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【公募情報】「愛顔(えがお)・感動ものがたり」募集(作文・8/20〆) [公募情報]

”愛顔”は誤字ではありません。

〔主催者HP〕
https://www.pref.ehime.jp/h14300/kandomonogatari.html

主催者は愛媛県です。
なので、”笑顔”ではなく”愛顔”という表記になっています。
HPを開くと、みかんと犬が合体したキャラクターがいますが、これは”みきゃん”という愛媛県のマスコットキャラクターです。
募集内容は「愛顔(えがお)」あふれる感動のエピソードですが、「ご自身の体験に基づく内容」となっていることに注意してください。
知事賞を受賞すると、水樹奈々さんが朗読してくれます。
制限文字数は800字以内、応募締切は令和3年8月20日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:作文
テーマ :愛顔(えがお)あふれる感動のエピソード
知事賞 :10万円
制限文字数:800字以内
応募締切:令和3年8月20日
応募方法:メール、郵送

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最近の日常【令和3年6月下旬】 [日常]

〔ウサギが階段を登る話〕
うちのウサギは放し飼いだ。
基本的に憶病な性格なので、行動範囲は限られている。それでも、少しづつ領地を拡大して、最近は階段をトコトコあがってくる。
ただ二階までいく度胸はないらしく、踊り場で背中を伸ばして様子を見る。
そして誰かが下りてくると、これまたトコトコと下りてくる。
ときおりウサギの動画を見ているが、階段を上がるウサギはみたことがない。というより、普通は柵で囲ってウサギのスペースと人間のスペースを分けている。
だから、階段をのぼるウサギは貴重かもしれない。
そもそも、こんな飼い方をしているひとは珍しいんじゃないかなあと思いつつ。

〔中学校の歴史教科書を読んだ話〕
うちの子供が中学校で使っている歴史教科書を少し読んでみた。
自分が中学校時代と比べて、たいぶまともになっているなあ、というのが印象。
ただ、やっぱりときおり首をかしげる記述がある。
たとえば富岡製糸工場の女工。
教科書的には「ひどい重労働で搾取だ!」と言いたいようだが、それは現代と比較しての話。実際は当時としては先端の労働環境が整えられ、非常に恵まれていた。
マルクス系の本を信じたある歴史学者が若手時代に、生き残っていた女工たちに話を聞きに行ったら「工場は良かった」とみんなが口を揃えて証言するので驚いたとの体験談が残っている。
現代の基準で過去を断罪してしまうと、その時代の空気を読み間違える例かと。
あともうひとつ。
「当時の相続は長男が優遇されており、女性の権利が不十分だった」という主旨の記述があった。
たぶんこれ、家督相続のことだと思うが、遺産相続がすっぽり抜けている。
戦前の相続は大きく分けて2つに分かれている。
家の財産は戸籍の筆頭者である代々の家長が引継ぎ、法律で優先順位が決まっている。
基本的には長男だが、家庭裁判所の許可があれば長男以外が相続することも可能。
これは男性優位というより、当時の慣習をそのまま法にした側面が強い。
では「家に属さない個人の財産」はどうなるかというと、これは遺産相続となり、男女関係なく子供全員に平等に相続される。子供がいない場合は、これも男女関係なく配偶者が相続する。完全に男女平等です。
他国の相続制度は知りませんが、当時の基準で比較すれば、日本は先進的な制度になるのではないかというのが、個人的な予想です。
最近の歴史教科書はかなり良くなってきています。
あともうちょっと、という感じ。
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【公募情報】第2回川端康成青春文学賞(短編・10/31〆) [公募情報]

茨木市が主催する短編文学賞です。

〔主催者HP〕
https://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/shimin/bunka/menu/kawabata/bungakusyo/50312.html

