて、組織解体に危機に陥ります。
007とMI6は犯人を拘束することに成功しますが、じつはこのこと自体が罠でした。
犯人は元工作員で、組織のためにМによって切り捨てられたことを恨みに持っての犯行であることが判明します。
当然にMI6はPCの解析を進めますが、その結果、PCに仕組まれていたウィルスに感染しハッキングされ、犯人は悠々逃亡して恨みを持つМを執拗に追い続けます。
そして007はМを拉致して故郷に連れて帰り、そこで古い戦い方で、犯人を待ち受けます。
という感じのストーリーです。
テーマとしては「時代の流れにあがらい続ける古いヒーローの悲哀」というところでしょうか。
犯人も古いタイプの工作員で、新しい時代に合わせてインターネットを駆使しますが、銃器を振り回し走り回り、古い時代を引きずっています。
もちろん007も銃器に格闘にと、古いタイプの工作員で、ときおりそのことを揶揄されます。
それでも彼は自分のスタイルを曲げずに、最後は事件を解決に導きます。
素直に楽しめる作品であり、ファンの年齢層に考慮したストーリーになっていると思います。
アクションの連続だけでなく、知能勝負の要素もあり、大ヒット作になるのも分かります。
製作品2億ドルに対して興行成績が11億ドルですから映画会社はホクホクです。

気になったのはラッシュ時の地下鉄のシーンです。犯人がトンネルの底を爆破して地下鉄を地下空洞に落とすのですが、ラッシュ時のはずなのに乗客がいません。
回送列車だったのかな、と思いつつ。

007シリーズの大ヒット作を楽しみたいひとのために!
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