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創作状況【2月下旬】 [ぼくの公募状況]

新型コロナの影響が広がっています。

【サイトーメルマガ第149回の内容紹介】
◆ぴこ蔵ライブ講座「山川健一スペシャル」に参加してきました
◆TO-BE小説工房に挑戦中(第58回)
◆公募情報数点
 今月はぴこ蔵ライブ「山川健一スペシャル」の様子を少しだけ紹介です。
 メルマガ登録はこちらから。もちろん無料です!
 http://www.arasuji.com/saitomagazine.html

【ショートショートガーデン】
創作状況の2月中旬を飛ばしたので、今回は多めです。
『脱出不可能』は単純にひっくりかえした作品です。
『作曲家秀吉』は豊臣秀吉にまるつわるある記録を題材にしています。
『カブトムシ取り』は、まあ、タイミングが完全にズレていますが(汗)

〔脱出不可能〕
https://short-short.garden/S-uCTgip

〔作曲家秀吉〕
https://short-short.garden/S-uCTgpH

〔カブトムシ取り〕
https://short-short.garden/S-uCTgtV

【TO-BE小説工房】
投稿直前に主人公の名前が途中で変わっていることに気がつく。なんだかなあ。
来月用の作品も書く。
今月、来月ともに芸風を広げるための実験作です。はい。

【星新一賞】
忘れていたアイデアまた忘れたので、メモを読み返す。
うんうん、なるほど。
再来年の星新一賞用のネタだけ別ファイルにします。これなら忘れない(笑)

【創元SF短編賞】
アイデアだけ溜めるための本読みの時間です。

【北区内田康夫ミステリー文学賞】
勉強のために同系統のミステリを読む。うんうん、いろいろな技術があるんだなあ。
新しいことにチャレンジするときは、こういうのが楽しかったりする。

【坊ちゃん文学賞】
そのうち読みかえそうと思いつつ、放置の時間かな。

【福島正実SF童話賞】
参考となるかなと思って呼んだ本が、まったく参考にならず。
難しいものです。

【ゆきのまち幻想文学賞】
ストックが溜まりすぎているので、しばらく忘れることにします。はい。

【ミステリーズ!】
2月中に応募しようとおもったけど、急に本業が多忙となり手がつかず。
職場に泊まって朝まで仕事しているような状況じゃあなあ。
働き方改革とかいっても、業務量が減ったわけではないので、結局矛盾は末端に推しつけられるみたいな。

【FACEBOOK】
友達募集中です!
https://www.facebook.com/profile.php?id=100007879718530
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【公募情報】第1回日本写真絵本大賞 [公募情報]

写真+絵本という新しい公募です。

〔主催者HP〕
https://shashinehon.jp/

写真絵本は新しいジャンルだと思います。
絵画、写真ともに技術が必要ですが、インスタが流行しているように「絵を書く」より「写真を撮る」方がハードルが低いと思います。
作例として、HPに何冊か紹介されています。
『にゃんこ相撲』はなんともいえず、かわいい本です。
金賞は100万円と高額です。
応募締切は令和2年4月10日です!

<募集要項抜粋>
応募内容:写真+絵本
テーマ :指定なし。写真30~40枚程度。
金  賞:100万円
応募締切:令和2年4月10日
応募方法:インターネット、郵送
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第78期順位戦【A級最終一斉対局】 [将棋]

注目は残り1つの降級争いです。

〔対戦表〕
https://www.shogi.or.jp/match/junni/2019/78a/index.html

名人挑戦者は7戦目に決まっており、今期圧倒的な成績を残している渡辺明三冠です。
残る注目は全勝なるかどうかですが、最終戦の三浦弘行九段との一戦はあっさり渡辺三冠が勝利し、見事に全勝での名人挑戦を決めました。
これでB級1組、A級と連続しての全勝という快記録を達成しました。

