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【映画】アンダーワールド [映画評]

ヴァンパイヤを演じたケイト・ベッキンセイルがとにかくセクシーです。


アンダーワールド [Blu-ray]

アンダーワールド [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2012/07/03
  • メディア: Blu-ray



ざっくりとしたストーリーはヴァンパイヤ一族と狼男一族との戦いです。
ヴァンパイヤが狼男を従えてきましたが、狼男ルシアンとヴァンパイヤ一族の長老ビクターの娘、ソーニャが恋仲になったことに激怒し、ビクターはソーニャを処刑します。
ルシアンはソーニャの形見を奪うと、復讐を胸に誓います。
長老は3人交代で活動し、残り2人は休眠します。休眠中の長老の手下、クレイヴンは官僚型で重臣です。
ところが、従弟であるルシアンと通じており、共同でヴァンパイヤと狼男の血を統合させる研究をしています。
クレイヴンはルシアンを殺害したと主張しその証拠として皮を持ち帰っていますが、これはルシアンがクレイヴァンに与えたものでした。クレイヴァンの目的は戦争を終わらせることです。
ヴァンパイやと狼男の統合の研究ですが、ある人間がキーを握っていることを把握します。
その人間はヴァンパイヤと狼男の祖先となった人物の末裔です。
とかとか、こんな設定が映画の途中で断続的に説明されます。ビクターは主人公の育ての親ですが、実は主人公の両親を殺害したという秘密も明かされます。
こんな感じ設定が多く、敵味方がコロコロ入れ替わり、最初にストーリーを把握してないと、なかなか追いつくのが大変です。
最終的に主人公はキーとなる人間の血を吸い、ヴァンパイヤと狼男のハーフとなることで、ヴァンパイヤからも狼男からも追われる身となります。
襲ってきたビクターも殺します。

怪物ものだと派手なCGを連想しますが、CGは少な目で着ぐるみを多用しているそうです。
舞台は現代なので、狼男に効く硝酸銀入りの銃を使い、肉体戦も少しはありますが基本的にはガンアクションが中心です。
移動も車ですし、現代的な怪奇談といった様相です。
設定と関係性がややこしくてなかなか頭に入ってこないので、最後は味方がいなくなり全員敵みたいになって、主人公の見方は恋仲になった人間(ヴァンパイヤと狼男のハーフに変身)だけになります。
イメージが膨らみすぎてストーリーが破綻しているような気もします。
ピチピチの衣装でアクションをこなすケイト・ベッキンセイルを楽しむ映画だと思います。

現代的ヴァンパイヤを楽しみたいひとのために!
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第31期倉敷藤花戦第2局(里見香奈倉敷藤花VS西山朋佳女流四冠) [将棋]

里見倉敷藤花の先勝で迎えた第2局です。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/kurashikitouka/

倉敷藤花戦は持ち時間2時間の3番勝負です。
時間も短く番数も少ないので、勢いのある女流棋士が勝ってタイトルの移動が頻繁そうに思えますが、不思議なことに当時の第一人者が圧倒的な成績を納めています。
第1回から第15回のうち10回も清水市代がタイトルを保持しています。
第16回から第30回になると、うち13回を里見香奈が制覇。この間でタイトルを失ったのはわずか2期です。
とはいえ、今期の挑戦者は最強の西山女流四冠です。直近の白玲戦では里見倉敷藤花からタイトルをもぎ取っています。
3番勝負なので、初戦の白星は大きいとはいえ、見方を変えればわずか1勝差です。
さあ、里見倉敷藤花は、今期も防衛して第14回目の戴冠を果たすことはできるでしょうか!

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/kurashikitouka/kifu/31/kurashikitouka202311180101.html

ということで、将棋です。
先手は里見倉敷藤花。いつもの相振り飛車ですが、後手西山女流四冠が中飛車に、先手里見倉敷藤花が向い飛車といつもの逆になります。
先手里見倉敷藤花は見慣れた片美濃に組みますが、後手西山女流四冠はエルモ風の囲いに銀をくっつけたような、これまた見慣れない形です。
いつもの両者とはまるで逆の将棋です。
中盤からは里見倉敷藤花が模様良しでしたが、後手からの攻めを受けている間に、雲行きが怪しくなります。
受け切りが難しいので切りあいに行きますが、このあたりでは完全に逆転。西山女流冠の攻めを先手が受ける形になります。
しかし、持ち時間2時間のタイトル戦。お互いに1分将棋です。
里見倉敷藤花は受けながら気が付いたら玉は金銀に囲まれた要塞を再構築し、さらに駒得にも成功します。
再び優勢になった里見倉敷藤花は攻めながらも後手からの攻めを丁寧に受けて、最後は龍の王手を歩でシャットアウトして決めました。
171手の熱戦でした。
これで里見倉敷藤花は、2連勝でタイトル防衛。9連覇を達成すると当時に、倉敷藤花は通算14期目となりました。

里見倉敷藤花おめでとうございます!
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