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【映画】ミッションインポッシブル フォールアウト [映画評]

シリーズ最高傑作とも言われるミッションインポッシブル6作目です。


ミッション:インポッシブル/フォールアウト [Blu-ray]

ミッション:インポッシブル/フォールアウト [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: パラマウント
  • 発売日: 2019/07/24
  • メディア: Blu-ray



ストーリーは前作「ローグネイション」から繋がっています。
ローグネイションで敵ボスを逮捕しますが、組織は生き残り、その組織がプルトニウムを奪取して核爆発を起こすことを計画します。彼らは、真の平和は既存世界の破滅から始まると信じている狂信者たちです。
今回の敵ですが、CIA内部に内通者がいます。その内通者が主人公ではないかと疑われ、監視役としてCIAのエージェントが付けられてしまいます。
プルトニウムの取引が行われる現場にイーサンたちが潜入しますが、誤って取引相手を殺してしまいます。
このままではプルトニウムの回収ができないので、イーサンは、敵だと偽って、取引現場に赴きます。
仲介者の出した条件は、イーサンが逮捕した「ローグネーション」の主催者を奪取すること。
仲介者は奪取する際に目撃者となる警察官を皆殺しにするよう指示しますが、イーサンたちは仲介者の手下を出し抜き、警察官を皆殺しにすることなく主催者を奪取することに成功します。
この途中で前作にも登場したMI6のエルザが主催者の命を狙いますが、これもイーサンは交わします。エルザとイーサンたちは共同で真敵に立ち向かうようになります。
その後、イーサンたちとIMF長官の作戦により真敵が判明しますが、主催者は真敵に奪い返されます。
核爆発を防ぐため、真敵に埋め込まれた発信器を頼りにインド奥地へと飛びます。そこで、イーサンは婚約者のジュリアと再会します。
・・・・・・という感じのストーリーです。
本作でもイーサンたちは世界中を飛び回り、様々なアクションを見せてくれます。また、このシリーズの特徴であるタイムリミットの設定の妙や、欺しあいも堪能できます。
特にラストのアクションシーンが秀逸です。
断崖絶壁の雪山で、背後には湖が広がる。こんなに美しい光景を良く探してきたなと思います。しかも、ストーリー上の必然性もあります。
ここ以外にも、ヘリコプターでの追跡、核兵器のボタンが落ちるか落ちないかのギリギリ、断崖絶壁から落ちるか落ちないか。
エンタメを堪能できるシーンが満載です。
欺しあいの要素では、冒頭からいきなり豪快なだましが入ります。
さらには取引現場への潜入、真敵を暴くトリックも見所十分です。
トムクルーズはできるだけスタントマンを使わずに撮影することで有名ですが、建物を飛び移るシーンで骨折しています。
それでもそのまま演技を続け、そのテイクが採用されることころに、役者魂を感じます。
不満があると言えば、ゴーストプロトコルのような新しいスパイ道具がでてこないぐらいでしょうか。

ミッションインポッシブルシリーズ最高傑作を楽しみたいひとのために!
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