残留争いですが、降級の1人目は久保利明九段で決まっています。
残り1枠に入る可能性があるのは、佐藤天彦九段、糸谷哲郎八段、木村一基王位の3人です。
全員が勝てば順位最下位の木村王位が落ちます。だれか1人だけ負ければ、その負けたひとが落ちます。
2人負ければ順位の争いです。最終節で3名の直接対決がないので、自分との勝負です。
対局終了順に書くと
勝つしかない最下位の木村王位は広瀬章人八段と対戦し、矢倉模様の中盤から鋭い踏み込みで押し切り、残留に望みをつなぎます。
前名人の佐藤天彦八段は稲葉陽八段と対戦し、最近は不調でしたが竜王戦とはうってかわって快勝し、残留を自力で決めました。
残るは糸谷哲郎八段です。すでに降級が決まっている久保利明九段と対戦し、穴熊対藤井システムの戦いとなり、中盤で抜け出します。
久保九段の粘りに合いますが、終盤で指しにくい手を指しきって、これまた自力で残留を決めました。
結果として、4勝5敗にもかかわらず、順位が最も低い木村王位が2人目の降級となりました。
来期の再起を願いたいです。
お互いに残留が決まっている同士の対戦となった羽生善治九段と佐藤康光九段との一戦は、これで通算162局目です。
歴代4位タイとなり、お互いにA級残留を決めているので来年度に単独4位となるのは確定です。
それだけ長年第一線で活躍を続けてきた証です。
さて、レジェンド同士の対戦が最後の終局となり、終盤で羽生九段が抜けだしますが、佐藤康九段が1分将棋で角ただ捨ての鬼手ひっくりかえして来期3位を確保しました。

来月はいよいよ名人戦です!
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【公募情報】第1回セカンドオピニオン川柳 [公募情報]

第三者の意見を聞くのは大事です。

セカンドオピニオンとは本来は大当事者以外の第三者の意見を求めることですが、日本では医療分野の意味で使われております。
主に、主治医以外の意見を求めることと定義づけられています。
セカンドオピニオンを持つのは大事で、自分も二人の医者の意見が分かれたことがありました。
とはいっても、治療方法には影響がなかったのですが。
応募締切は令和2年4月6日です!

〔主催者HP〕
https://kyodonewsprwire.jp/release/202001286125

<募集要項抜粋>
応募内容:川柳
テーマ :セカンドオピニオン
最優秀賞:ギフトカード3万円
応募締切:令和2年4月6日
応募方法:SNS、郵送
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プロ試験編集試験第4局(本田奎五段々VS折田翔吾) [将棋]

いままで折田アマの2勝1敗ときて、あと1勝で夢がかないます。

〔編入試験のお知らせ〕
https://www.shogi.or.jp/news/2019/10/post_1827.html

アマチュアで抜群の成績を収めたひとに対するプロ編入試験が制度化されたのは、瀬川晶司五段がきっかけです。
プロ相手に17勝6敗、勝率0.739という圧倒的な成績を収め、その当時は特例でに佐藤天彦三段、神吉宏充六段、久保利明八段、中井広恵女流六段、高野秀行五段、長岡裕也四段を相手に3勝するという形となりました。
その後、制度が整備され、現行の形式になってからは2例目です。
対戦相手は棋士番号の若い順から5名なので、黒田尭之 四段(勝ち)、出口若武 四段(負け)、山本博志 四段(勝ち)、本田奎 四段、池永天志 四段となります。
ここまで2勝1敗ですが、本田四段は棋王挑戦中ですし、池永四段も加古川青流戦優勝経験がある若手強豪です。
厳しい残り2戦ですが、ここで勝ってプロ入りを決めることができたら、まさにドラマですし、プロ入り後の活躍についても自身が持てるのかなと思います。
いよいよ佳境に入ってきたプロ編集試験ですが、第4局の結果はどうなったでしょうか!

〔棋譜〕※将棋DB2さんにお世話になりました。
https://shogidb2.com/games/2dffc5ae542b96432bc517959ba753d64fb27b11

大一番にもちいた作戦は、もちろんお互いの得意戦法である相掛かりです。
本田五段の右玉に折田アマは中央を厚くして構え、じりじりとした駒組が続きます。
お互いに急所がつかみにくい難しい将棋となりますが、62手目の本田五段の3三桂に折田アマが反応しました。
持ち時間3時間から19分を費やして、3五歩と桂頭をめがけて仕掛けます。
そこから大捌きとなり、折田アマ銀得に対し、本田五段は龍を作ります。
評価値が大きく動いたのは、87手目の3五角以降です。
この角が右玉の急所をにらみ、以降はほぼ折田アマ優勢で推移します。
本田五段は粘りに粘り、折田アマに楽をさせません。
まさに真剣勝負であり、プロのすごみです。
折田アマは優勢とは言え、一手間違えたら逆転する薄い優勢です。
本田五段は奇手を放ち、逆転を探りに探りますが、最後まで折田アマが踏ん張りました。
161手まで後手玉を受けなしに追い込み、ついに念願のプロ入りを実現させました。

