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最近の日常【令和2年9月下旬】 [日常]

〔メキシコで購入したフェルトを洗った話〕
自分はマウスパットの代わりに、メキシコ旅行のお土産として購入した太陽の石と思われる模様が描かれたフェルト生地っぽい厚手の生地の飾りを使用している。
で、子供もパソコンを使うものだから、飲み物をこぼしたり、長年の手あかがついたりしてかなり汚れてきた。
洗おうと思ったものの、どうしたらよいのか分からない。
とりあえず漬けおきして、生地の裏側から優しくブラシでこすってみたところ、すごい勢いで汚れが溶けていく。
表地は模様があるためこする勇気がなかっため少ししか綺麗になっていないが、それでもかなり良くなった気がする。
裏地から、作者らしい名前が出てきた。
そういえば、書かれていたなあと思い出しつつ。
とはいえ、まだまだ汚い。
どうしようかなあ。


〔こういうのは良くない、と思った話〕

某テレビ局のキャスターが、原爆投下時の広島県知事の言葉をこう紹介したらしい。

>「原爆投下の日の翌日、当時の広島県知事がこう言いました
>『 県民諸君よ断じて怯むことことなく速やかに各職場に復帰せよ。戦争は一日も休むことはない』
>なんと無慈悲な言葉でしょうか」

で、実際の言葉(現代語訳:訳はSeiko Akamaさん)は以下の通りです。
https://twitter.com/akamaseiko/status/1292342198915104768?s=21

当時の時代背景を考えれば、広島県知事の主旨は犠牲者に哀悼の意を捧げ、一日も早い復旧に向けて力を合わせようと呼びかけていることは明らかです。戦争に全力を注げ、という主旨には読めません。
だからこそ、発言の一部を切り取ったのでしょう。
県知事も妻を亡くし、広島市長とその家族も原爆により即死しています。
その悲しみを胸に秘めながら、職務に忠実であろうとする姿が見えてきますが、某テレビ局はなにも感じなかったようです。とても残念だと思います。

こういう不適切な情報の切り取りが、報道に対する信頼度を落としていると思うのですが。

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創作状況【9月下旬】 [ぼくの公募状況]

急速に秋になってきましたね。

【サイトーメルマガ第156回の内容紹介】
◆公募分析 第16回坊ちゃん文学賞
◆TO-BE小説工房に挑戦中(第65回)
◆公募情報10点ほど
 次回発行は10月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
 http://www.arasuji.com/saitomagazine.html

【ショートショートガーデン】
先週からは続く受講生のアイデアを元にした作品UPの第2弾、第3弾です。
来月はSF短編用に考えたけどボツアイデアを順次UPする予定。

〔勉学への道〕
https://short-short.garden/S-uCTjTe

〔ガン患者〕
https://short-short.garden/S-uCTjYd

【TO-BE小説工房】
今月の作品は最後にさらっと推敲して投稿……のつもりが、がっつり校正するハメになった。
文章的にも練り切れていないし、辻褄もあっていない部分がある。誤字も何か所も見つかるし。
完成させたつもりはいけません。
来月のテーマは「ラベル」ですか。
創元SF短編賞に向けて気分を盛り上げあるために、SFでいきます。はい。

【SSスタジアム】
残念ながら選ばれませんでした。
ということで、次回のテーマ待ちです。はい。

【星新一賞】
再来年用のアイデアを何個か考えたが、さてどうしよう。

【創元SF短編賞】
名作といわれているらしいSF短編集を2冊借りる。ストックしているネタから作り上げるか、新たに考えるか。
作品はぴこ山ぴこ蔵さんの『どんでんモンスター』活用して作ろうと決めています。そのためには明確な敵がいるストーリーにしないとなあと思いつつ。
ちなみに『どんでんモンスター』のアドレスはこちら
 ↓  ↓  ↓  ↓
https://ddms.arasuji.com/

