【書評】伊藤祐靖『邦人奪還~自衛隊特殊部隊が動くとき~』 [書評]
元特殊部隊員である著者による邦人奪還ミステリです。
時事問題をふんだんに盛り込んでいます。
まず最初に中国による尖閣諸島占領作戦と、それを排除する自衛隊特殊舞台による活躍を描きます。
現場は必死なのに、上層部は臭いものに蓋、下々に汚れ役をやらせるのもお約束です。
これがプロローグとなり、本番は北朝鮮に拉致された邦人奪還作戦です。
党利党略から描かれた作戦ですが、現場では戦死者が続出しますが、邦人奪還には成功します。
国家の意思を真正面から取り上げようとした労作ですが、小説としてみるとキャラクターの性格設定が一面的になっていたのが残念です。
評判となった人気ミステリを読みたいひとのために!
時事問題をふんだんに盛り込んでいます。
まず最初に中国による尖閣諸島占領作戦と、それを排除する自衛隊特殊舞台による活躍を描きます。
現場は必死なのに、上層部は臭いものに蓋、下々に汚れ役をやらせるのもお約束です。
これがプロローグとなり、本番は北朝鮮に拉致された邦人奪還作戦です。
党利党略から描かれた作戦ですが、現場では戦死者が続出しますが、邦人奪還には成功します。
国家の意思を真正面から取り上げようとした労作ですが、小説としてみるとキャラクターの性格設定が一面的になっていたのが残念です。
評判となった人気ミステリを読みたいひとのために!