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第31回世界コンピューター将棋選手権 [将棋]

将棋界におけるGWの風物詩です。

〔特設サイト〕
http://drhoshiken.com/wcsc/31/

〔棋譜中継〕
http://drhoshiken.com/wcsc/31/

いつものように1次予選、2次予選、決勝リーグと3日間に渡る戦いです。
1次予選にはネタ勢と呼ばれる風変りなプログラムが登場しますが、今年度も「重力場計算法」という駒の利きを重力の強さに例えた独自のアルゴリズムです。
ですが、残念ながら1次予選敗退です。
注目は「やねうら王」、NHK杯将棋トーナメントで採用されたAI「PAL」でしたが、なんと「やねうら王」が後手番でPALを破りながら後半のマシントラブルで2日目の二次予選敗退の波乱です。
さて、3日目の決勝リーグです。総当たりです。勝ち残った8プログラムによる総当たり戦です。
2次予選でライバルをなぎ倒してきたことで優勝候補筆頭に上がった「白ビール」ですが、決勝では初戦で躓き第5戦で「elmo」にリベンジされて優勝争いから脱落です。
初戦で「elmo」に勝利した「PAL」ですが、「白ビール」に敗れたことで優勝争いは最終戦までもつれ込みます。
そして、「PAL」が最終戦で敗れたことで、「elmo」が逆転で2回目の優勝を飾りました。
同じプログラムなのに、勝ったり負けたりするところが、将棋の奥深さだと思います。

「elmo」の開発者のみなさま、おめでとうございます!
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