【北区内田康夫ミステリー文学賞】
今年度は小説推理新人賞にずらそうと思う。
来年度用のアイデアを見直す。うん、いいアイデアだと思うが、さてどうしたら短編にまとめることができるのか。
書簡体形式という手法もあるにはあるのだが。

【坊ちゃん文学賞】
締切ギリギリにもうひとつ投稿しようかと思ったが、制限文字数を明らかに超えていたのでやめておく。
まあ、いつも通り、こんなゆるーい感じで。

【福島正実SF童話賞】
そのうちブラッシュアップします。たぶん……。

【ゆきのまち幻想文学賞】
来年の北区内田康夫ミステリー文学賞用のネタを考えていたら、ひとつ習作というか、スピンオフみたいな形でゆきのまち幻想文学賞に合いそうなストーリーを思いついた。
そのうち書きますが、3年分もストックがあるので、まあ、そのうちに。

【「心に残る、ありがとう!」体験談募集】
気が向いたら書いて出すかもしれません。気がむいたらですが。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2020-09-25-1
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最近の日常【令和2年9月中旬】 [日常]

〔海外から電話がかかってきた話〕
プラスから始まる謎の番号の着信があった。
あまりに怪しいのでとりあえず電話には出ず、あとで調べてみることにした。
するとなんとエジプトからかかってきた国際電話であることが判明しました。
もちろん自分はエジプトに知り合いはいないので、最近増えているらしい国際電話詐欺だと判断できました。
この手の詐欺は、手を変え品を変え昔からありますね。ダイヤルQ2が流行していたときも、同じような手口がありました。
ワン切りして、折り返し電話をかけさせて、情報量を取るという作戦です。
自分の身は自分で守らねば。自己責任ですね、はい。

〔歴史修正主義について〕
『歴史修正主義』という言葉が好きではない。日本での使われ方を見ると、単なるレッテル貼りにすぎないようにしか思えないときが多い。
どちらの主張が正しいかは、イデオロギーに関係なく、資料を突き合わせて、学問的に判断すればよいだけだと思っています。
それで、その時代で一度は結論がでても、新たな資料がでてくれば結論がひっくりかえることは学問の世界ではよくあることです。
それを新たな学説がでるたびに『歴史修正主義』と非難して議論すら封殺するのは、学問の進歩の否定ではないかと思います。
まるでガリレオに地動説を捨てさせた中世の宗教裁判のようです。
自らの都合の良い歴史を、資料評価などの学問的な検証を実施せず、「良識的な市民の声」によって「真実」に祭り上げることや、学問的な反論・疑問を社会的影響力によって封じ込めようとするのは、厳に慎まなければならないと思います。
歴史は客観的な視点が欠かせないと思います。
歴史に対しては謙虚に向かいたいと、いつも願っています。
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【公募情報】コロナ川柳コンテスト [公募情報]

時代の公募という感じがします。

〔主催者HP〕
http://ako-jc.com/2020/08/04/

テーマは「新型コロナ」です。
主催者HPに「少しでも赤穂のまちが活気づければという想いから」とあるので、やはり前向きな作品が良いような気がします。
最優秀賞に選ばれますと、新型コロナウィルス対策商品がもらえます。
応募締切は令和2年10月31日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:川柳
テーマ :新型コロナウィルス
最優秀賞:新型コロナウィルス対策商品1万5千円分
応募締切:令和2年10月31日
応募方法:メール、郵送、主催者SNS

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【公募情報】第8回「心に残る、ありがとう!」体験談募集 [公募情報]

大切なのは感謝の心です。

〔主催者HP〕
https://www.arigatou-keiei.jp/taikendan_8.html

主催者HPに、ありがとうの効能が書かれています。

>心が少し疲れているとき「ありがとう」と言われたら、きっと元気が出るに違いありません。
(中略)
>たった五文字の言葉ですが、「ありがとう」は不思議な力をもつ言葉です。

