加賀恭一郎シリーズ第6作です。
本作は短編集です。
加賀恭一郎シリーズの短編集といえば、連作短編である『新参者』がありますが、単独の短編集としては2017年時点では本作のみです。
5作収録されていますが、加賀恭一郎以外の目線で書かれているのが特徴的です。
この特徴は本作だけではありませんが、刑事以外の目線で書くことで、ミステリに幅を持たせることに成功しています。
また、様々なパターンの結末が用意されており、よみはじめると、最後まで止まらなくなる佳作だと思います。
ミステリ短編好きなひとのために!
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