SSブログ

2018年大晦日 [日常]

いよいよ年の暮れです。
今年はいろいろなことがあったような、なかったような。
ここ数年はとにかく本業が忙しくて、淡々と仕事をしているとどうも余裕があると勘違いされるらしく、次から次へとふってくる。
記録上、過労死ラインは超えないように注意しているけど、まあ、なんといいますか。
土日は次男のソフトボール部関係でほぼほぼつぶれて、まあ、強いチームだったから楽しかったのですが、時間という意味では厳しかった。
夜中の0時過ぎに帰宅して、次の日は遠征のため5時集合とか、よく無事故で過ごせましたというのが実感です。
シーズンもほぼほぼ終わったし、次男も卒部を待つだけなので、ようやく平穏な日々が取り戻せそうです。
まあ、いま年長の五男がソフトボール部に入るといっているので、また6年間続くかもしれませんが(汗)

たまには世の中のことも少し。

12月30日の朝日新聞の社説を見ると、また「森友問題」で「8億円の値引き」とか言っています。
専門家のはしくれとして言わせていただくと、土地に不法投棄物等が埋まっている場合、処理費用を控除するのは当たり前であり、逆に費用を引かなければなりません。
もし処理費用を控除しなかったら、不当に高い価格で土地を譲り渡したこととなります。
仮に不法投棄物が埋まっていることを知らなかったとすれば、重大な瑕疵に当たる可能性が高いです。
そういう意味で、「値引き」という表現は誤解を招きかねません。
問題となるのは、処理費用の積算根拠が妥当かどうかの話だけです。
こういうことを繰り返しかかれると、新聞のレベルが・・・・・・と思ってしまいます。

年の暮れということで、いつもとは違うことを書いてみました。
正月からはまた普通に戻ります。はい。
nice!(0)  コメント(1) 

【書評】歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』 [書評]

青春小説のようなタイトルですが、本格ミステリです。


葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/05/10
  • メディア: Kindle版



ストーリーはというと、何でも首をつっこむ主人公が、後輩の頼みから悪徳商法業者・蓬莱倶楽部の秘密を探ろうと探偵業を始めます。
このメインストーリーの合間に、主人公の過去、古屋節子の転落人生、友人である安藤士郎の自殺等のサブストーリーが挟まれます。
このサブストーリーが、最後に収斂されます。
全てをつなぐキーが、冒頭の何気ないシーンと繋がっています。
とにかく構成が見事です。全ての世界観がひっくりかえるラスト、さらにそのラストを隠しつつときおり違和感を挟ませるフェアネス精神。全ての行動を自然に見せる登場人物の描き方。
最後に主人公が語る人生観の演説が長いこと以外は、文句の付けようがありません。
第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞、このミステリーがすごい! 2004年版第1位、本格ミステリベスト10 2004年版第1位など、この年のミステリ賞を総なめにしています。
それだけの価値がある作品です。

傑作ミステリを読みたいひとのために!

nice!(2)  コメント(0) 

創作状況【12月下旬】 [ぼくの公募状況]

もう年のくれです。

【メルマガ原稿】
 今月のメニューはこちらです。
【第135回のメュー】
◆創作講座卒業生の関口元子さんが翻訳書を出版しました(アン ファウスト‐スターリング『セックス/ジェンダー―性分化をとらえ直す』)
◆TO-BE小説工房に挑戦中(第45回)
◆公募情報7点
 今月のテーマは「チャンスは逃さない」です。
 メルマガ登録はこちらから。もちろん無料です!
 http://www.arasuji.com/saitomagazine.html

【TO-BE小説工房】
今月作品はなんとなく純文学風。
来月作品はハチャメチャ風。
まあ、いろいろ試します。とりあえず推敲して、今月作品を投稿。

【星新一賞】
「面白そうなネタがあるんだけどなあ」と以前書いたけど、いったい何のことだが何度考えても分からない。
ストックしてあるネタのどれかだが、忘れるということは、まあ、その程度なのだろう。
たぶん「ふたなり」の話かな?

【創元SF短編賞】
改稿しているうちに、12枚を超える。
確か40×40で8枚以上からだったから、とりあえず最低枚数はクリアー。
あとは最後まで書けるかどうかだが。
改稿といっても、かなり大幅だからなあ。時間がとれるかどうか。
なんだかんだ言って、書いているときは、楽しい。

【北区内田康夫ミステリー文学賞】
来年も出そうと思っている。ゆきのまち幻想文学賞に出した作品を、改作して出そうと思っています。
と書いておけば、ネタを忘れることもないかな。

【福島正実SF童話賞】
なかなか順番が回ってこない。けど、調べたいんだよなあ。悪い癖なんだけども。

【ゆきのまち幻想文学賞】
年明けに応募する作品の最終校正をする。余計な文章を削り、表現を微妙に改める。原稿用紙10枚ちょうど。
3年後も作品も推敲する。まあ、ひどい作品ではあるが、少しはましになったのかなあ。

