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【公募情報】第20回湯河原文学賞 [公募情報]

文学に愛された町、湯河原の文学賞です。

〔主催者HP〕
https://www.town.yugawara.kanagawa.jp/kyoiku/bungaku/p02792.html

有名な温泉地だけあり、湯河原を訪れた文豪は数多くいます。
夏目漱石、島崎藤村、芥川龍之介、谷崎潤一郎など並べるだけで近代日本文学史ができあがるほどです。
そうした湯河原町が毎年募集しているのが湯河原文学賞です。
純文学に限らず、テーマ・時代はなんでもOKです。
制限枚数も原稿用紙40枚~80枚と応募しやすい枚数だと思います。
応募締め切りは令和2年11月16日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:短編小説
テーマ :不問(湯河原を題材とした作品大歓迎)
最優秀賞:50万円
制限枚数:原稿用紙換算40枚~80枚
応募締切:令和2年11月16日
応募方法:郵送
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第33期竜王戦挑戦者決定3番勝負第3局(羽生善治九段VS丸山忠久九段) [将棋]

1勝1敗で迎えた決着局です。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/ryuou/

40代後半になるとどうしても勝率は落ちてきます。この年齢で通算勝率を超える年度成績を上げるのは半端なことではありません。
丸山九段は通算勝率が6割3分と高い棋士のひとりです。
もちろんこの勝率を上回ることは非常に困難で、2017年度はは勝率4割4分と苦しみました。
徐々に落ちていくのが普通ですが、2019年は勝率7割をたたき出し、この年齢で通算勝率を上げてきました。
順位戦で9勝1敗と荒稼ぎしたのが大きかったです。
今年度はB級1組に上がったこともあり苦戦していますが、それでも勝率5割をキープしています。超強力な同世代の棋士たちがいなかったら、もっとタイトルを取っていたでしょう。
しかし、強すぎるライバルたちがいたからこそ、いまも最前線で戦い続けられているのかもしれません。
丸山九段と羽生九段は同年齢であり、対戦数も多く、ライバルといってもいいと思います。
さあ久しぶりの番勝負、第3局の結果はどうなったでしょうか!

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/33/ryuou202009190101.html

先手になったのは羽生九段。となれば後手番の丸山九段の作戦は一手損です。
羽生九段はポナンザ囲いから棒銀を選択しますが、序盤でより多くの時間を使ったのは丸山九段でした。
丸山九段はこの戦型のスペシャリストなので、むしろ序盤はサクサク進めなければなりません。
時間の使い方からみて、事前の予想が外れたのかもしれません。
局面が大きく動いたのは、丸山九段の放った遠見の角です。この角に丸山九段は命運をかけますが、ふんわりとした5六歩から4七銀とがっちり受けられて、先手ペースになります。
そこからは羽生九段の好調な攻めが続き、後手の飛車を殺して盤石の構えになります。
優勢になってからは手堅い指し回しに終始した羽生九段が99手まで勝ち切り、これで2勝1敗で竜王挑戦を決めました。

タイトル通算100期のかかる竜王戦七番勝負は、10月9、10日に東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で開幕です!

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第79期順位戦展望【B級1組・前半戦】 [将棋]

永瀬拓矢二冠と郷田真隆九段が5連勝と快走です。

〔対戦表〕
https://www.shogi.or.jp/match/junni/2020/79b1/index.html

他のクラスと異なり、昇級枠は2つです。
本命の二冠の永瀬拓矢が5連勝とトップを走ります。千田翔太七段を下したのも大きく、まだまだ油断はできませんがA級がぐっと近づいてきた印象です。
郷田真隆九段も5連勝と、久しぶりのA級復帰が見える位置にいます。50歳でA級に昇級となれば快挙ですが、次戦の永瀬二冠との無敗対決が大きな山場です。
独創的な将棋でファンの多い山崎隆之八段も4連勝と好スタートです。前期のギリギリ残留からA級を勝ち取ったら奇跡で山崎ファンは歓喜だと思いますが、まだまだ先は長いです。
前期までA級で、王座挑戦中の久保利明九段は2勝3敗と苦しくなりました。
残留争いは1勝で5人が並ぶ混戦模様。2勝も4人いて、まだまだ、だれが危ないのかまったく分かりません。
木村前王位が1勝3敗と負けが込んでいるのが心配です。木村前王位の飲み友達で、3位の行方尚史九段も1勝3敗と苦戦です。
「鬼の住処」と言われているだけあって、誰が落ちても、誰が昇級してもおかしくないクラスだと思います。
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第79期順位戦展望【C級2組・前半戦】 [将棋]