川端康成は大阪府北区出身ですが、育ちは茨木市(当時は豊川村)です。
なじみの深い茨木市には川端康成文学館があり、動画で川端康成の紹介もされています。
川端康成青春文学賞はまだ2回目で選ぶ側も試行錯誤のようで、結果としてライトタッチな純文学系が選ばれているように思います。
受賞作が公開されているので、一読すると雰囲気がつかめるかもしれません。
受賞作は月刊「中央公論」に掲載されます。
制限枚数は原稿用紙10枚~30枚、応募締切は令和3年10月31日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:短編小説
大  賞:50万円
制限枚数:原稿用紙換算10枚~30枚
応募締切:令和3年10月31日
応募方法:インターネット、郵送

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第92期ヒューリック杯棋聖戦第2局(藤井棋聖VS渡辺明名人) [将棋]

藤井棋聖の先勝で迎えた第2局です。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/kisei/

ヒューリックは都内の好立地を中心とした不動産業で、安定した収益を上げています。
直近の経常利益は950億です。
いままで棋戦のスポンサーは新聞社が中心でしたが、苦しい状況が続いています。
棋聖戦のスポンサーである産経新聞は、直近の経常利益が47億円。名人戦の主催者である朝日新聞に至っては、半期で419億の赤字です。
ヒューリック社と日本将棋連盟との関係ですが、佐藤康光会長の父親の代からの付き合いとの話を見たことがあります。
ヒューリック社は女流棋戦の清麗戦の立ち上げに参加し(現在のスポンサーは大成建設)、いまは白玲戦という女流順位戦を主催しています。
女流棋士の対局が一気に増え、まさに画期的なことだと思います。
藤井聡太の初タイトルが棋聖になると、ヒューリック社は持っていると思ます。
さあ、藤井棋聖は、スポンサーがさらに増えるような、話題性十分な将棋を見せてくれるでしょうか!

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/kisei/kifu/92/kisei202106180101.html

とうことで将棋です。
先手は藤井棋聖で、相掛かりへと進みます。
渡辺名人は後手番ながら積極的で、24手目に角を飛び出してから力強く棒銀で攻勢を取ります。
バランスを取るのが難しい将棋だったと思いますが、渡辺名人は戦いながら玉を深く囲い、そこから攻めるという得意パターンに持ち込みます。
角交換から9四角が見えにくい手で、渡辺名人がやや指しやすくなります。
ここからさらに優勢を拡大すべく5四歩というまさに王道の手を指しますが、結果としてやや悠長だったようです。
藤井棋聖は渡辺名人の角を虐めてから攻め合いにギアチェンジすると、一気に形勢不明の乱戦になります。
戦いのうちに藤井棋聖の攻めが徐々にヒットするようになり、渡辺名人は粘りに入ります。
優勢になってからの藤井棋聖は強かったです。
渡辺名人は様々な嫌味を付けますが、最後まで寄せ付けずに171手まで堂々たる勝利を飾りました。

これで2連勝となり、初防衛&最年少九段まであと1つです。
第3局は7月3日(土)、静岡県沼津市「沼津御用邸東附属邸第1学問所」で行われます!

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創作状況【6月中旬】 [ぼくの公募状況]

大谷選手の活躍はすごいですね!

【サイトーメルマガ第165回の内容紹介】
◆こんな公募に挑戦してきました 第8回星新一文学賞
◆TO-BE小説工房に挑戦中(第75回)
◆公募情報数点
 来月のテーマは「物語のオチについて」です。
 次回発行は7月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
 https://www.arasuji.com/mailmagazine.html
 ※ページの下の方に登録フォームがあります。

【ショートショートガーデン】
百物語用のボツアイデアを順番に出していきます。
アイデアとしては悪くないと思うが、締め切りまでにストーリーがまとまらなかったために応募を断念した作品です。
こうして400字で書いてみると、そんなに悪くない気がしてくるから不思議。

〔死臭とモノマネ〕
https://short-short.garden/S-uCTpEJ

【TO-BE小説工房】
今月投稿用の作品を推敲する。いろいろいじったけど、あまり変わっていない気がする。
2行の余裕ができたたので、そのうち調整するかも。
来月は「骨」ですか。とりあえず流行っぽいアイデアに乗って書いてみる。