【ミステリーズ!】
ミステリを書きたい気分だけど、2年連続してクリスマスまで出勤している状況ではちょっと手が回らない。むり。

【FACEBOOK】
友達募集中です!
https://www.facebook.com/profile.php?id=100007879718530


nice!(3)  コメント(0) 

最近の日常【平成30年12月下旬】 [日常]

〔スマホが水没した話〕
スマホがスポっとトイレに落ちた。
コートのポケットに入れていたのを忘れていて、コートを着たままトイレに入ったためにおきた悲劇。
すぐに取り出したものの、防水機能がないため、いきなり動作がおかしくなる。
しばらく放置したところ、充電ができるようになったので治ったのかと思いきや、充電できたのはそれ1回きりで、あとは充電不能となる。
動作は普通なのに、充電池だけアウト。しかも一体型なので充電池だけ交換ができない。
修理にだしたら新品を買うのと同じくらいの値段がとられる。
ということで新しいスマホを買うことにしました。
まあ、スマホがない生活も、悪いものではないんだけども。

〔先発投手になった話〕
次男が所属するソフトボール部には、年末恒例の親子大会がある。
例年のチームレベルにもよるが、小6にもなれば出来上がっているので、勝ったり負けたり。
今年のチームは強いので、ほぼほぼ父チームは勝てるわけがない。
という状況で先発を任された。
父チームは練習していないので、守備がいまひとつ。
初回にバントと盗塁を中心とした足技で攻められ、またたくまに4失点。
ピッチャーライナーを交わせる自信がないので、個人的には打たれた方が嫌だったけど。
ただ1回を終えてこなれてきたのか、2回以降は無失点で切り抜ける。
自分も三振を3つ奪って、5回4失点(初回だけ)は、よく頑張った。四球もひとつだけだったし。
本当は速球でバンバン攻める予定だったけど、実戦になると球は走らないわ、コントロールが定まらないわで、中途はんぱなストレートばかり。
「遅すぎて空振りした」という苦情があったのはさておきとして。

案の定、2日後に筋肉痛が……(背中が痛い)。

nice!(3)  コメント(1) 

【公募情報】第12回銀華文学賞 [公募情報]

熟年世代を応援です。

【主催者HP】
http://www.asiawave.co.jp/bungeishichoo/ginkabosyuu2019n.pdf

45歳以上限定の文学賞です。
主催者は小説だけでなく、多彩なジャンルで作品を募集しています。
中には結果発表が不定期な賞もありますが、銀華文学賞はきっりちUPされています。
受賞作だけでなく、たくさんの名前が掲載されますので、創作意欲がわく公募だと思います。
応募締切は平成31年2月28日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:短編小説
テーマ :なし
大  賞:賞金20万円
制限枚数:原稿用紙換算50枚以内
応募締切:平成31年2月28日
応募方法:郵送
その他 :45歳以上限定、審査料2,800円必要
nice!(2)  コメント(7) 

【書評】オリバー・サックス『見てしまう人びと』 [書評]

大ヒット映画、『レナードの朝』の原著者です。


見てしまう人びと 幻覚の脳科学

見てしまう人びと 幻覚の脳科学

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2014/10/25
  • メディア: Kindle版



オリバー・サックスは神経学者です。
実際に様々な幻影に苦しむ(中には楽しむ)患者を診察してきて、自身も体験し、そうしたまか不思議な経験を一冊にまとめています。
本を読むと、昔から幻視等は観察されてきたのが分かります。実際に見ているのは脳なのですから、幽体離脱を体験する理由も理解できるといえばできるのですが、実際に自分が体験すると幻影だとは思えないのだろうなあという気がします。
不思議な光景が満載です。

幻影を知りたいひとのために!

nice!(1)  コメント(0) 

【書評】貴志祐介『雀蜂』 [書評]

 雀蜂に刺されたら死ぬという主人公が雀蜂を格闘するホラー作品です。


雀蜂 (角川ホラー文庫)

雀蜂 (角川ホラー文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2013/10/25
  • メディア: Kindle版



 冬の山荘で目覚めた小説家の主人公が、雀蜂に襲われるというサバイバルホラーです。
 妻の姿が見えないので、妻が仕組んだ罠だと疑いつつ、雀蜂と戦い続けます。
 この雀蜂と戦うシーンが長い。
 しかも、オチもやや反則気味です。
 確かにオチを知ってから冒頭を読み返すと、なるほど、と思う部分もあるのですが。

 貴志祐介ファンのために!

nice!(3)  コメント(0) 

【公募情報】第29回ゆきのまち幻想文学賞 [公募情報]