実に熱い勝負だったと思います。
折田アマおめでとうございます!
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第5期叡王戦挑戦者決定戦第3局(豊島将之竜王名人VS渡辺明三冠) [将棋]

挑戦者決定戦の決着局です。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/eiou/

渡辺三冠は王将戦と棋王戦のタイトル防衛戦を平行して行っており、かつ順位戦もあるという多忙を極める対局スケジュールが続いています。
叡王戦も併せれば、番勝負が3つも重なっており、しかもすべて星が並んでいます。
全盛期の羽生善治なみのスケジュールです。
タイトル戦は徐々に増え、いまや8つです。タイトル戦以外にもトーナメント戦があり、一流棋士は休む暇がありません。
棋戦が増えることは重要ですが、棋譜の質を維持するためにも、そろそろ体力面を考慮する時期かもしれません。
対局と普及以外の仕事を極力減らしたり、引退棋士をもっと活用したり、運営を外部委託したりなど、手法はいろいろあるように思います。
具体的にどこをどうするというのは、非常に難しいのですが。

〔棋譜〕
http://www.eiou.jp/kifu_player/20200224-1.html

ということで、将棋です。
先手は豊島竜王名人。後手の渡辺三冠は、後手番でときおり用いる雁木に組みます。
研究勝負を避け、力戦形を目指したのかもしれません。ただ、勝率の良いイメージはありません。
何気ない序盤から、25手目、豊島竜王名人が2四歩と突いたのが機敏でした。
同角とは取れないので同歩しかありませんが、棒銀の捌きが約束された形となり、これで先手が一本取りました。
渡辺三冠も反撃するしかなくなり、激しくなりますが、やや先手有利。
飛車を成られますが、ここで4二金とじっと寄せたのが良い粘りでした。
以下は混戦となり、評価値的には一時期逆転します。
渡辺三冠は102手目に6一銀と柔らかな受けを指しますが、ここは3一桂馬をスペースを埋めながら4三の地点を守るのが急務だったようです。
すかさず3一角と打ち込まれ、桂馬を成られ、さらに8六銀と挟撃形を作られて苦しくなります。
以降は勝負手を繰り出す局面も訪れず、123手まで豊島竜王名人が激闘を制しました。

これで2勝1敗となり、豊島竜王名人が初の叡王挑戦を決めました。
叡王は序列3位のタイトル戦です。
大三冠に向けていよいよ永瀬叡王・王座と激突です!
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最近の日常【令和2年2月中旬】 [日常]

〔Dアニメストアに加入した話〕
中学生の長男が「お小遣いから引いてもいいので、Dアニメに加入したい」と言い出した。
その理由を聞くと「クリエイターにお金が落ちるから」とのこと。
ユーチューブに違法アップロードされている作品を視聴すればタダなんだろうけど、こういう気持ちが大事なんだよなあ。
損得じゃなくて、好きなものにお金を落とすというか。
それこそが、お金の価値だと思っているので。
ということで、Dアニメに加入してあげました。
消費税分だけはまけといたる。

〔車のバッテリーを交換した話〕
あまりにバッテリー上がりが頻発するので、バッテリーを交換することにした。
ということで、いつも車検をお願いしているガソリンスタンドに伺う。
自分で交換すれば断トツに安いのは知っているのだが、車関係は何かがあると命に関わるので、基本的には全部専門家にお願いしている。
で、ガソリンスタンドで何種類か選べるかと思ったら、なんと1種類しかなくて、しかも韓国メーカーだった。
韓国メーカーの蓄電池というと、機内持ち込み禁止となった某スマホを連想してしまい、どうも良い印象が持てない。
従業員に聞くと、いままで特段問題は発生していないし、他メーカーは取り寄せになって時間がかかるということなので、そのまま韓国メーカーを装着することにする。
いまのところ、異常はありません。
餅は餅屋ですね。

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【公募情報】第15回ちよだ文学賞 [公募情報]