【SSスタジアム】
結果発表までのんべんだらりん。

【星新一賞】
第8回星新一賞受賞作品を順番に読んでいきます。

・優秀賞『インテリ金次郎』 大木裕史

古風な味わいのある佳作です。
ある青年が「レトロ家電の店・あの日に帰りたい」という店で、当時のAIが搭載された自動応答ロボット「インテリ金次郎」を購入します。
インテリ金次郎は持ち主の質問に答えてくれるAIで、質問の意味が分かると緑色、分からないと赤色のランプが点灯します。
古いAIなので、単語を区切ったり工夫しないと応答しないのですが、主人公はインテリ金次郎との会話を通じて、物事に対する思考力を身に着けていきます。
そしてある日、インテリ金次郎は「コレヲモッテ ソツギョウ ト ニンテイスル」と答えて応答しなくなります。
主人公はAIの専門家となり仕事に邁進しますが、ある日、彼女とみた古い映画のセリフがインテリ金次郎とそっくりであることに気が付きます。
そして、本当に大切なことは、そんなに多くないということを実感します。
まず、本作品は読ませる文章だと思います。
昭和時代に自動応答できるAIを作成するのは、技術的に不可能だと思いますが、実際にありそうだと思わせるだけの描写力があります。古風なランプとか、言葉を区切ってゆっくりと話すところとか、あたりさわりのない回答であるところろか、そうした細部にこだわりを感じます。
選評で中江有里も書いているように、人工知能なのにノスタルジーを感じさせるところが新しく、高評価に繋がったのだと思います。
非常に小説らしい小説だと思います。

【創元SF短編賞】
来年用の作品はできているので、しばらく放置です。

【坊ちゃん文学賞】
アイデア収集中。そのうち取捨選択します。

【福島正実SF童話賞】
推敲が進まない……難しい……。

【ゆきのまち幻想文学賞】
小冊子が来たら、分析をしてメルマガのネタにします。はい。

【ミステリ関係】
安楽椅子探偵ものを書いてみたいなあと思う今日この頃。

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【書評】吉田満『提督伊藤整一の生涯』 [書評]

戦艦大和最後の司令長官である伊藤整一の評伝です。


提督伊藤整一の生涯 (洋泉社MC新書)

提督伊藤整一の生涯 (洋泉社MC新書)

  • 作者: 吉田 満
  • 出版社/メーカー: 洋泉社
  • 発売日: 2008/11/06
  • メディア: 新書



伊藤整一は日米開戦に反対で、米軍の司令官スプルーアンス大将とも昵懇の中である知米派であり、良識派として目されていました。
しかし開戦となり、長らく中央における作戦のかなめ、軍令部次長という重責を担い続けます。
終戦間際に大和を含む沖縄特攻部隊の司令長官に任命され、定められた運命のように戦死します。
伊藤整一の生涯は、愛する妻や家族との生活と、軍人としての生活に分かれます。
他のひとも書いているように、心の広い素晴らしい人格者で、だれにでも公平で、命を大切にする軍人だったようです。
なにより、心から妻を愛する愛妻家でした。そして、妻も夫を誇りに思っていました。
だからこそ、最後の出撃前の別れのシーンは、お互いに最後だと分かっていながら、妻が夫を勇ましく送り出すところが涙を誘います。
戦争だからやむを得ないとはいえ、貴重な人材を次々と失っていく現実に胸が痛みます。なお、伊藤整一の息子も海軍軍人で飛行機乗りでしたが、終戦直前に戦死しています。
著者の吉田満は大和乗組員で、戦後すぐに『戦艦大和ノ最後』を記しています。
作品の少ない吉田満があえて選んだという点でも、伊藤整一の評価がしのばれます。

伊藤整一の人生を知りたいひとのために!
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【公募情報】2021年コスモスの日川柳コンテスト(川柳・8/6〆) [公募情報]

