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【公募情報】第2回令和相聞歌 [公募情報]

平成時代に12回開催されたので、実質的には14回目です。

〔主催者HP〕
https://www.reiwasoumonka.com/

「相聞歌」とは万葉時代の恋歌のことです。
だから募集は短歌かと思いきや、80文字以内という制限があるだけで、決まりはありません。
ただ、受賞作をみると、5・7・7、5・7・5・7・7が多いです。
80文字以内なので、連歌でも可能ですが、さすがにチャレンジャーはいないようです。
わずかですが5・7にこだわらない作品も見られます。
応募締切は令和2年11月11日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:短文
テーマ :恋
最優秀賞:10万円
応募締切:令和2年11月11日
応募方法:メール?

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第79期順位戦展望【B級2組・前半戦】 [将棋]

藤井聡太二冠が順当に4連勝です。

〔対戦表〕
https://www.shogi.or.jp/match/junni/2020/79b2/index.html

藤井聡太棋聖は順当に4連勝です。
初戦の佐々木勇気七段戦がカギだと思っていましたが、終盤に突き放して見事な勝利です。
今期の調子から見て、昇級する可能性はかなり高いと思います。
前期は昇級目前までいきながら、まさかの連敗で涙をのんだ横山泰明七段ですが、今期も3連勝と好調をキープです。
順位が良く昇級枠も増えたため、今期こそはの思いがあると思います。もう39歳で今期中に40歳を向かえます。チャンスはつかみ取って欲しいです。
意外といっては失礼かもしれませんが、中田宏樹八段も4連勝です。
少し前までB級1組で奮闘していた野月浩貴八段が1勝3敗、元王座の中村太地七段も2勝2敗と奮いません。谷川浩司九段も1勝3敗ですが、前半戦のあたりが厳しかったので、後半戦の巻き返しを期待したいです。
A級やB級1組から落ちてきたベテランが、ここで踏ん張れるかどうかで現役年数に大きな違いがでてくるような気がします。
そういう意味で元A級の56歳の井上慶太九段が2勝2敗、元B級1組で57歳の中村修九段が3勝1敗と今期もまずますの出だしなので、もしかすると将来的にはこの2人が最年長棋士になる可能性が高いと思っています。
ベテランの粘りにも注目です!

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第68期王座戦第2局(永瀬拓矢王座VS久保利明九段) [将棋]

永瀬王座の先勝で迎えた第2局です。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/ouza/

永瀬王座は努力のひとです。
同じく努力の虫だった元読売巨人軍の桑田真澄投手は、「努力できることも才能のひとつ」という主旨のことを話したことがあるそうです。
永瀬王座は才能のきらめきや一瞬の切れ味で勝負する将棋ではなく、千日手や持将棋をいとわず、ひたすた我慢して小さな有利を積み重ねて、勝利に近づいていきます。
叡王戦では2度の持将棋に千日手1回という珍事が起き、千日手のことをネット上では”NAGASE成立”とネタとして書かれていたりします。
千日手が代名詞になる棋士は、永瀬王座が始めてかもしれません。
さあ努力の虫の永瀬王座は、タイトル防衛に近づく勝利を挙げることができるでしょうか!

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/ouza/kifu/68/ouza202009090101.html

先手の久保九段は中飛車を採用します。
対する後手の永瀬王座は穴熊を採用せず、金を縦に並べる珍しい形を取ります。
中央を厚くする構えです。
戦いは七筋から起こりました。
久保九段は馬を作ることに成功しますが、永瀬王座もと金を作ります。
ここまでは互角ですが、ここからの久保九段の差し回しが見事でした。
まずは筋とばかりに五筋の歩を付き、と金を桂馬でむしり取ると、その歩で金をへき地へと追いやります。
優勢となった久保九段は少ない攻め駒を最大限に活用して攻めをつなげ、そのまま押し切りました。

これで1勝1敗の五分です。
第3局は、9月24日に宮城・仙台ロイヤルパークホテルで行われます!

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第79期順位戦展望【C級1組・前半戦】 [将棋]

ベテランが奮闘中です。

〔対戦表〕
https://www.shogi.or.jp/match/junni/2020/79c1/index.html

昇級候補といえば若手が定番ですが、60歳の高橋道雄九段が3連勝、54歳の日浦市郎八段が4連勝と気を吐いています。さらには56歳の平藤眞吾七段も3勝1敗と勝星を先攻させています。
さすがにこのまま走り切れるとは思いませんが、ベテランの奮闘は他のベテラン勢にも良い刺激を与えてくれると思います。
若手有望株では増田康宏六段が4連勝です。順位も良いためB級2組が見えてきました。中堅の高崎一生六段も4連勝、さらにはアベマTVトーナメントでチーム渡辺の一員として参加し、決勝進出の立役者となった石井健太郎六段も3連勝です。
竜王戦1組で準優勝するなど振り飛車党として活躍してる佐藤和俊七段ですが、いつも順位戦ではふるわずに1勝3敗と今期も厳しいスタートです。三枚堂達也七段も1勝3敗と星が伸びません。C級1組でとどまる才能とは思えないのですが。
現役2位の年長者であり、順位戦参加者では最高齢の青野照市九段は4連敗となってしまいました。
順位的に3勝でも降級の可能性が高いので、どこで星を拾えるかです。
健筆家でyahooニュースでもよく名前を見受けられまし、将棋界の生き字引として、まだまだ頑張ってほしいです。
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【公募情報】第5回タニタ健康川柳コンテスト [公募情報]

