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【映画】トゥームレイダー [映画評]

同名ゲームをアンジェリーナ・ジョリーの主演で映画化です。


トゥームレイダー (初回限定版) [DVD]

トゥームレイダー (初回限定版) [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2002/03/22
  • メディア: DVD



主人公はララ・クロフト。大富豪の娘で、一流のトレジャーハンター。武術の達人。
父は幼いころ、探検中に行方不明になっています。
そのララクロフトが隠れ部屋から時計を発見しま。
この時計に秘密の力を持つ道具が隠されており、この道具と2つに割れたトライアングルのかけらを両方合わせると、時を自由にできる力を持つことができます。
この道具が効果を発揮するのは、5000年に一度の惑星直列のとき。
この力を求めて、イルミナティのパウエル一味が活動をしています。
ララクロフトはエジプトやロシアに飛び、パウエル一味と争い、ときには協力しながらトライアングルのかけらを探し求めます。
という感じのストーリーです。
基本的な構造としては、定番アクションものです。
最初にララクロフトと機械の戦闘シーンがあり、これは実はテストなのですが、ここでララクロフトの超人的な能力が示されます。
それからのストーリーは、基本的にはいかにアンジェリーナ・ジョリーのアクションを魅せるかに費やされています。
天井からゴムでぶら下がるクロフト。代名詞である二丁拳銃をぶっぱなすクロフト。犬ぞりを走らせるクロフト。ガンを捨ててこぶしでの一対一の勝負。
次から次へとアクションをぶち込み、アンジェリーナジョリーを休ませません。
サブストーリーとして、死んだ父との再会、敵になったり味方になったりする恋人(ダニエル・クレイグ)の救出、などがありますが、物語の主題ではありません。
タイムリミットとして惑星直列の時間がありますが、これはあまり効いていないかな。
この手の冒険活劇は、主人公が何度も危機に陥り、さらに何度か失敗(間違った答えにひっかかる)するものですが、そうしたドキドキシーンがあまりなく、ひたすらアクションに終始している感じです。
製作費1億1500万ドルとかなりの大金をつぎ込み、興行収入2億7千万ドルですから、感覚としてトントンぐらいでしょうか。
原作となるゲームを知らないのでなんとも言い難いのですが、ゲームのファンのための映画なのかもしれません。

アンジェリーナ・ジョリーのファンのために!

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