こうしたありがとうの体験談を募集するのが本賞になります。
制限文字数は1000字以内とありますが、()書きに「400字原稿用紙換算で2.5枚」とあるので、安全策なら原稿用紙換算で計算したほうが良いかもしれません。
応募締切は令和2年10月31日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:作文
テーマ :「ありがとう」の体験談
賞  :記念品
制限文字数:1,000字以内(原稿換算2.5枚以内)
応募締切:令和2年10月31日
応募方法:メール、郵送
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【公募情報】第3回光秀公のまち亀岡俳句大賞 [公募情報]

亀岡市は京都市の西側に位置する人口8~9万人の市です。

〔主催者HP〕
http://www.city.kameoka.kyoto.jp/shiminkatsudou/haiku_3.html

短い期間ですが、明智光秀は丹波を支配しました。
明智光秀は野武士が集まる織田信長軍団の中では異色の経歴を持ち、いわゆるインテリです。
丹波を攻略した明智光秀は地元衆を採用し、法律を定め、都市計画に取り組むなど先進的な領国経営に乗り出しました。
おそらく明智光秀の本質は、行政マンだったのかなと思います。
そうした光秀公をしのび、3年前より募集を開始したのが本公募になります。
一人2句までであることに注意してください。応募締切は令和2年10月28日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:川柳
テーマ :一人2句まで。亀岡+自由題
大  賞:賞状
応募締切:令和2年10月28日
応募方法:インターネット、メール、郵送、持参
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第68期王座戦第3局(永瀬拓矢王座VS久保利明九段) [将棋]

永瀬王座の1勝1敗で迎えた第3局です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/ouza/

AbemaTVトーナメントで、久保利明九段は菅井竜也八段、今泉健司五段を率いてチーム振り飛車を結成し、見事に予選を突破しました。
本選トーナメントでは佐藤康光九段率いるチームレジェンドに敗れましたが、チームの仲の良さではピカイチだったと思います。
チーム内のいじられ役は、年賀状で出場を直訴し、仕方なく選んだとネタにされていた今泉健司五段でした。
久保九段が敗れてチームの敗退が決まった時、久保九段はツィッターで(本当は今泉氏に3局指させてあげたかったけど)とつぶやいています。
このツィートに、久保九段のやさしさが現れていると思います。
いま振り飛車党のタイトルフォルダーはいません。
さあ、チーム振り飛車のリーダーとして、王座獲得に向けた1勝を挙げることはできたでしょうか!

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/ouza/kifu/68/ouza202009240101.html

ということで将棋です。
後手の久保九段は三間飛車からミレニアム囲いのような形を採用します。この形に新たな鉱脈を見つけているのか、採用数が増えている印象です。
先手の永瀬王座はいつものように居飛車穴熊から松尾流穴熊までがっちり囲います。
先に動いたのは久保九段で、2五歩を桂馬で取り、それから中央で戦いが始まります。
久保九段は駒損の攻めながら先手の穴熊を銀2枚まではがし、終盤まで良い勝負が続きます。
大きな選択肢は76手目に訪れました。
永瀬王座は千日手にするかどうかの決断を、久保九段に迫ります。久保九段は38分考えて打開を決断しますが、結果的にはその男気がマイナスになったようです。
その後は永瀬王座が一方的に攻める展開となり、駒損も広がって粘りようがなくなってしまいました。
117手まで永瀬王座が勝利し、これで2勝1敗と防衛まであと1勝に迫りました。

王座戦第4局は、10月6日に兵庫県神戸市「ホテルオークラ神戸」で行われます!