健康第一で10万円です。

〔主催者HP〕
https://www.ichance.jp/cp/tanita_healthmeter60th1/

主催者HPに過去受賞作品が公開されていますが、基本的にユーモア系です。
「痩せたわね 昔は自慢 いま不安」といった句が前回の銀賞に選ばれているように、
ブラックジョークもOKです。
なかなか面白い句が並んでいますので、ぜひとも主催者HPをのぞいてみてください。
応募締切へ令和2年10月20日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:川柳
テーマ :健康
金  賞:JCBギフトカード10万円分
応募締切:令和2年10月20日
応募方法:インターネット
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創作状況【9月上旬】 [ぼくの公募状況]

安倍総理の退任にはびっくりです。

【サイトーメルマガ第156回の内容紹介】
◆公募分析 第16回坊ちゃん文学賞
◆TO-BE小説工房に挑戦中(第65回)
◆公募情報数点
 次回発行は10月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
 http://www.arasuji.com/saitomagazine.html

【ショートショートガーデン】
空想競技コンテストは、八川克也さんの意見を参考に、以下の3作品を応募しました。

 『未来空想コンテスト』
  https://short-short.garden/S-uCTjev

 『星空を見上げて』
  https://short-short.garden/S-uCTjiu

 『空想動物競技』
https://short-short.garden/S-uCTjps

まだボツ作品が残っているのでショートショートガーデンにUPしました。
これで最後です。

〔いい禅〕
https://short-short.garden/S-uCTjGk


【TO-BE小説工房】
来月のテーマ待ちです。はい。

【SSスタジアム】
発表は9月17日のようです。結果及び次回のテーマ待ち。

【星新一賞】
200文字であらすじを書くのは非常に難しい。
が、エイヤでバサバサ切り落として何度も書き直す。
1時間以上もかけて、199文字程度にまとめる。
投稿直前に脱字をみつける。あぶないあぶない。
最後に1文字足して投稿。

【創元SF短編賞】
ぴこ山ぴこ蔵さんの『どんでんモンスター』活用して作ろうと決めている。
が、もととなるアイデアがなかなかまとまらない。
ちなみに『どんでんモンスター』のアドレスはこちら
 ↓  ↓  ↓  ↓
https://ddms.arasuji.com/

【北区内田康夫ミステリー文学賞】
なかなか時系列の整理が難しい。時間がかかるようなら小説推理新人賞にするかも。

【坊ちゃん文学賞】
まずは2個投稿した。縦書き横書き等の体裁は自由なので、いつも書いているときのスタイルである横書きで応募する。
最後まで推敲するのが僕のスタイルというより、応募しないと細かいところまで気になってしかたがないというか。
残り2個もさらに推敲して、これも続けて応募です。
合計4個ということで、また再来年にむけて考えます。


【福島正実SF童話賞】
そのうちブラッシュアップします。たぶん……。

【ゆきのまち幻想文学賞】
3年分ぐらいストックがあるので、冬まで放置。

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第5期叡王戦第8局(永瀬拓矢叡王VS豊島将之竜王) [将棋]

第2局が持将棋のため、第8局に突入です。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/eiou/

昨年の名人戦で、1日目の午後の千日手が成立したことがりました。そのときは規定が再確認され、15持以降だったので翌日に1日制での対局となりました。
千日手、持将棋とも指しなおしですが、千日手は対局にカウントせず、持将棋はタイトル戦に限り引き分け扱い(つまり1局としてカウント)と微妙に異なります。
タイトル戦で持将棋は珍しいです。叡王戦第2局で持将棋が成立したあと、改めて両対局者に規定が説明されました。
どうも終局時間によって扱いが異なるようです。
21持30分前に成立すれば、当日中の指しなおし。これ以降なら後日です。
もっとも両対局者が希望すれば30分休憩の後で同日指しなおしも可能とのことですが、お互いに疲れ切ったのか希望せず、規定通りの指しなおしとなりました。
第1局の千日手に続いて、第2局も持将棋とすでに4局目です。
中原名人と加藤一二三九段の間で争われた伝説の名人戦10番勝負を彷彿とさせます。
さあ、非常にまれな七番勝負第8局は、どちらの棋士に軍配があがるでしょうか!