9月14日はコスモスの日だそうです。

〔主催者HP〕
http://www.engaru-kankou.jp/images/event/20210423/20210423-1.pdf

主催はえんがる町観光協会です。
遠軽町は北海道の北東部に位置する人口約2万人の町です。
太陽の丘えんがる公園にコスモス園があり、公募はここから来ているのかなと思います。
お題は「大切な人に伝えたい想い」です。
応募締切は令和3年8月6日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:川柳
テーマ :大切な人に伝えたい想い
大  賞:遠軽町特産品セット 外
応募締切:令和3年8月6日
応募方法:郵送、FAX、メール
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【書評】上野裕和『【増補改訂版】将棋・序盤完全ガイド~振り飛車編~』 [書評]

見る将のハンドブック振り飛車編です。


【増補改訂版】将棋・序盤完全ガイド 振り飛車編 (マイナビ将棋BOOKS)

【増補改訂版】将棋・序盤完全ガイド 振り飛車編 (マイナビ将棋BOOKS)

  • 作者: 上野 裕和
  • 出版社/メーカー: マイナビ出版
  • 発売日: 2018/02/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



将棋の序盤は難しいです。特にプロ間の細かい駆け引きを理解するのは困難です。
この本はそうしたプロ棋界における序盤戦術の歴史から振り返ってくれるので、とても分かり易いです。
いままで将棋界では、振り飛車の作戦に対して居飛車側が対抗策を生み出し、それをさらに振り飛車が側が打破するを繰り返してきました。
そうした分岐してきた多様な作戦のキモと目的を、まるで物語のようにして、一冊にまとめています。
指す将も全ての戦形に精通することは難しいですが、この本で肝心な箇所を理解すれば応用が利くと思います。
見る将、指す将にも有益な本だと思います。

将棋をもっと楽しみたいひとのために!

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最近の日常【令和3年6月中旬】 [日常]

〔コロナ禍の業績の話〕
6月は株主総会の時期なので、いろいろな企業から資料が届く。
やはりコロナ禍ということもあり、減収減益のオンパレード。特に外食系とメーカーは厳しいです。
メーカー系で、ここ数年減収減益が続いており、2期連続の赤字なのに配当を出している企業があったりして、心配になってくる。
そうした中で、コロナ禍なのに増収増益の企業を発見する。
ようは空調系のメーカーなのだが、リモートワークが普及するに従い、需要が伸びたとのこと。
なるほどねえ、と思う。
ちなみにこの会社は主力の石油ファンヒーターの需要減で苦しんでいたところの反転です。
世の中なにがあるのか分かりません。
ちなみに会社名は株式会社コロナです(笑)

〔ウサギが噛んでくる話〕
うちのウサギは靴下が大好きで、靴下をはいていると甘噛みをしてくる。
それがけっこう痛い。
最初は我慢するか椅子の上に正座して足を噛まれないようにしていたが、これは教育が必要と一念発起して、冷たく振り払うことにする。
すると暫くは警戒するが、すぐに寄ってきて嚙み始める。
噛みたい欲求には逆らえない様子。
あまり冷たくするのもかわいそうなので、気が付いたら元通り。
足を見るとすり寄ってきます。
ウサギだからなあ……。
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【公募情報】第56回北日本文学賞(短編・8/31〆) [公募情報]

地方文学賞の雄です。

〔主催者HP〕
https://webun.jp/item/7740811

毎年の応募が1000を超える人気公募ですが、その特長は予選の通過率の高さです。
昨年のデータを抜き出すと、

1次選考(354編)通過率 34%
2次選考(160編)通過率 15%
3次選考( 54編)通過率 5%
4次選考( 30編)通過率 3%
最終審査(  6編)通過率0.6%

とまあ、選考が多いこともありますが、1次で34%というのはなかなかありません。
応募して何次か突破すれば、盛り上がること間違いありません。
制限枚数は原稿用紙30枚内、応募締切は令和3年8月31日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:短編小説
テーマ :特になし
入  賞:100万円
制限枚数:原稿用紙30枚
応募締切:令和3年8月31日
応募方法:郵送
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