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【書評】鳥越規央『9回裏無死1塁でバントはするな』 [書評]

セイバーメトリクスを紹介する本です。


9回裏無死1塁でバントはするな(祥伝社新書234)

9回裏無死1塁でバントはするな(祥伝社新書234)

  • 作者: 鳥越 規央
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2011/03/01
  • メディア: 新書



セイバーメトリクスとは、野球を統計学を駆使して分析しようとする試みです。
例えば、統計的に分析すると、バント戦術は意味がないところか相手を利する行為ということが証明されています。
(とはいえ、あくまで平均であり、バッター等の条件で変わってくるとは想いますが)
また、ボールカウント別の打率を見ると、0-3が最も打率が高いので、スリーボールから見逃すのは不利とも書かれています。
(ただし、1-3も高打率なので、1球見て四球を狙った方が出塁率は高くなりそうですが)
この本で知ることができるのは、セイバーメトリクスの考え方と、現在進行形で研究中のさわりの部分です。
ですので、入り口としてぴったりだと思います。

野球を統計的な観点で見たいひとへ!

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