大橋貴洸六段が4連勝です。

〔対戦表〕
https://www.shogi.or.jp/match/junni/2020/79c2/index.html

各棋戦からの活躍からして、C級2組では場違いな気がする大橋貴洸六段が4連勝とトップを走ります。
佐々木大地五段、本田奎五段も3連勝していましたが、4戦目で敗れて3勝1敗と一歩後退です。
また黒田尭之四段、伊藤真吾五段も4連勝です。
新四段の服部慎一郎四段も4連勝しています。この先上位陣との対戦がないため一期抜けの可能性もあります。
前期、フリークラスに転出した棋士が少なかったため、降級点2点持ちが多数います。
四回戦が終わった時点で、フリークラス圏内に入っている棋士が5人もいます。
4連敗のギタシンこと佐藤慎一五段が厳しい情勢。最終局でトップを走る大橋六段との対戦があるのもマイナスポイントです。村田智弘七段と大平武洋六段も4連敗と苦戦中。
大ベテランの田中寅彦九段、福崎文吾九段はそれぞれ1勝ちを挙げてほっと一息ですが、田中九段は順位が悪いためまだまだ降級点圏内です。
意外なところでは堀口一史座七段が2勝目を挙げています。
体調不良もありほとんど時間を使わずに負けることの多いシーザーこと堀口七段ですが、少し体調が戻ってきたのかもしれません。
これからの奮闘に期待したいと思います!
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【公募情報】第29回やまなし文学賞 [公募情報]

もう29回になりました。

〔主催者HP〕
https://www.bungakukan.pref.yamanashi.jp/prize/

地方文学賞は数多くありますが、近年は終了するところも目立ってきました。
文学賞の世界も淘汰がありますが、1992年創設ですからバブルの余波があった時代に創設され、平成から令和に移っても続いているのですから立派だと思います。
賞金も100万円と高額で、制限枚数は80枚~120枚と珍しい中編の賞であることも注目ポイントです。
応募締切は令和2年11月30日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:中編小説
テーマ :不問
やまなし文学賞:100万円
制限枚数:原稿用紙換算80枚~120枚
応募締切:令和2年11月30日
応募方法:郵送
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【公募情報】「だから言葉」大募集 [公募情報]

坊ちゃん文学賞を主催する松山市の募集です。

〔主催者HP〕
https://kotobanochikara.camps.jp/

坊ちゃん文学賞はショートショートですが、こちらはさらに短い30文字以内です。
テーマは「想」ですが、これを30文字でどう表現するのか。
短歌が5・7・5・7・7の31文字ですから、短歌より短くする必要があります。
主催者HPに「家族や大切な人へのことば、世の中に伝えたいことば、そのほか、思い出に残っていることば、大好きなことば、元気になれることば、など」とあるので、ここから想像を広げるしかないかもしれません。
応募締切は令和2年10月31日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:短文
テーマ :「想」
大  賞:10万円
制限文字数:30文字以内
応募締切:令和2年10月31日
応募方法:インターネット、はがき、FAX

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【公募情報】第8回税に関する川柳募集 [公募情報]

同様の公募は他にもありますが、こちらは板橋法人会の主催です。

〔主催者HP〕
http://www.itabashi-houjinkai.or.jp/taxsenryu/index.html

第8回ですから、まだまだ始まったばかりです。
大賞にあたる主催団体賞が4つあり、それぞれ3万円の賞金が贈られます。
そういう意味で、大賞受賞確率は4倍といえるかもしれません。
前回受賞作品を読むと、真面目な句がならんでいます。
ユーモア系で勝負しても撃沈する可能性が高そうなので、注意してください。
応募締切は令和2年11月1日です!
<募集要項抜粋>
募集内容:川柳
テーマ :税
金  賞:JCBプレモカード3万円分
応募締切:令和2年11月1日
応募方法:インターネット

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第10期リコー杯女流王座戦挑戦者決定戦(里見女流四冠VS伊藤沙恵女流三段) [将棋]

実力者が順当に勝ち上がってきました。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/

女流王座戦は今期で10回目ですが、うち4回を加藤桃子が、4回を里見香奈が獲得しています。
二人の牙城だったタイトル戦に、前期でようやく西山朋佳が風穴をあけた格好です。
里見女流四冠は奪回を、伊藤女流三段は初タイトルを目指す戦いとなります。
里見女流四冠と伊藤女流三段との対戦はほとんどがタイトル戦で、トーナメント戦であたったのは過去4回しかありません。
その結果は、2勝2敗の五分です。
番勝負になると分が悪いですが、一発勝負ならまったくの五分です。
実績、過去対戦成績とも離されていますが、トーナメント戦という意味では、伊藤女流三段にも十分に勝機があると思います。
さあ、伊藤女流三段は大事な決勝で白星を手にすることができるでしょうか!

