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【映画】ミッション・インポッシブル [映画評]

トム・クルーズ主演の大人気シリーズ第1弾です。


ミッション:インポッシブル スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

ミッション:インポッシブル スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: パラマウント
  • 発売日: 2019/04/24
  • メディア: Blu-ray



製作は1996年。
主人公イーサン・ハントはCIAの極秘諜報部隊IMFに所属しています。
イーサンもメンバーになっているチームが、工作員リストを盗もうとする敵諜報員を暴き出す任務を命じられます。
簡単な任務で楽観視していましたが、敵に次々と先手を打たれて失敗します。
この任務は、実はCIA内部にスパイがいて、そのスパイをあぶりだすための囮作戦だった。
その結果、チームで唯一生き残った主人公に疑いの目が向けられます。しかも、主人公の口座には何者かが大金を振り込んでいました。
確保される直前に主人公は逃げ出し、元CAI工作員を集め、真犯人をおびき寄せるために自ら工作員リストを盗み出す。
という感じのストーリーです。
素直に面白いです。
使っている道具に時代は感じますが、観客をドキドキさせる仕掛けが随所に施されています。
トム・クルーズが宙吊りになっているシーンが有名ですが、この場面には何重にもタイムリミットの仕掛けがほどこされています。
・トイレにいく係員
・宙吊りを支える仲間の体力
・室温上昇を検知する警報機(長時間いると体温で室温上昇)
だからこそ、観客は次々とドキドキできるみたいな。
また次から次へと襲ってくる困難に対応しますが、基本的には知的ゲームで対応して、アクションシーンで強行突破は一部に留めています。こうしたところも、面白いです。
誰が敵で、だれが味方かは少し早めに明らかになります。
そうしたミステリ的な部分はやや弱いですが、それでも前半で使用した道具が伏線として最後まで有効活用され、とてもよくできた脚本だと思います。
製作費8000万ドル、興行収入約4億6千万の大成功作品です。

エンタメ映画を素直に楽しみたいひとのために!
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