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【書評】山田一巳・古瀬和谷『ビール職人、美味いビールを語る』 [書評]

山田一巳は、日本一のビール職人と呼ばれています。


ビール職人、美味いビールを語る (光文社新書)

ビール職人、美味いビールを語る (光文社新書)

  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2002/05/20
  • メディア: Kindle版



本書はライターの古瀬和谷が山田一巳に取材し、その内容をまとめたものです。
山田一巳の人生は、まさにビールとともにありました。
昭和30年にキリンビールに入社し、そこから製造一筋で過ごしてきました。
昭和59年にパイロットプラントといって、試作品を醸造するプラントに異動します。
そこで『一番絞り』の開発に携わります。
取材は入社のいきさつから始まりますので、山田一巳の一代記でありながら、日本ビールの歴史も学べる優れものとなっています。
軽いタッチで読めながらも、ビールに関する基本的知識も身につきます。
ビールが飲みたくなるような本です。

ビール党のために!

ちなみに、かなり昔ですが、山田一巳さんと一度だけお会いしたことがあります。
共通の知人を通じて2,3言だけ会話を交わしただけですが、まさに職人といった感じでした。

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