輝きを放つ地方文学賞です。

〔主催者HP〕
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/bunka/bunka/bungaku/boshu.html

今年で15回目になります。
大賞賞金100万円も豪華ですが、審査員も逢坂剛、唯川恵、角田光代と一流作家を三人もそろえています。
さすがは千代田区と思わずにはいられません。制限枚数は40文字40行のフォーマットで30枚以内なので、おおむね原稿用紙120枚以内と思っていただければと思います。
ジャンルとしては中編小説でしょうか。
地方文学賞にありがちな住所やテーマといった応募制限もありません。だれでも自由に応募できます。
応募締切は令和2年4月30日です!

<募集要項抜粋>
応募内容:中編小説
テーマ :ジャンル不問
大  賞:賞金100万円
制限枚数:40文字×40行のフォーマットで、30枚以内
応募締切:令和2年4月30日
応募方法:郵送
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第69期大阪王将杯王将戦第4局(渡辺明王将VS広瀬章人八段) [将棋]

渡辺王将の2勝1敗で迎えた第4局です。

〔中継サイト〕
http://mainichi.jp/oshosen/

広瀬八段はどちらかというと自虐キャラです。
昨年の話ですが、竜王戦で3連敗したあと、記者に「最後の免状署名に行ってきます」と話したそうです。
免状には名人と竜王が並んで署名します。
つまり、前述のコメントは(もうすぐ4敗して失冠するか免状署名ができなくなる)という意味です。その自虐トークのとおりに、竜王戦も敗れてしまいました。
朝日杯オープン戦の決勝で藤井聡七段と対戦し、敗れたあとも「藤井さんを応援している皆さんと、ひとりぼっちの私」と自虐ネタを披露しています。
ブログでは、棋士らしい控えめな記事で、普通の範囲内なのですが、なんとなくトークが地のような気がします。
自虐がいい方面にでればよいのですが、王将戦第3局でも中盤から終盤の入口まで渡辺王将を圧倒しながら、最後に局面を悲観しすぎて勝ちに繋がる手を逃してしまいました。
王将戦第4局の前夜祭では、「自虐的にならないように」とのコメントを発しているようです。
そんな自虐の顔を脱ぎ去って、広瀬八段は最後まで強気の将棋を指すことができるでしょうか!

〔棋譜〕
https://mainichi.jp/oshosen-kifu/200220.html

ということで将棋です。
先手広瀬八段の矢倉に対し、渡辺王将は雁木で対抗します。
8六歩を早々につき捨て、1歩を犠牲に得た手得を活かして攻めていきます。
ただ桂馬と角の効きだけが頼りなので軽く、受け止められると辛くなります。
2日目に入り、広瀬八段が反撃します。
駒の損得は歩だけなのですが、歩の数が先手側に偏り、後手陣は歩の防御壁がないので先手の攻めがダイレクトに響きます。
形勢不利を自覚したのか、渡辺王将は終盤になって、アクロバットな勝負手を連発します。
一瞬だけもしやの局面はありましたが、広瀬八段は最後まで逆転を許しませんでした。

これで2勝2敗のタイです。
第5局は、3月5日に大阪市「KKRホテル大阪」で開催されます!
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【書評】スヴァンテ・ペーポ『ネアンデルタール人は私たちと交配した』 [書評]

ネオンデルタール人のDNAを復元しようとした科学者の半生記です。


ネアンデルタール人は私たちと交配した

ネアンデルタール人は私たちと交配した

  • 作者: スヴァンテ ペーボ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/06/27
  • メディア: 単行本



ネオンデルタール人とは、4万年ほど前までヨーロッパ地方で生息していた人類の一種で、現世人類がヨーロッパに到達したころ絶滅しました。
マンモスのように永久凍土に肉が保存されているわけではないので、残されているのは化石のみです。
そこからかすかに残されたタンパク質を抽出し、バラバラに千切れたDNAをつなぎ合わせていきます。
その結果、現代人のDNAのうち、2~4%がネオンデルタール人由来ということが判明しました。
DNAを抽出してもその多くが死後に進入したバクテリアや混在した現代人のDNAで、科学者として誠実であるがために悪戦苦闘する姿が共感を呼びます。

科学者の苦闘を身近に感じたいひとのために!
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