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/10/joryu_ouza202009140101.html

ということで将棋です。
先手を引いたのは里見女流四冠。
序盤はお互いに腹のうちの探り合いのようになり、結局、後手伊藤沙女流三段の中飛車に里見女流四冠が居飛車という棋風からすると逆の対抗形となりました。
序盤は中央を制圧した伊藤女流三段が作戦勝ちのようにみえましたが、ここから実利に変えていくのが難しい将棋だったと思います。
62手目に伊藤沙女流三段は桂馬を端に跳ねて戦いに入りますが、逆に4六歩から先手に捌かれ、目標としていた角に4五と飛び出されては先手が一本取った形です。
苦しくなった伊藤沙女流三段も端から嫌味をつけますが、里見女流四冠は端を無視して踏み込みます。
評価値をみるとこのあたりで一瞬だけ互角に戻りますが、3九飛車打ちに合駒を使わずに6八玉と強く上がったのが勝因となりました。
いかにも詰みそうな玉でしたがギリギリ耐えており、逃げ切った里見女流四冠が135手まで勝利し、西山女流王座への挑戦権を獲得しました。

五番勝負第1局は10月28日にホテル椿山荘で行われます!
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【将棋】第42期霧島酒造杯女流王将戦挑戦者決定戦(里見香奈女流四冠VS室谷由紀女流三段) [将棋]

女流名人戦の再戦となりました。

〔中継サイト〕
http://www.igoshogi.net/shogi/Loushou_info/

女流棋界でもっとも伝統のあるタイトル戦は女流名人戦ですが、2番目はこの女流王将戦です。
ただ、いろいろと紆余曲折があり、テレビ棋戦となっています。
室谷女流三段は、里見女流四冠相手に、女流名人戦では3連敗でしたが、女流名人に挑戦したこと自体が好調の証であり、女流王将戦でも準決勝で伊藤沙恵女流三段を破るなど地力がついてきた様子がうかがえます。
さあ女流名人戦に続くタイトル挑戦はなるでしょうか!

〔棋譜〕
http://www.igoshogi.net/shogi/Loushou/kifu.html?kifu=L42K0401

ということで将棋です。
振り飛車党の両者ですが、相振り飛車となり、いきなり乱戦模様になります。
お互いに角を手持ちにして、バランスのとり方が難しい将棋となります。
先手の里見女流四冠は端攻めをしますが、室谷女流三段はうまく右玉風にいなして、いつしか桂馬得となります。
室谷女流三段は得した桂馬を使って里見陣に襲い掛かり、次々と攻めが急所に刺さります。
最後に里見女流四冠は飛車を切り飛ばして即詰みを狙いますが、あと1枚足りませんでした。
室谷女流三段は154手まで難敵を倒し、初の女流王将戦挑戦を決めました。

相手は女性最強といっても良い西山女流王将ですが、室谷女流三段の頑張りに期待したいです!
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創作状況【9月中旬】 [ぼくの公募状況]

昼間はまるで真夏のような暑さですねえ。

【サイトーメルマガ第156回の内容紹介】
◆公募分析 第16回坊ちゃん文学賞
◆TO-BE小説工房に挑戦中(第65回)
◆公募情報数点
 次回発行は10月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
 http://www.arasuji.com/saitomagazine.html

【ショートショートガーデン】
今週からは受講生のアイデアを元にした作品をUPします。
3週連続の予定で、まずは第1弾です。

〔笑いで世界を救う〕
https://short-short.garden/S-uCTjNt

【TO-BE小説工房】
来月のテーマは「ラベル」ですか。おいおい考えます。

【SSスタジアム】
発表は9月17日なので、結果及び次回のテーマ待ち。

【星新一賞】
投稿は終えたので反省の時間。
本格的なSFは苦手でショートショート系のライトなSFばかり書いてきたが、今年は少し本格側に寄せてみた。だが、どうだろう。成功しているのかどうかはさっぱり分からない。
で、来年用の作品はできていて、またライトSFです。
再来年は本格側を書いてみようかなあとか、いろいろ考えよう。

【創元SF短編賞】
今週からSFの本を読み始めます。
作品はぴこ山ぴこ蔵さんの『どんでんモンスター』活用して作ろうと決めています。
ちなみに『どんでんモンスター』のアドレスはこちら
 ↓  ↓  ↓  ↓
https://ddms.arasuji.com/

【北区内田康夫ミステリー文学賞】
急激に忙しくなり、ゆっくりリライトする時間がなくなってしまった。
たぶん11月の小説推理新人賞に回します。
どうも最後の最後でつじつまが綺麗に繋がらない。
書く前に悩めよと言われそうですが。

【坊ちゃん文学賞】
3番目に投稿した作品は最後に仕掛けとして1行を追加している。
だが、あまりにもさり気なさ過ぎで、だれも気が付かない恐れがある。
もうちょっと目立たせればよかったかなあと反省です。
そのうちメルマガのネタにでもしよう。結果がでるときまで覚えていただが。

【福島正実SF童話賞】
そのうちブラッシュアップします。たぶん……。

【ゆきのまち幻想文学賞】
3年分ぐらいストックがあるので、冬まで放置。
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