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/eiou/kifu/5/eiou202009060101.html

先手は豊島竜王。スラスラと角換わりに進みますが、なんと豊島竜王は4五桂速攻を選択します。
持ち時間の短いアマチュア向けのような作戦ですが15局の前例があり、TOP棋士である佐藤天彦九段もNHK杯で採用して勝利を収めています。
一見すると無理攻めですが、1筋の突き合いが入っているのが大きく、仕掛けは成立しているようです。
豊島竜王は1筋の歩を突き捨てて、35手目に1三歩とたらします。
この歩が取りにくかった永瀬叡王は2六角とひねった受けを出します。
まだ序盤ですが、ここから豊島竜王が優勢になったようです。
永瀬叡王も局面を複雑化するべく8八歩と打ち込みます。
普通にこの歩を払っても優勢かと思いますが、豊島竜王は放置して一気に決めに行きます。
永瀬叡王に粘る余地を与えないまま、75手まで勝ち切り、これで3勝3敗2分と追いつき決着は最終局に持ち越されました。

第9局は9月21日(月・祝)、東京・将棋会館で行われます!

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【公募情報】第43回小説推理新人賞 [公募情報]

推理作家を多数輩出してきた伝統ある賞です。

〔主催者HP〕
https://www.futabasha.co.jp/news/suiri_award/index.html

大倉祟裕、湊かなえなど人気推理作家を輩出してきた賞ですが、大沢在昌、本多孝好など推理以外の分野で活躍する作家も生み出しています。
そういう意味で、幅の広い賞だと思います。
制限枚数は80枚以内ですが、前回の応募総数は321編と枚数にしては少なめで、そういう意味でねらい目といえるかもしれません。
最近はプロを受け入れている賞もありますが、本賞は新人に限っていることに注意してください。
応募締切は令和2年11月30日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:短編小説
テーマ :広義の推理小説
最優秀賞:100万円
制限枚数:原稿用紙換算80枚以内
応募締切:令和2年11月30日
応募方法:郵送
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最近の日常【令和2年9月上旬】 [書評]

〔安倍総理退陣〕
持病の悪化を理由として、安倍総理が退陣表明をした。
病気で身を引かざるを得ないことは、とても残念なことだと思う。
もちろん任期中に実施された政策についての意見は様々ですが、最終的には歴史が判断してくれると思っています。全国的な大反対を受けた日米安保条約が、いまとなっては日本の財産になっているように。
それにしても、この8年で世の中の意識は変わりつつあると感じています。
言い方は悪いですが空想的な平和主義は後退し、よりリアルに国際関係を見る国民が増えてきたと思います。
日本があの悲惨な敗戦の憂き目にあったのは、外交下手と国際情勢を見誤ったことが原因のひとつだと思います。
米ソ冷戦は米国側について勝ち抜きました。
米中冷戦はどうなるのか。
次の総理がだれになるにしろ、国際情勢を見誤らないひとを期待したいと思っています。

〔味の素最強説〕
いままで味の素を避けてきた。
深い理由はないが、他の調味料と比べると高いので、代替品を使用してきた。
ですが、ラーメンの作り方動画を見ると、味の素を使っている人が多い。
やはり味の素かあと思って、さっそく購入。
少し入れて味噌ラーメンを作ったところ、うーん、やっぱりうまい。
これが、味の素の力なのか。
巨人に駆逐される人類なみに脱帽です。
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第68期王座戦第1局(永瀬拓矢王座VS久保利明九段) [将棋]

永瀬王座は、叡王戦と並行しての防衛戦になります。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/ouza/

久保利明九段は13年ぶり2度目の王座挑戦です。
当時の王座は絶対王者として君臨していた羽生王座で、1勝3敗で退けられています。
13年ぶりに挑戦というのは非常に珍しい記録だと思います。
タイトル戦に登場する棋士は当然のことながら強いので、13年と開かずに挑戦するパターンが多いからです。
時代のトップになれなくれも、一流のボジションに長年踏みとどまっている証拠だと思います。
久保利明九段はいままでタイトル7期ですが、棋王3期と持ち時間の短い棋戦への対応力は高いと思います。
既にベテランの域に達していますが、超早指しのAbemaTVトーナメントでも、豊島竜王名人を撃破するなど、瞬発力の強さを見せつけました。
さあ、久保九段は13年越しの王座獲得に向けて、幸先の良い1勝を挙げることができるでしょうか!

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/ouza/kifu/68/ouza202009030101.html

ということで将棋です。
先手番になったのは永瀬王座です。
戦型はもちろん対抗形で、久保九段がノーマル四間飛車に銀冠、永瀬王座が居飛車穴熊です。
序盤はお互いに手待ちをするジリジリとした展開です。
永瀬王座は金を前に出して中央から戦いが起こります。捌きは互角だったと思いますが、先手玉は金銀を埋めて4枚の囲いに対して久保九段は金銀2枚と固さに差があり、実戦的には先手ペースだったと思います。
久保九段は金を打って囲いの再生を図りますが、歩の手筋で攻められ、かえって差がついてしまったような気がします。
終盤は飛車を犠牲に金をむしり取った永瀬王座が、底から後手玉を追い出し、一気に追い詰めます。
上下から攻められた久保九段は粘る手段もなく、先手玉も鉄壁です。
最後まで指し続けますが、178手までまずは永瀬王座が初防衛に向けて先勝を挙げました。

第2局は9月9日京都府京都市「ウェスティン都ホテル京都」で行われます!
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