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【映画】アンダーワールド5/ブラッド・ウォーズ [映画評]

シリーズ5作目で、ようやく狼男一族と吸血鬼一族との戦いが終結します。


アンダーワールド ブラッド・ウォーズ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2018/07/04
  • メディア: Blu-ray



主人公のセリーンは、いままで吸血鬼一族の長老を2人も殺し、狼男一族の男と恋仲になったことで、吸血鬼一族から追放されています。
狼男一族からも、ハイブリッドである娘の居場所を探すために追われています。
吸血鬼一族は狼男一族の来襲が近いことを察して、戦士として有能なセリーンを呼び戻します。
ところが吸血鬼一族内の権力闘争に巻き込まれ、セリーンは捕らわれ、血を抜かれます。
危機一髪のところでデヴィットに助けられ、北方にすむ一族に助けを求めます。
ところが、セリーンの行く先々で狼男一族に襲われます。
湖の氷の下に逃れるセリーン。
狼男一族は、ついに吸血鬼一族の本拠地に乗り込みます。

とまあ、こんな感じ。
狼男一族と吸血鬼一族との戦いだけど、基本的には銃器なので、ファンタジー的要素はあまりありません。
戦争物と一緒です。
吸血鬼らしいところは血を吸うと記憶や力を獲得できることと、太陽光に弱いというぐらいでしょうか。
ちなみにセリーンとデヴィッドは平気です。
アクションが主体ですが、敵ボスのやられ方が、いきなり背中に手を突っ込まれて中途半端に背骨を取られるというのはどうなんでしょうか。
いままで肉体的に圧倒していたのに、なんか、唐突感があります。そもそも弾丸も通さない強靭な皮膚なのに。
セリーンが裏切ったと疑惑をかけられるシーンがありますが、これ、少し調べれば真相は分るでしょう。ちょっと強引かな、という気がします。
セリーンの血を吸い取った元老院も、特別に強くなった雰囲気もなく最初のバトルでやられます。
せめて、もっと、暴れさせないと。
デヴィッドを演じたテオ・ジェームスのアクションは見事です。wikiだとアクション俳優というわけではなさそうですね。もったいないです。
製作費は前作の半分の35百万ドルで、興行成績が90百万ドルなので黒字だと思います。

シリーズものを完走したいひとのために!
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