冬の風物詩です

【主催者HP】
http://www.prism-net.jp/0y-yuki/y30-bungaku-syo/yb-bosyu.html

いつもHPにUPされるのが遅いので気がつかないひともいるかもしれませんが、今年もきっちり開催されています。
テーマは「雪の幻想性」です。幻想性がないとかなりマイナスポイントとなりますので注意してください。
応募締切は平成31年1月20日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:短編小説
テーマ :雪の幻想性
大  賞:賞金30万円
制限枚数:原稿用紙換算10枚以内
応募締切:平成31年1月20日
応募方法:郵送

nice!(4)  コメント(116) 

創作状況【12月中旬】 [ぼくの公募状況]

なんか月1回になってきました。

【メルマガ原稿】
 今月のメニューはこちらです。
◆んな公募に挑戦してきました(第11回)~第28回ゆきのまち幻想文学賞の巻
◆リアルタイム企画・TO-BE小説工房に挑戦中(第44回)
◆公募情報数点
 今月取り上げるのは、冬の風物詩であるゆきのまち幻想文学賞です。公募のキーとなる幻想性について考えます。
 メルマガ登録はこちらから。もちろん無料です!
 http://www.arasuji.com/saitomagazine.html

【TO-BE小説工房】
今月投稿用はかるく校正する。舞台は明治だけど、あんまり明治らしくないなあ。5枚なので強烈な明治臭を出すのはそもそも難しい面があるのですが。
来月は「修羅場」ですか。なんとなく、ハチャメチャな物語を書いてみる。なんとなく、いろいろと引き出しを増やそうかと思いまして。

【星新一賞】
先月「面白そうなネタがあるんだけどなあ」と書いているけど、いったい何のことだがすっかり忘れる。
ストックしてあるネタのうち、どれかが面白いと感じたのだろう。
だけどまあ、トピックスがあまりに瞬間風速的なネタすぎて、なんとなく、気が進まない。

【創元SF短編賞】
結局、星新一賞に出した作品をリライトすることにした。
枚数がかなり違うので、サイドストーリーを練りこんでいく。
と書きつつ、いろいろと足りないよなあ。
ハートウォームにしたいのだが、ちょっと考える必要があるかも。とりあえずいまのとこと40×40で9枚です。なんか、これSFかあ、という作品になりつつある。
なんだかなあ……。

【北区内田康夫ミステリー文学賞】
来年も出そうと思っている。ゆきのまち幻想文学賞に出した作品を、改作して出そうと思っています。
と書いておけば、ネタを忘れることもないかな。

【福島正実SF童話賞】
なかなか順番が回ってこない。けど、調べたいんだよなあ。悪い癖なんだけども。

【ゆきのまち幻想文学賞】
チャッキリと校正する。10枚ジャストに押し込む。なんとなく選考委員たちが好きそうな話にしてみたつもりだけど、さて予選を通過するかどうか。
いままで出した中で一番幻想文学賞らしいとは思うのだが。
3年後に出す作品の書きかけを発見する。
いちおう最後まで書いたものの、まったく幻想的ではなく、あまりにもひどい作品になってしまったとへこむ。まあ、何か考えます。

【ミステリーズ!】
ミステリを書きたい気分だけど、2年連続してクリスマスまで出勤確定している状況ではちょっと手が回らない。むり。

【FACEBOOK】
友達募集中です!
https://www.facebook.com/profile.php?id=100007879718530

nice!(4)  コメント(0) 

最近の日常【平成30年12月中旬】 [日常]

〔蛍光灯を買い換えた話〕
玄関の丸型蛍光灯が切れたので買い換えた。
こっそりと徐々にLED化を進めていて、今回も少し高くてもLEDに使用かと思っていたのだが、5000円を超えていてびっくり。
店員に聞くと「リモコン付なので高いのです」とのこと。
リモコンなんていらないわ、と思ったのだが、メーカーもリモコン付以外は出荷していないとのこと。
LED照明はいまが稼ぎどきなので、高付加価値商品で儲けたい気持ちはわからんでもないけれども。
何でも機能を付けたがるのは日本人の良いところでもあり、悪いところでもあると思うのだが。

〔ハードディスクをクリーンアップした話〕
うちのメインPCはハードディスクが450GB程度しかない。
気が付いたら残り40GBしかなくなった。
原因をさぐっていくと、TEMPファイルが極端に重いことがわかり、さらに調べるとTEMPファイルは基本的には一時保存的なフォルダで、削除してもたいがいは問題ないらしい。
あくまで”たいがいは”なのですが。
ネットで調べて、初めてディスクのクリーンアップを実行する。
一時保存ファイルが180GBもあったので、いっきり使用率が9割から5割にまで減少した。
これでしばらく安心、みたいな。
nice!(3)  コメント(0)