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第36期竜王戦第2局(藤井聡太竜王VS伊藤匠七段) [将棋]

藤井竜王の先勝で迎えた第2局です。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/ryuou/

藤井聡太七冠と伊藤匠七段は同級生です。藤井聡太七冠が少し早く生まれていますが、3カ月ほどの差しかありません。
21歳と20歳の合計41歳対決は、タイトル戦史上最年少です。
同級生同士のタイトル戦は意外なほど少なく、
中原―桐山、羽生―森内、羽生―郷田、羽生―丸山、羽生―藤井猛、森内―郷田、森内―丸山、藤井聡―伊藤匠の8組しかありません。
というより、ほとんどの組み合わせが羽生世代で、同級生で将棋界のトップに並び立つのが非常に珍しいのが分かります。なお、羽生―佐藤康は、同級生ではなく佐藤康がひとつ年上です。
同世代あれば、羽生―森内の名人戦のように、何度もタイトルを争う良きライバル関係になる可能性もあります。
そのためには、番勝負で競り合ってこそです。
さあ伊藤匠七段は第1局のリベンジを果たすことはできたでしょうか!

〔棋譜〕
https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/20231016-SYT8T4640837/

ということで、将棋です。
後手番伊藤七段は、藤井竜王の代名詞ともいえる角換わりを正面から受けて立ちます。
先手藤井竜王ですが、5八金型が珍しいです。旧式ですね。
対する伊藤七段は手損をしての6二金、8一飛車型に組みます。
旧式のメリットは、角の打ち込みの隙は多いですが、手数がかからないことです。
藤井竜王は果敢に攻撃をしかけ、56手目に大きな分岐点が訪れます。
伊藤七段は攻めあうか、一旦はと金を払うかの選択を迫られます。ここで伊藤七段は受け重視でと金を払う選択をしますが、ここは攻めあうのが有力だったようです。
馬を作った先手が手厚くなりますが、後手伊藤七段も先手飛車をイジメて反撃に出ます。
飛車を捕獲することに成功しますが、先手玉の上部はひろくと金も待っています。
苦しくなった伊藤七段ですが、先手の入玉を防ぐために角のただ捨てという鬼手を放ちます。
しかし、最後は藤井竜王が後手玉を即詰みに打ち取り、これで開幕2連勝となりました。
藤井竜王の盤石な指しまわしが光りました。

竜王戦3局は10月25日、26日に福岡県北九州市「旧安川邸」で開催されます!
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【公募情報】日比谷松本楼 創業120周年記念メモリーフォト&エッセイコンテスト(随筆等・12/15〆) [公募情報]

日比谷松本楼はまさに老舗中の老舗です。

〔主催者HP〕
https://matsumotoro.co.jp/photo-essay.html

日比谷松本楼は、明治36年の日比谷公園のオープンと同年に開業しました。
おしゃれな店として評判を呼び、多くの文人が集まり、彼らの詩や小説の舞台ともなっています。
また孫文もたびたび訪れ、孫文夫人ゆかりのピアノが店内に展示されています。
そうした歴史と伝統を積み重ねてきた日比谷松本楼がメモリーフォト&エッセイを募集しています。
特別賞は「幻の壱岐牛」をお楽しみいただけるペアディナー券です。
制限文字数は500字程度、応募締切は令和5年12月15日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:随筆、写真
テーマ :松本楼での楽しい想い出、忘れられない出来事等(随筆部門)
特別賞:「幻の壱岐牛」をお楽しみいただけるペアディナー券
制限文字数:500字程度(随筆部門)
応募締切:令和5年12月15日
応募方法:主催者HP、郵送
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最近の日常【令和5年10月第3週】 [日常]

〔インフルエンザになった話〕
久しぶりにインフルエンザに感染した。
高熱と咳が出て、頭も痛い。もうグタグタです。
ちょっと休めない仕事があったのですが、いまはリモートでメールが出せるので、部下の新人にあれこれ指示だけ出しておいてひたすら寝る。
なにかあったら、個人携帯に電話して、という感じで。
便利な世の中になったというべきか、オチオチ休めなくなったというべきか。

〔カロナールを飲む話〕
カロナールは痛み止めとしては最弱クラスです。
ただ、長年使われているので、安全性はトップクラスだという。
インフルエンザの高熱と頭痛があまりにひどいので、カロナールを飲むことにする。
本当に痛いときカロナールはいまいいちですが、インフルエンザの頭痛クラスなら抜群の効果を発揮する。
お陰様で一気に楽になりました。
薬は使い方ですね。
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第6回小説でもどうぞW選考委員版で佳作をいただきました。 [受賞報告・自作掲載]

ありがたいことに、初めて佳作をいただきました。
テーマは「家族」で、作品名は『ひとりの五つ子』です。
ちなみに最優秀を1回いただいています。
なお、W選考委員会版ではない通常版だと、佳作4回・選外佳作5回です。

〔小説でもどうぞW選考員会版(第6回・結果発表、選考会)〕
https://koubo.jp/article/19735

〔作品〕
『ひとりの五つ子』 齊藤想
https://koubo.jp/article/20107


ぶっちゃけ、アイデアにも苦労して、作品のまとめ方にも苦労して、オチも苦労して、そのせいで文章でも苦労した作品です。
読み返すと、いまからでも何か所か修正したくなってきます(汗)
かなりムチャクチャな設定ですが、ただ、そのムチャクチャ度合いが評価されようで、感謝しかありません。

佳作の回数を積み重ねられるように、これからも頑張っていきたいと思います。


―――――

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