SSブログ

【書評】山崎幹夫『薬の話』 [書評]

様々な薬の発見の物語です。


薬の話 (中公新書)

薬の話 (中公新書)

  • 作者: 山崎 幹夫
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1991/11
  • メディア: 新書



本書の構成は、まず罹患した有名人が登場し、次に薬発見まで物語が続きます。
ペニシリンやステロイドといった有名薬から、狭心症、血圧降下薬まで多種多様な薬品が紹介されています。
どれもこれも面白いのですが、個人的には古い薬の成分についての話が面白いです。
夏目漱石が飲んでいたタカジアスターゼや、太宰治が飲んで自殺しようとしたカルモチンなどです。

薬発見までの秘話を知りたいひとのために!

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ: