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第41期棋王戦挑戦者決定戦第1局(佐藤天彦名人VS広瀬章人八段) [将棋]

いまのりにのっている男が決定戦まで上がってきました。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/kiou/

佐藤天彦名人は29歳、広瀬章人八段は30歳です。学年でいうとひとつ違いです。
ほぼ同世代ですが、対局数はまだまだ少なく今回で11局目です。
世代でいうと羽生世代が有名ですが、同日A級順位戦で戦っている羽生善治竜王と佐藤康光九段は161局目になります。
まさにライバルといった感じがします。
対局数はタイトル戦を戦わないとなかなか増えませんが、佐藤名人、広瀬八段ともに棋士として脂が乗っている時期なので、これから対局数が伸びていくものと思われます。
さすがに羽生・佐藤康越えは厳しいかもしれませんが、長く活躍することで、自然と対局数は伸びていきます。
ライバルといわれるような勝負をたくさん演じて欲しいと思います。

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/kiou/kifu/44/kiou201812170101.html

ということで将棋です。
後手佐藤天彦名人が変則的な駒組を採用し、5四歩を取らせている間に雁木をくみ上げます。
歩得VS手得といった後手番横歩取りのような作戦です。
ところが31手目の5五銀が盤面全体を制圧する好手で、広瀬八段が指しやすくなります。
まだまだ序盤なので、この1手で決まるわけではありませんが、有利になったあとの広瀬八段の差し回しが絶品でした。
相手の攻めを封じながら駒組を進め、後手から仕掛けざるをえない状況に追い込み、一気に反撃します。
受けに定評のある佐藤天名人ですが、本局に限れば、広瀬八段が完璧すぎて手も足もでませんでした。
持ち時間は4時間ですが、お互いの消費時間は、▲広瀬2時間6分、△佐藤2時間41分と1時間以上余しているところにこの将棋がよく現れていると思います。
広瀬八段は快勝して、棋王戦挑戦を決めました。
五番勝負の第1局は2月2日(土)、石川県金沢市「北國新聞会館」で行われます!
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