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【書評】クライブ・フィンレイソン『そして最後にヒトが残った』 [書評]

なぜ人類が残り、なぜネアンデルタール人が絶滅したのかを語ります。


そして最後にヒトが残った―ネアンデルタール人と私たちの50万年史

そして最後にヒトが残った―ネアンデルタール人と私たちの50万年史

  • 作者: クライブ・フィンレイソン
  • 出版社/メーカー: 白揚社
  • 発売日: 2013/11/09
  • メディア: 単行本



著者の結論をまとめると「たまたまよい場所に人類がいた」ということになると思います。
様々な環境変化があり、様々な人類が誕生してきたが、たまたたま現世人類にとって克服可能な環境であったとなります。
現世人類の特徴は省エネです。体つきは小さく細くなり、それに伴い脳もネアンデルタール人より小さいです。
節約したエネルギーが、氷河期において大地を動き回り、獲物を追いかける生活に適していたようです。
いろいとろ考えさせられる本だと思います。

人類の歩みを知りたいひとのために!
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