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【書評】五味太郎『すうじの絵本』 [書評]

独特の作風の五味太郎の絵本です。


すうじの絵本(五味太郎のことばとかずの絵本 )

すうじの絵本(五味太郎のことばとかずの絵本 )

  • 作者: 五味 太郎
  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 1985/07/30
  • メディア: 大型本



タイトルの通り、数字がたくさんでてきます。
数字でものを数えたり、温度を測ったり、働く数字がつぎつぎと登場です。
五味太郎とういえば突拍子もない展開が良くありますが、今回はとてもまじめな絵本です。

幼児に数字を教えたいひとのために!
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【書評】マーク・ジョンソン、キャスリーン・ギャラガー『10億分の1を乗りこえた少年と科学者たち』 [書評]

世界初のパーソナルゲノム医療を実現したチームのノンフィクションです。


10億分の1を乗りこえた少年と科学者たち――世界初のパーソナルゲノム医療はこうして実現した

10億分の1を乗りこえた少年と科学者たち――世界初のパーソナルゲノム医療はこうして実現した

  • 作者: マーク・ジョンソン
  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 2018/11/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



2004年のころです。原因不明の難病に冒された少年が病院で診察を受けました。
医者がよってたかって調べ、既存のあらゆる治療を試みますが、少年の身体に巣くうドラゴンは現代医療を跳ね返していきます。
最後に頼ったのは、まだ生まれたばかりの技術、DNA解析でした。
ここまでに至るには様々な葛藤があり、また資金、技術的課題、さらには倫理面でのルールが未整備とあらゆる難問がのしかかってきました。
それを医者たちが乗り越えて、DNA解析にこぎつけ、ついに原因がはっきりします。
それは32億もあるDNA対のただ1箇所のエラーです。このエラーが生物学的に致命的な箇所だったので、少年は何年も苦しみ続けたのです。

これは現実の話でありながら、まるで近未来SFのような話です。
いまはDNA解析はかなりありふれた話になりつつありますが、開拓者たちの苦労はなみたいていのものではありません。
さらには弟の病気のために精神的に追い詰められ、散り散りになっていく家族、その再生も描かれています。

すばらしいノンフィクションだと思います。
文句なしのオススメ本です!
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第5期叡王戦第9局(永瀬拓矢叡王VS豊島将之竜王) [将棋]

3勝3敗2分のタイで迎えた決着局です

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/eiou/

叡王戦は七番勝負ですが、持将棋が2回あっためついに第9局に突入です。
空前絶後の激闘となったため、特別ルールが制定されました。
・千日手は成立時刻にかかわらず原則として即日指しなおし
・持将棋も成立時刻に関わらず、原則として即日次局を行う。
・第9局の先後は振りごまで決定。
・第9局の持ち時間は、後手番が3、5、6時間より選択
将棋界は伝統的に詰めが甘く、複雑な事案が発生したらその場で考えるところがあります。
今後、他の棋戦でも持将棋や千日手が続くような事案が発生したら、おそらく叡王戦の規定が前例となり裁定されるのでしょう。
こういう想定の甘さは、棋士が運営する弱さだと思います。
さあ史上初の第9局です。この歴史にのこる激闘の最後の勝者はどちらになるでしょうか!

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/eiou/kifu/5/eiou202009210101.html

ということで将棋です。
先手は豊島竜王。スラスラと角換わりに進みますが、お互いにクラシカルな5二金型を採用します。
いまとなっては珍しく、斬新な思いがします。
そこから豊島竜王は金を寄せて玉を固め、永瀬叡王は金を開いて通常形に戻してから銀2枚を並べ、先攻します。
豊島竜王は59手目にガツンと銀をぶつける強手を放ちますが、ここからの数手が勝負所だったようです。
永瀬叡王は早逃げしますが、すかさず2三に歩を垂らされて、局面としては互角でも後手が勝ちにくい形かと思います。
感想戦で変わる手も検討されましたが、なかなか難しいようです。
永瀬叡王もあえてと金の効きのあるマスに銀を引くなど鬼手を放ちますが、冷静に対処さえれて依然と豊島竜王優勢です。
74手目に6七歩と金の頭を叩いて打診する勝負手があったようですが、これを逃してからは完全に先手ペースとなります。
111手まで豊島竜王が勝ち、史上初の第9戦までもつれ込んだタイトル戦となりましたが、これで4勝3敗2持で豊島竜王の奪取となりました。
永瀬前叡王は王座の1冠に後退し、豊島竜王は2冠に復帰しました。

豊島叡王おめでとうございます!

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