昭和40~60年代に将棋世界等に掲載されたエッセイ集です。
これが非常に面白い。
いまとなっては伝説となった棋士たちがエッセイの中で登場します。
木村十四世名人だけでなく、阪田三吉、小野五平十二世名人もでてきます。
特に印象深いのが、阪田三吉の息子と同級生だった作家のエッセイです。女性問題で息子には嫌われていたようで、自業自得といえ可愛そうです。
昭和は日常に将棋が入り込んでいました。
文壇の将棋大会だけでなく、好敵手との対戦など、昭和の香りが満載です。
将棋の歴史の1ページを知りたいひとのために!
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