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プロ試験編集試験第4局(本田奎五段々VS折田翔吾) [将棋]

いままで折田アマの2勝1敗ときて、あと1勝で夢がかないます。

〔編入試験のお知らせ〕
https://www.shogi.or.jp/news/2019/10/post_1827.html

アマチュアで抜群の成績を収めたひとに対するプロ編入試験が制度化されたのは、瀬川晶司五段がきっかけです。
プロ相手に17勝6敗、勝率0.739という圧倒的な成績を収め、その当時は特例でに佐藤天彦三段、神吉宏充六段、久保利明八段、中井広恵女流六段、高野秀行五段、長岡裕也四段を相手に3勝するという形となりました。
その後、制度が整備され、現行の形式になってからは2例目です。
対戦相手は棋士番号の若い順から5名なので、黒田尭之 四段(勝ち)、出口若武 四段(負け)、山本博志 四段(勝ち)、本田奎 四段、池永天志 四段となります。
ここまで2勝1敗ですが、本田四段は棋王挑戦中ですし、池永四段も加古川青流戦優勝経験がある若手強豪です。
厳しい残り2戦ですが、ここで勝ってプロ入りを決めることができたら、まさにドラマですし、プロ入り後の活躍についても自身が持てるのかなと思います。
いよいよ佳境に入ってきたプロ編集試験ですが、第4局の結果はどうなったでしょうか!

〔棋譜〕※将棋DB2さんにお世話になりました。
https://shogidb2.com/games/2dffc5ae542b96432bc517959ba753d64fb27b11

大一番にもちいた作戦は、もちろんお互いの得意戦法である相掛かりです。
本田五段の右玉に折田アマは中央を厚くして構え、じりじりとした駒組が続きます。
お互いに急所がつかみにくい難しい将棋となりますが、62手目の本田五段の3三桂に折田アマが反応しました。
持ち時間3時間から19分を費やして、3五歩と桂頭をめがけて仕掛けます。
そこから大捌きとなり、折田アマ銀得に対し、本田五段は龍を作ります。
評価値が大きく動いたのは、87手目の3五角以降です。
この角が右玉の急所をにらみ、以降はほぼ折田アマ優勢で推移します。
本田五段は粘りに粘り、折田アマに楽をさせません。
まさに真剣勝負であり、プロのすごみです。
折田アマは優勢とは言え、一手間違えたら逆転する薄い優勢です。
本田五段は奇手を放ち、逆転を探りに探りますが、最後まで折田アマが踏ん張りました。
161手まで後手玉を受けなしに追い込み、ついに念願のプロ入りを実現させました。

実に熱い勝負だったと思います。
折田アマおめでとうございます!
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